なんとなく知っていたら腑に落ちる言葉⑧
シャーデンフロイデ
自分の手を下さずに他人が失敗したり不幸になることに喜びを感じる感情のことを言う。
人の不幸は蜜の味というやつだ。
これにさらにネットでは自分を出すことなく、リスクなく(実際はリスクがあります)他人を批判し、自分の正義を振りかざし、他者から賛同を得る。
これは脳内にドーパミンが出されて快感を得る。
もはや麻薬に近い領域だ。
一説には麻薬と同等かそれを超える快感だと言われている。
もはや止められない。
だからネットで知りもしない有名人を叩くのだ。
これは日本人に多いと思うのだが、
自分が苦労している時にひとが幸せそうにしていると、
イラッとしたりとか、「あいつはなぜ苦労していないのだ?」と
自分じゃない人が不幸でないことにマイナスな感情が生まれる。
年寄りに多いと思うが、「自分の時代は苦労を買ってでもした。」みたいな。
おそらくその人は買って苦労はしていない。
その人はその人の人生を歩んでいるので、
正直人にとやかく言われる筋合いはないと思う。
親子なら言うこともあると思うが、
他人は本当にどうでもいい。
特に有名人の不倫がよく叩かれている。
不倫がいいとは言わないが、
他人の不倫は周りがとやかく言うことではない。
それを炎上させて正義感を振りかざし、一部の人は快感を得ている。
あまり品の良いことではないが、
僕自身、昔は他人の不幸を喜んでいたように思う。
そんなにネットが普及していない時代で本当に良かった。
今の時代に過去の僕の知能だったら、食いついていたのでは?と思う。
よってあまり批判もできない人間だという悲しい結末。
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