武術が向かう最終目標
これは全く僕の解釈なので、賛同は特にいらないのだが、
最近強く思うことがある。
ヒトは宇宙の一部なのだ🌍
と。
ここだけ聞くとスピリチュアルな話になってしまうので、
そういうことではないと言いたいのだが、
最終的にそうなってしまう難しさはある。
日本でいうところの合気や、中国武術でいうところの太極拳や八卦拳は何を表しているのだろうか。
合気は何に合わせるのかというのは以前にも投稿したことがあるのだが、
『自然の摂理🍀』
だと僕は思う。
これを時に宇宙と表現したりもするのだ。
藤平光一先生が合気道から独立した時に植芝吉祥丸先生との意見の対立があったと言われている。
合気は何に合わせるのかという時に植芝吉祥丸先生は「相手」、藤平光一先生は「自然の摂理」という意見の対立があったとされている。
植芝吉祥丸先生の教えが植芝盛平先生の教えと変わったこと、
自分の考えと違うことなどから独立したとされている。
僕はこれは藤平光一先生が正しいと感じている。
相手も自然の摂理の一部で人間の動きを自然の摂理の中の正しい動きにすることによって統一体を得て、人間本来持っている強い身体、強い力を発揮すると考えている。
そして太極拳の太極や、八卦拳の八卦、どちらも宇宙を表す言葉になる。
自然の摂理や宇宙と一体になるのに太極拳や気功が有効なのはそのためだと僕は考えている。
ただ、ここで偉い先生ほど弟子を導くためによくするミスがある。
最初からこの宇宙論に行ってしまうことだ❗️
宇宙論はあくまで、物理的な知識や身体の鍛錬を散々してきた人が行き詰まって息詰まって最終的に向かい、本当の意味で理解できるものであって、ひとに言われて「あぁそうか!」と向かうものではない。
ひとに言われて「あぁ、そうか」と宇宙論の教えに染まってしまうのはそれはもう宗教だろう。
『自然の摂理』を勉強するのにまず最初は物理だと僕は思う。
物理は『自然の摂理』の最たるものだ。
ただ、まだ現代科学では解き明かされていない部分があるので、
そこは証明できないかもしれない。
ちなみに意識の影響については近代物理である程度説明ができる仮説がある。
その仮説から幽霊や生き霊、呪いなんかも説明できるはずなのだが、
僕は証明できないし、見えるタイプの人ではないので、
ここでは割愛する。
それを知らずに物理が合気道で物理じゃないのが合気と言っている人がいるが、
あれは完全に勉強不足だ。
武術の最終目標は
宇宙(自然の摂理)と一体になること
だ。
それは宇宙の理解を完全に深め、体現することなのだが、
僕にはまだ鍛錬が足りない。
この理解には気功や禅が有効だと考えている。
ヨガもいいかもしれない。
ヨガはまだ僕の研究が行き届いていないので、
これも仮説ではあるが、多分あっていると思う。