インドで結婚式した人によるレポ①　　～インドにおける結婚式～

こんにちは、とらもでございます。先日もお話しした通り、最近インド人の彼氏と結婚し、インドで結婚式を挙げたのだが、あげるまでに様々なトラブル、価値観の違いにより彼氏（現夫）との衝突やら、まぁインドの結婚式と日本の結婚式は違いすぎて、いろいろとにかく大変であった。（要約すると「大変」）なので今回はインドにおける結婚式に着いて書いていこうと思う。

①結婚式に対する熱量問題　

インド人は結婚式にたくさんのお金をかけて豪勢な結婚式をしたいとおもう人が多い。しかも一日で結婚式は終わらない。日本の結婚式って数時間で終わる。一日もかからない。半日で終わる。インドは半日とかそういうレベルじゃない。一週間近くかかるのである（長すぎ）私たちは主に私の要望により滅茶苦茶巻いて二日半で終わった。ちなみに結婚式と言っても地域差も非常にあるらしく、北の結婚式と南の結婚式ではだいぶ違うらしい。またお金持であればあるほど豪勢な結婚式をしたがる傾向があり、DJとか読んでparty nightを数日間行ったりとドンチャンサワギと形容するのが一番分かりやすいのではないだろうか。夫曰く、日数を極端に減らすことはできないけれども（例えば一日ですべて終えるとか）増やそうと思えばいくらでも結婚式の期間は増やすことができるという。夫の兄弟の時は６～７００人（芸能人かて？？）の人が来たそうである。なぜそんな人数に？そんなに友達いるんか？と思うだろうが、例えば友達＋友達の家族（親とか全員）とかそんな感じでどんどん増えていく計算である。言い方滅茶苦茶悪いけど私はこの話を聞いた時芋づる式という言葉が頭に思い浮かんだ。私は正直600人より、ゲストは6人程度にしてほしかったので夫に懇願したが、それはゼッタイに無理とのことであった。私はそもそも結婚式に誰よりも興味が全くなく、やらないで済まないか、夫の頭から一切結婚式に関する記憶を抹消してくれないだろうかといろんな方法を試したが無理であった。夫の考えとしては、一生一度のイベント！盛大な結婚式にしたい！ひゃっほう！日本からもたくさん会社の同僚も誘っちゃう！少なくとも200人は呼びたい！小さい結婚式意味がない！絶対結婚式したい！宮殿でやりたい！みたいな感じだったので勿論交渉決裂し、それほど彼にとって結婚式が意味のあるものであるのならと思い、私が死ぬほど譲歩してインドで135人程度のゲストで結婚式をすることになった。とにかく温度差がありまくったので大変だった。これでも夫からすると死ぬほど譲歩したようである。

②結婚式にかかるコスト問題

正直日本とあまり変わらないと思う。それかそれ以上だと感じる。インド人の友達や家族の話を聞くと、みんなだいたい400万ぐらいはかかっていた。私たちもかなり絞ったものの400万程はかかってしまった。（私は式興味ないし、40万ぐらいで結婚式あげたかったけど普通に無理だった）ただインドだと夫曰く、結婚式をこどもにあげさせるのは親の務めと思っている人が多いらしく、かなり夫の親（というか夫サイド）が出してくれたので私はあまり出していない。まぁ私からのゲストは親入れて10人ぐらいだったしね（みんな社畜でインドに来れなかった。。）。まぁコストについては日本の結婚式の平均値と変わらないのではないだろうかと思う。ただインドの場合、結婚式に対する熱量が半端ない人が多いので、平均値よりもっと費やす人も多い。夫の友人や親戚では1000万程結婚式に費やした人もいた。（マハラジャかて！？）結婚式の期間が長い分、費用も高くなるし、会場費用や食事代やら遠方から来た人のホテル代、花嫁にかかる宝石代、他にも様々な派手な結婚式を演出するためにかかる費用（🐘をもってきたりとかね）、それに朝から夜までドンチャンサワギすることを考えればそれぐらい簡単にいってしまう。お金がない人はローンをしてまで結婚式をするらしい。私的には結婚式の費用をモルディブオールインクルーシブツアーとかにまわしたかったけど。ちなみに結婚式にかかるコストは一般的に花嫁側がほぼ負担するらしい。夫の妹の結婚式の時は夫の家族が全部支払ったらしい。この話、私はとても不平等だと感じる。何で女だけ。。。

③結婚式＝結婚！？

私の感覚だと、結婚っていうのは市役所に行って書類提出して籍を入れる事。それで結婚は成立するという考え方。しかし、インドの場合、結婚式＝結婚！という考え方。結婚式をしてやっと夫婦なんやという認識である。なので私みたいに結婚式したくないなぁ。。めんどいなぁ。。。というのはインド人には通用しないのである。日本では最近は紙だけ提出して、式を挙げないひともたくさんおるが、インドではそういういったことはなかなか難しいのである。それだけ結婚式に重きを置いている文化なのである。

以上具体的なレポの前にまずインドにおける結婚式について簡単にまとめてみた。もし気がむいたらまたレポをかくよ。読んでくれてありがとう。