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ポリコレから立ち直るアメリカ
オバマの時も思ったけど、アメリカというのは民主主義でちゃんと社会がドライブされてる。すごい国だと思う。そして、日本とは根本的に違う社会だと再認識。ポリコレ禍に対して、ちゃんと訂正できる。社会の大きなジャッジメントを、民意によって裁定する。アメリカ強い。
リベラル、という言葉が偽善者を指すようになって久しい。ポリコレという悪性新生物によって棄損されてしまったリベラルは、もう息をしていない。実際、東京で普通に生活してれば、皆が変だな、と思いつつ空気に抗えずに弁えてしまい、ポリコレに抗う事ができない。「私たちが考えたさいきょうの正しい人間」という人工規範に従う事を強制される、息がつまるような社会。自発的に強要される皆んなの同じ笑顔。「ぼくたちは、みんな、ただしいにんげんです」
リベラルが、もともとどんな姿だったのか、思い出すのは難しい。しかし、ちゃんとポリコレと訣別し再建の道をたどるのであろう。理想主義と現実主義の相互作用によって歴史は作られていくのだから。リベラルはいつか蘇る。
女性や家族の価値はポリコレによって下がってしまった。伝統的な社会の枠組みを破壊されて残ったのは、偽善、メンヘラ、整形、売春、闇バイト。不健全な平等思想は社会から活力を奪う。社会はポリコレによって大きな傷を負った。
ポリコレ禍は、中国に起源があり、それがアメリカに飛び火したのが今まで、しかし今回の選挙で、ちょっと皆が正気に戻りつつあるようだ。
アメリカは、ポリコレから立ち直る