大阪にある象徴的なシンボル『太陽の塔』。 知っているようで知っていない。 生まれた時からそこにある。そう言うもの。 太陽の塔は、芸術家『岡本太郎』によりデザインされたものである。 あの塔にはどんな意味が込められているのだろう? はたまた中は何が詰まっているのか?それとも空洞なのか? 今日は実際に中へ入ってみる。 ついに今まで謎に包まれていた太陽の塔の体内へ進入するのだ。 芸術家 岡本太郎 まず岡本太郎とはどんな人物だったのだろうか。 噂通りただの変なオジサンなのだろうか
「今度の休み、飛鳥に行ってみようか。」 そんなふとした思い付きで行くことになった飛鳥。 私は物ごごろがついてから飛鳥に行った記憶はない。 おそらく初めてである。 着くまでに約1時間程あるので、道中少し飛鳥について触れてみよう。 『飛鳥』と言うと、やっぱり思い出すのは聖徳太子だろう。 この地は、かの有名な聖徳太子が生まれた地である。 明日香村にある橘寺で産まれ、幼き頃より仏教を深く信仰しており、日本に仏教を広めた偉大な人物だ。 古墳時代から脱皮し、新しい文化を発展させた中
『神戸』と聞くと、どんな町を想像する? 洒落た建物やロマンチックな風景や人々を想うか。 代表的なシンボルと言えば、ポートタワーやルミナリエ、六甲山といったところであろう。 実は私もそのような所だと思っていた。 あまりロマンチックな遊び方は性に合わないし、どちらかと言えば酒好きだ。 だが意外と隠された通の遊び方が実はあったのだ。 江戸時代より盛んである『厄除け八社巡り』をしながら神戸を探索してみようと思う。 これは知られざる『裏神戸の歩き方』である。 神戸八社とは 神
舞台は京都。 奈良と並び日本の歴史が色濃く、そして古くから存在する場所。 人々の心を魅了する京の町は、奈良と少し違い俗の誘惑が多いような気がする。 神聖さを感じる奈良と、風情を感じる京都。 飲み物で例えるならば、日本酒とビールのような。。 なんとなくそんな風に感じる。 前回に引き続き『カモ』の謎を解く為、二つの場所に向う。 京都にも賀茂別雷神社、通称『上賀茂神社』と賀茂御祖神社、通称『下鴨神社』の二つのカモ神社が存在する。 前作でも話した通り、総本宮である高鴨神社から派生
御所という町を知っているだろうか? 金剛山、葛木山などの高峰が連なり、そのまた奥には大台ケ原の山々が深く続く人里の最終地点といったところか。 その山々の麓では昔ながらの綺麗な田園風景が広がっている。 今日この地へ来た事に理由が二つある。 一つ目は先日訪れた出雲で『アジスキタカヒコネ』という神様の事が気になり調べたところ、高鴨神社に祀られているという事が分かった。 なぜその名前が頭に浮かんだのか分からないけれど、アジスキタカヒコネは大国主命の子孫である。 スピリチュアル的に
島根行きが決まった。 出発の2週間ほど前に国づくりの神として名高い大国主命を祀っている『出雲大社』へ急に行きたくなったのだ。 出雲と言う地はほんに不思議なところである。 奈良時代より前に日本と言う国をつくり繁栄してきた場所で、今からおよそ4000年ほど前に遡る。 その理由として荒神谷遺跡に、大和朝廷発生の約100年前に作られたであろう銅剣が358本も見つかっている。 つまり出雲には、奈良時代より前から文明があったと言う事だ。 今から4000年前の事なんて想像すらつかな
秋。 それは生きとし生けるものにとっての実りの季節。 春から夏にかけて沢山の栄養を大地からもらい、田んぼには黄金色の絨毯が一面にかかっている。 そんな黄金色の絨毯の上では命のやり取りが行われていた。 稲が刈られた衝撃で飛び出てきたイナゴをすかさずキャッチする燕たちと、その端で交尾をする赤とんぼたち。 田んぼは生き物たちの生命の源であり無くてはならないモノである。 それは人間にとっても同じことである。 春に田植えを取材した大阪府能勢町に住む農家の家族を覚えているだろうか?
強く眩しい陽射しで目を覚ます。寝過ごしてしまったかと思い、時計を見るとa.m.6:00。 カーテンを開けたまま寝ていたようだ。早起きは旅をするには好都合である。 さて今日はどこを歩こう。 大まかな行き先だけを決めてルートはその時の気分で進むのがモノノベ流。 そうだ。ここから一番近い明治神宮に行ってみよう。 私を魅了してくれた渋谷の街を離れ、新たな発見を求めて歩き出した。 明治神宮大正9年(1920年)11月1日に創建され、明治天皇と昭憲皇太后を祀っている神社である。 渋谷
7月の末。 世界中から注目を浴びている東京へ行ってきた。 この時の東京のコロナ感染者数は初の4000人を超え、そしてオリンピック開催真っ只中。 この状況を頭の中で想像しながら読んでみてほしい。 7月31日(土)神戸空港から飛び立ち、約10年ぶりに東京に降り立った。 久々に東京に来た理由は、大阪に住んでいた古くからの友人が初のソロ個展を開くと連絡が来たからである。 この話はまた次回詳しくお話しするとしよう。 今回は、2日間東京を歩きまわって見て感じたリアルをお届けしたい。
梅雨明け間近かと思われる7月のとある日。 奈良県生駒市の暗峠にて、新プロジェクトが始動されていると耳に入ってきた。 生駒山上でアート?! どう言う事なのか、実際に確かめに行ってきた。 1泊2日の大人の夏休みにレッツゴー。 令和3年7月10日今日は明日のワークショップに向けての準備。 <p.m.3:00> 近鉄南生駒駅集合。 大阪なんばから電車で約40分。 都心からのアクセスのし易さも生駒の人気の秘密かもしれない。 近くのホームセンターでしっかり目に麦わら帽子をゲット
『愛染祭り、今年は開催します』嬉しいニュースが目に飛び込んできた。 大阪の夏祭りのトップバッターである愛染祭り。 大阪に夏の知らせを届けてくれる重要な役割を持っている。 昨年はコロナウィルスの影響により、祭りは全て中止、愛染さんもオンライン配信という形を取っていた。 お祭り大好き人間の私にとって、この上ないビックニュースであった。 令和3年6月30日ジトジトした暑さではなく過ごしやすい気候の日。 浴衣姿で出迎えてくれる愛染娘たち。 足早に境内に入って行く人々。 寺の
次なる地は、三輪明神・大神神社だ。 大物主神(オオモノヌシノカミ)を祀っている日本最古の神社である。 本殿は設けず、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し、三輪山を拝する原初の神祀りの様を伝えている。 この三輪さんこそが、事ある度に訪れる、私の起点となる神社なのだ。 第二の場所 大神神社 長谷寺を出て、駅へ向かう。 道中寄り道をしていたら電車を一本乗り過ごしてしまった。 ただ次の電車を待つだけでは面白くないので、もう一つ先の大和朝倉駅から歩いて行く事にした。 面白い出会いがあ
あの場所に呼ばれている気がする。 幾度となくあの方は私をそこへ誘う。 人はそれぞれ起点とする場所があるはずだ。 正月に初詣、盆に墓参りをするように。 私にとってその場所は、奈良県桜井市である。 この地はとても神聖な雰囲気で、良いも悪いも私に何らかの教えを下さる。 何かにつまづいた時、決まって呼んで下さる。 そのように思い、今日は桜井に行く。 第一の場所 長谷寺 花の御寺としても人気のスポットである長谷寺。 春は桜、夏は青葉、秋は紅葉、冬は雪化粧。 四季を通し、色んな
六月十三日。日本一長いと言われる天神橋筋商店街。 天神橋を起点として、北は天神橋筋七丁目まで伸びる、全長2.6キロの商店街だ。 大阪に長年住んでいながら、部分部分でしか歩いた事がない。 今回梅雨空と言う事も利用して、天神橋の全貌を明らかにするべく、端から端まで歩いてみようと思う。 スタート地点大阪天満宮p.m.2:00天神橋と言えば、大阪天満宮だ。 学問の神様、『菅原道真公』を祀っている。 私は天神祭をこよなく愛する者であり、事ある度に天満宮に訪れている。 四天王寺と
大阪・天王寺は、『聖と俗』が入り混じっているなんとも興味深い町だ。 私はいつもこの町の雰囲気に魅了される。 帰路に就く頃には、楽しくなっちゃって目の前のモノが二重になっている。 今日はその体験についてちょこっとお見せしよう。 カメラがピンボケしているのは、ご愛嬌でヨロシク。 四天王寺p.m.2:00都会のど真ん中に位置する寺院で、アクセスのし易さから人気の観光スポットだ。 四天王寺は、飛鳥時代に聖徳太子が建立したもので、ゆえに1400年以上も前のことである。 参拝客は
春。草木が色づき始め、動物や虫たちも長い眠りから覚める。 頬に伝うそよ風が心地良い。 日本の四季は本当に美しい。 自然が与えてくれた最高のプレゼントだ。 五月。春も深まり、恵みの雨の時季が訪れようとしている。 稲作サイクルのスタートだ。 そう。田植えだ。 日本人の主食は、皆さんご承知の通り、『お米』だ。 昨今、私たちを取り巻く「食」への意識はかなり強まってきていると思う。 だがしかし、いったい何人の日本人が稲作事情について話せるのだろうか。 グローバル化が進む今だから