昆虫大好き男子のためのパリ音楽博物館
パリの端っこのアパートのすぐ近くに、La Villette という、コンサートホール、劇場、サーカステント、展示ギャラリー、美術館などが集まった広大な公園がある。
ここに、前にも記事で書いた、Cité des sciences et de l'industrieやPhilharmonie de Parisフィルーハーモニーもある。
その中のひとつ、近いのに面白そうな企画がこれまでなくて、なかなか行きしぶっていた音楽博物館で、昆虫の展示が始まるというので、昆虫好き男子、Oちゃん連れて行ってみたよ。
そうは言っても、日本で当たり前にいるいろんな昆虫がパリには全然いなく、昆虫熱のピークは過ぎて、かなり下火になってしまっているのは、親としては少し寂しいけど。
あまり乗り気でない子どもたち連れて行った博物館のほうは、古い楽器を使った機械式の昆虫が、常設の楽器の間に点在してた。他の楽器には目もくれず昆虫採集にいそしむOちゃんたち。
機械仕掛けの昆虫たちは、もそもそ動くのがとてもよかった。古い楽器たちのどの部分を使っているんだろう？ってとなりの楽器と比べながら歩いて楽しかった！
それから、この博物館の1番の目玉は、なんといってもテルミン！自由に触って演奏できるのだ。人も少ないし、好きなだけ演奏して遊べる！
もっと小さい子、つーちゃんみたいな2-4歳には、展示を観て回るためのお助けキットを貸し出してくれるよ！パズルや、楽器、ぬいぐるみが入っていて、キットを使って遊ぶ場所が何ヶ所かあり、2人で取り合いながらながら楽しんでた。
この博物館は、普段いつも空いているけど、館内の無料コンサートがあるときは子どもたちでいっぱい！コンサートのときは展示なんて観ないのですぐ帰ってしまうけど、最後の最後にある、現代音楽コーナーでのドラム体験も絶対外せないよ！
