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【ルーツ旅🌺高知編・再びの秋祭り🍂①】本物の「刀剣」を手にする

★これまでのお話
たまたま出張で訪れた高知の山奥のZ村で、私は戦国大名の筒井定次の末裔といわれる人々と出会いました。
400年続くという春日神社のお祭りで出会ったK太郎さんから、定次のお供をした7人の郎党の墓に案内すると言われ、再びお祭りに参加することを決意します。

▼これで4度目の高知

ということで、2019年11月、またしても高知にやってきました。初訪問秋祭り夏祭りときて、今再びの秋祭り🍂です。

これで4度目となりましたが、いよいよ高知のルーツ旅は完結するのでしょうか?

国破れて山河あり、とつぶやきたくなる風景です

今日はいい天気ですが、翌日は大雨になるとの予報です。もしかしたら、お祭りは中止になるかも……。降らないでほしいなぁ。

前回同様、中学1年生の娘を連れて、飛行機とバスでZ村へ向かいます。その途中、道の駅に猫がつながれていたので、思わずナデナデ。

うちの猫と似ていますが、こちらはしっぽが長いです

夕方、Z村に到着して、いつもの旅館に泊まりました。

夕食は、珍しくグラタンです

▼霧におおわれた山奥の神社へ

翌朝、また若村さんが迎えに来てくれました。雨は降っていませんが、今にも降り出しそうな空模様です。しかも、山は濃い霧に包まれて、視界は数メートルしかありません。山道が大丈夫か、ちょっと心配になりました。

旅館を出て数分後
だんだん霧が濃くなってきます
眼下にあるはずの山並みが見えません
視界が真っ白になりました。まるで太陽が月のようです

▼K太郎さんが「刀剣」を取り出した

なんとか無事に春日神社にたどり着くと、すでに神社の総代さんが来ていたので、私は声をかけました。

「おはようございます! すごい霧ですねー。もし雨が降っても、お祭りはやるんですか?」

「ああ……雨は降らないと思いますよ。今まで、お祭りで雨が降ったことはないんでね」と、総代さん。

へえ、そうなんだ。

でも雨が降るとの予報だから、やっぱり降るんじゃないかな??

そう考えていると、

椿さん、こっちこっち

と、K太郎さんが声をかけてきました。前回の約束どおり、刀を見せてくれるというのです。私たちは招かれるまま、神社のそばの小屋に足を踏み入れました。

これじゃ

K太郎さんは、床に置かれた細長い木箱のふたを開けました

刃がキラリ✨と光ります。

おおっ。真剣!!! 本物だ~。こんな間近で、初めて見たなぁ。

私は興奮を抑えられませんでした。

写真は載せられませんが、刀剣をじっと見つめるK太郎さん。なんだかカッコいい!!😆

刀のツカに近い部分に、菊の模様が彫られていました。

あとで木箱に入っていた銃刀法の登録証を見せてもらうと、種別は「わきざし」で、銘文もありました。

さて、外ではお祭りの準備が整ったようなので、私たちも参加することにしましょうか

(続く)
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★今回の見出し画像は、ナミナミ・シズカさんにお借りしました。ありがとうございます😀

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