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画像生成AI『DALL-E』のoutpaintingで日本の城を築城してみた #習慣にしていること

AI画像生成をはじめたキッカケ

仕事柄、自分が頭の中で描いているTシャツ、シルバーアクセサリー、グッズ等のデザインのイメージを、デザイナー・イラストレーター・クリエイターさんやメーカーさんに伝える作業が一番重要なのかもしれない。

しかし絵心のない私は日常生活でふいに浮かぶデザインのイメージをうまくスケッチも出来ず文字で書き残すしかない。しかし書き残したメモを時間が経って見返しても、その時に思いついたイメージとは全く違うことになる。

小学生の頃は他に漏れず、オリジナル宇宙戦艦の側面図や秘密基地の断面図、「リングにかけろ」を模したマンガを描いていた。中学・高校では音楽が苦手で美術を選択して縄文土器を作ったり、特にテーマもない抽象画を描いてみたり、基礎を学ぶようなことはなかった。(※縄文土器は美術の先生が市のコンクールに応募して賞をもらった気がする)

大学時代は地方都市の美術展にデートに行くくらい、特に美術に関わったことはないが、博物館で歴史に関する展示物を観ることは好きだった。といっても美術史にも疎く、体系的に美術を習ったことはない。

しかし『審美眼』に関しては根拠のない自信を持っている。
※根拠のない自信は揺るがないから最強!
協力して頂いているクリエイターさん達は、無名の頃からのお付き合い。
そしてコラボを要請して頂いたコンテンツホルダーは名のある作家さん。
もし審美眼がなければ、これほど協力してはくれなかったと思う。

そもそも知り合いもコネもない東京で平凡なサラリーマンがクリエイターさんと繋がるのは難しい時期(2004)に起業。クラウドワークスが勿論なかった時代。審美眼と熱意がなければ、もののふブランドを成長させるのは難しかったと思う。

言葉で絵が描ける時代の到来

と前置きが長いのと話がズレてきたので今回のnoteのテーマは何かというと絵心がなくてもアイデアや語彙力である程度のレベルに達している絵が描ける(出力できる)時代が到来したということです。

上記はDALL-Eで作成した城の絵をoutpaintingで数枚出力し、PremiereProで簡単に編集したもの(※PremiereProも初めて使用した)ですが、完成するまでの工程は長く、そう簡単には出来ませんでした。

まずmidjourneyがリリースされて、noteのCXO・深津 貴之 (fladdict)さんが情報をシェアしているのをTwitterで発見。すぐにDiscordで課金して使いまくっているうちに、DALL-Eを知り、それからStable Diffusionがリリースされてからの怒涛の展開に、これはもっと使いやすくなるまで、一旦落ち着いてひとまず様子見を決め込んでいたのですが、進化のスピードは速く。毎日Gigazineでも情報が更新される。やまかずさんの『日刊 画像生成AI』も毎日かかさず読んでいるが、進化が早くて追いつけない。とりあえずGoogle ColaboratoryでStable Diffusionを実行させる環境を作ったら、次の日には新しい機能が追加されている。DALL-EもmidjourneyもStable Diffusionも使ってみるが、もっと簡素なアプリも出ている。そもそもprontoの構文がうまくいかない(特に戦国武将の変わり兜の出力はいまだに納得のできるレベルではない)。各々のAIの性格も微妙に違う。

こうなると手段を追うばかりで、そもそも何の目的で画像生成AIを使いたいかが見えなくなっている。まさに本末転倒状態。そこでとりあえず何らかの作品を作ってみたいと思った次第。

そんな中で面白いなあと思ったのが、DALL-Eのoutpainting機能

武者絵をくっつけたらどうなるか?というのを試してみた。

上杉謙信と武田信玄

DALL-E のoutpaintingを使用して上杉謙信と武田信玄の武者絵をつなげたもの。 当初もっと横幅の広い画像を3時間かけて試してみたが断念。 日本画のデータが少ないのか必ず北斎ブルーが現れる。 よくみると山の表現も油絵風になってしまい残念。遠目にみると雰囲気を保っているが、つなぎの部分はやはり雑。日本画は精緻なので粗が目立ってしまい作品レベルにならない。

というように、毎日AI画像生成は続けている。(とりあえず了)

#習慣にしていること


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