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モンブラントンネルを通過してイタリアへ

今年の冬はお客様が少ない。。。
普通なら平日は仕事だけど数日お客様がいないので
2月20日(火)にシルヴァンとイタリアへお出かけ。

私の住むムジェーヴの町からイタリアへはモンブラントンネルを通れば1時間強で到着。
これはトンネルの入り口で渋滞がない場合の時間の目安。

以前このトンネルでかなり大きな事故が起きてから安全対策が取られ、
トンネル内は速度が最低50キロから最高70キロと制限されていて
車間距離は150mは取らないといけない。
なので料金所でお金を払っても前の車との必要距離が取れていないとバーが上がらず先へ進めない。

全長11,6kmのトンネルは両側1車線の対面通行。
長〜いトンネルはあまり得意でない私。。。
しかも大型トラックが多く通過するこのトンネル。。。
前後を大型トラックに挟まれることも少なくない。
ちょっと嫌だな〜と思っていたけど車間距離がかなりあるので圧迫感もなく、10分程度でイタリアへ抜けた。

トンネル通行料の料金表を見るとフランスは税金20%、イタリアは22%。
フランスでチケット買った方が2%お得とは知らなかった!
普通に買うと片道54,10€ (1€=160円として8656円)で結構高い。
でも二年間有効の通行チケットは10枚セットで168,80€、20枚セットで236,30€とまとめ買いでかなり安くなる。
この辺りの人は友達や家族で分け合ったりして安くイタリアへ行くのが
定番。


クールマイユールの教会

トンネルを抜けると、ミネラルウォーターで有名なクールマイユールcourmayeurの町。

山の三角と屋根の三角がいい感じに呼応。
朝9時過ぎの街は静か。


朝からジェラート屋さんへ。

イタリアと言えばジェラートに美味しいカフェ。
フランス人もイタリアのカフェは最高だと言う。


可愛いお菓子に惹かれ。。。
シルヴァンはホットチョコレート。

ホットチョコレートはフランスのカフェより安く3€くらいだったと思うけどアンジェリーナもびっくりの濃厚さ!

私はお腹が空いていたわけではないのにこんな素敵なものを見たら食べないわけにはいかず、
朝からピスタチオのジェラートの入ったカンノーリというデザートをエスプレッソといただく。

やっぱり、コーヒー美味しい。
ラヴァッツァのコーヒーなんてフランスでもいろんなところで出してるのに
全然違う。。。
この時点ですでにイタリア最高!!!


まだ時間が早くて種類の少ないジェラートたち。


お店のご主人はボンジョールノと言って迎えてくれたけど、
フランス語堪能。
この辺の人たちは問題なくフランス語を話すらしい。もちろん英語も。
さすが観光地。
助かります。

可愛い三輪発見!
教会と


お向かいのガイド協会の建物
こってりバロックな教会内。
もちろんスキー場も有名。

しかし、2月でこの雪の少なさは、、、かなり厳しい。。。

この辺は石の屋根が特徴。
フランスにもありそうだけどイタリアっぽくて可愛いエピスリー。
適当に通路を進むと


可愛い裏道へ

地図もなくプラプラするのが良い。

次のまちへ行く途中に寄り道。

Morgexモルジェという小さな街。教会は立派!
やっぱりコテコテなバロック洋式。

この街でクールマイユールというミネラルウォーターのボトル詰めがされているらしい。

地元警察の車はフィアットのパンダだった。


町役場の入り口が狭くて可愛かった。

ここから最終目的地のアオストAosteへ。

南仏の田舎町に似てるかも?


2月なのに暖かくて日陰でも外でお茶ができるくらい。

素朴な地元のお父さんたちが日向ぼっこ。
素敵な音色を奏でる空き瓶演奏者
レトロなパン屋さん。
立派なアオストの街広場


赤と黒はアオストの旗。


ポストはシールだらけだけど使われてるもの。ハガキを日本の両親へ投函。


なんとなく素朴で懐かしい感じの店構えが多い。


工具に見えるけど全部チョコレートでできている。

年季の入った扉とバルコニーの手すり。
骨董市にありそうな金物屋さん
イタリアルネッサンスを感じる建物



シルヴァンも私もフランスより安いんじゃない!?と
乾燥ポルチーニ茸を購入!

お店のお姉さんに美味しいピザ屋を聞いてランチへ♪

教えてもらった道はシャッターの閉まったガレージが並ぶ通りで
こんなところにレストランあるのかな〜と言いながら歩いていたら
あった!

お勧めされた店、バタクラン

外はとってもシンプルだけど

中はとってもおしゃれで

若い店員さんたちはみんなフランス語、英語を話してた。

夜は音楽も楽しめるらしい。
イタリアではやっぱりプロセッコ🎵


シルヴァンは生ハムとブッファラのピザ


私はスモークリコッタチーズと地元のソーセージ乗せピザ

11ユーロと12ユーロだったと思う。
フランスより少なくとも5ユーロは安いと思う。
そして想像通りに美味しかった!

食べきれずに少し残してしまったのが残念。。。

にもかかわらず、帰りにジェラートを食べないとだよ!とシルヴァン。
全然お腹が空かなかったけど、別腹ということで
朝寄ったジェラート屋さんへ。

一番大きいカップ、3種類ジェラートが選べて6ユーロ。

最初ピスタチオを選んだものの、
<あ!朝食べたからやっぱりコーヒーにしてください!!!>
と店主に言うと覚えててくれたらしく、
<そうですね〜!>

木苺、コーヒーとイタリアンバニラを選択。

お店の人は感じ良いし、美味しいし、高くないし
フランスで遊ぶよりこっち来た方がいいな!

そしてお肉屋さんでサラミを買ってみた。
ご主人はフランス語を話さなかったので
火を通すのか?豚肉か?とか聞いたけどよく分からず。

適当に買って帰って食べてみたら想像した味と違う。。。
googleで見たら鹿肉だった。
やけに赤いお肉だなと思ったら。。。そう言うわけか。

でも美味しかったから満足🎵

雪が完全になくなったら自分で運転してイタリア遠征しなければ。
次はトリノまで車で行きたい!

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