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棗いつき1stツアーライブ 「TRAVEL2U」〜始まりだった〜

はじめに

お疲れ様でございます!ものくろです!
こちらは棗いつきさんの1stツアーライブ「TRAVEL2U」のレポでございます。
ツアーは完走していますが、9月29日(日)より今回のツアーの東京夜公演がディレイ配信されます。
本ツアーの東京公演に現地参戦されていない方はネタバレを含むためブラウザバックとディレイ配信チケットの購入を強く推奨致します。

また、本記事は基本的に東京公演について書いてはいますが、一部大阪公演の感想も含んでおりますのでご了承ください。

到着〜開演前

9月7日(日)5時30分。オタク、新宿駅に着弾。

親の顔と同じくらい見た新宿駅

物販開始まであと5時間。
オタクの朝は早いけど、流石に早すぎますよ……。
いつもだったら虚無の時間を過ごす私でしたが、今回は手紙を書きあげるというミッションがあったので早々に品川へ向かいます。

品川へ到着後、私の遠征ルーティンであるサウナにで時間を潰しているうちに時刻は8時。
物販開始まで残り2時間半。手紙修羅の始まりです。
余談ですが、手紙を書きに行った場所で7名の知っている顔と遭遇したんですけど、オタクの行動パターン単純すぎません?w

10時40分。なんとか手紙を書き終え急ぎ足で会場に向かうと既に長蛇の列が形成されていました。
整列開始時間ピッタリに来るのは遅k(殴
8月3日に開催された大阪公演で一通りグッズを買っていたので、この日の目的は東京限定のステッカーとガチャ(の大当たり)!
整列から1時間弱で既に5件のガチャ当たり報告を目にしたので勝ち目が薄いと判断し、お昼のガチャは控えめに3回だけ引いて撤退しました。

物販も終わり、軽くお昼ご飯を食べたところで開場の時間を迎えます。
中に入って最初に見えたのは楽屋花やフラスタたち。
今回いつも以上にお花が出ており、夏休み中の戦犯ネコやチョコミントなどそれぞれデザインの個性が出ていて凄かったですね!
その中でもダントツで存在感を放っていたお花はコチラ。

特大フラスタ

トレミーさんの企画されていたフラスタですね。
何度かお話しをさせていただいた時に、今回のフラスタはすごいと聞いていたので、かなり期待していたのですが、その期待を遥かに上回る素晴らしいお花!
その隣には躍動感のある超カッコカワイイ推奨幻想先生のイラスト!
実物を目にした時には鳥肌ものでした!
こんなに素晴らしいお花企画に参加させていただけて大変光栄です!

色々お花がで出ててすごいねーと言いつつも、私も今回いつきさん宛に個人で楽屋花を贈らせていただきました。

贈らせていただいた楽屋花

今回はツアーのテーマ曲である「天気雨の旅」をイメージしてお花屋さんに依頼しました。
リスパレで企画したときのフラスタもそうでしたが、今回もまたギリギリになって行動してしまったのでかなりバタバタとした制作になってしまいましたが、無事に贈ることができました!
中心にある箱は天気雨の旅のMVに出ている本を自作で再現して装飾品として飾っていただきました。
これを作っている間は夏ということもあって、小学生の頃に夏休みの宿題でやっていた工作を思い出しながら作っていましたw
童心に帰って一人で黙々と作るのはなかなかに楽しかったです!良い夏の思い出になりました!

昼公演開演

フラスタを見て、ドリンクも交換したところでようやく入場です。
東京公演の会場は品川プリンスホテル内にあるClub eX。
事前情報としてステージを中心に円形に座席が囲む会場ということを聞いていましたがなかなかに特殊な形状なので正直イメージができていませんでした。
実際に入場するとステージが想像していたよりも低く、後ろの座席でも意外とステージまでの距離が近く感じれて良かったです!

待ちに待った東京昼公演!ついに開演です!
ステージ端からバンドメンバーの登壇!
そして始まる演奏は爽やかな風のようなメロディー。

八月の風が吹く頃

1曲目に選ばれたのは「八月の風が吹く頃」
え?東京公演の日は9月7日?いや、8月38日ですよ。
この曲を生ライブで聴けるのをずっっっっっっっと待ってたんですよ!
夏のライブということもあり、ほぼ確実に歌うだろうと予想していましたが、まさか1曲目に来るなんて…!
この曲は過去に一度だけ1年前の3Dお披露目配信で披露していました(もう1年前!?!?)
比較対象が画面越しではありますが、その時よりも確実に歌唱力とパフォーマンス力が進化していたので、大阪公演で1曲目にこれを聴いたとき改めて確信しました!このツアー絶対に楽しくなる!!!

爽やかな風も気づけば真夏の暑さを凌ぐ熱気に変わり、その勢いのままに次の曲が歌う。

Limitless

「りみっれーーーーー!!!!!」
棗いつきのライブといえばこの曲!
高まりすぎてオタク咆哮。アツい!アツすぎるぞ!
ライブの度にこの曲でいつきさんに「一緒に!!!」と煽られることを魂が求めています。

「Limitless」は通常verでも十分に盛り上がる曲ですが、生バンドでさらに化けましたね!
生音が本当に気持ち良すぎて、数秒前までは棗いつきに釘付けだったのに、気づけばバンドメンバーの方に視線を惹かれていました。
しばらく通常ver.では物足りなくなりそうです…。
「Limitless Band ver.」いつでもお待ちしています!

MC

2曲パフォーマンスを終え、「こんにちはー!!!」という元気な挨拶と共にMCが始まる。
前回の2ndライブではほとんどMCがなかったので、普通にMCがあるってこんなに安心できることなんだな…と他のアーティストのライブでは絶対ならない気持ちになりながらMCに耳を傾けてました笑。

まずは衣装!!!
今回の衣装はツアーいつき概念を完全再現!
可愛いのレベルがカンストしてました!
そして今回すごいのは衣装だけじゃない!!!
なんと髪型がポニーテールじゃないですか!
はい。可愛いのレベルが上限突破しました。
いつきさんのポニテを見ることができるなんて思ってもいませんでした!
人類の発明、エクステに感謝。そしてメイクさんには大感謝。。。ありがとう、ありがとう、ありがとう。

そしてバンドメンバーの紹介!
2曲の演奏した時点で私を最高に魅了してくれた最高のバンドメンバーは、ギターの三木さん、ベースの丸山さん、マニピュレーターの純平さん、そしてドラム兼バンマスのいなばさんの4名!
最初の大阪公演では少し硬く聞こえたメンバーの自己紹介も、東京公演では良い意味で緊張が解けていて、私は同行できなかった札幌、福岡の旅を経て進化してきたんだなーとMCを聴いても感じました。

MCが明け、次の曲のタイトルコールがされる。
棗いつき「聴いてください、イノリゴト」

イノリゴト

嬉しさのあまりタイトルコールと共に拳を強く握り締めました。
HYPNOSONICがリリースされてから生で浴びることを待望していましたが、まさかバンドライブで初回収できるとは…
いつきさんの繊細な歌声×バンドのパワフルな音圧は音源で聴いている時以上にこの曲に引き込まれ、気づけば心酔してしまうほどでした。

ハッピエンフォーサー

「イノリゴト」の世界観に酔いしれていた私を目覚めさせるように流れたのは「ハッピーエンフォーサー」
ライブ皆勤賞のこの曲もバンドライブでさらにパワーアップしていました!
イントロのギターが本当に良くてよぉ…。

もちろん進化していたのはバンドの力だけではありません!
いつきさんのライブに対する向き合い方の変化を表すかのように、ステージを縦横無尽に駆け回りオタクたちを煽る姿がとても印象的でした。
テンションが上がって体は興奮状態な一方、いつきさんが向き合ってくれているその姿に心は感極まるというなんとも不思議な状態になっていました。『この感情になんで名前をつければいいの?』

UNNAMED

そんな気持ちを代弁してくれるように続けて披露された曲は「UNNAMED」
大阪昼公演の時は喜びのあまりクソデカ咆哮かました(近くにいたオタクたちごめんよ)

この曲はウェーブによる会場の一体感が良かったですね〜。たまにつられて周りとずれる人がいるのも味があって良い笑。

「恋」でも「愛」でもない、強いて言うなら「好き」が一番近い、この「名前のない特別な感情」を抱きながらこれからもずっと棗いつきの名を呼び続けられることを切に願います。

青のすみか

ここからはカバー曲。まず1曲目は「青のすみか」
カバーをやるならコレは外せないだろうと思っていました!

マイクスタンドを立て、しっとりと歌い上げるいつきさんの周りには統一された青色のペンライト。
あのしっとりとした空気感がとても心地よかった。

青と夏

カバー2曲目は「青と夏」
セトリ予想にギリギリまで入れてたけど、動画化されてないと言う理由から外してしまって結構悔しい笑。

この曲をやっている時の主役は間違いなく、棗いつきとバンドメンバーとスタッフさんと俺たちオタク。主役なんてなんぼいてもいいですからね!

ラストの「僕らの青だ」でマニピュの純平さんを指指したら気づいてくれて爆レスもらえました。好き❤️

Mela!

一緒に歌ったし、跳んだし、手も叩いた!
めちゃくちゃ楽しかった!!!
ステージ上で跳ねるいつきさんマジでカワイイ!
いつきさんつられて、珍しくみんな跳んでたのを見てニコニコしていました。みんなもっと跳ぼうぜ!

ここで過去の懺悔をひとつ。

2ndワンマンライブ「パラレルショット」の時にもカバー曲が3曲ありましたが、正直その時は素直に楽しむことができませんでした。
全肯定で盲目的にはなりたくないが、推しから提供されたコンテンツは可能な限り良い感情を持って享受はしたいと思っています。
しかし、2ndライブのカバーパートでは負の感情を抱き全てを楽しみきれなかったことが、一部歌ってみたを聴けなくなる程度の傷になっていました。

今回のライブでもそうなってしまうのではないかとかなり恐れていましたが、本当に杞憂でした。

あの時の自分の心が弱かったからなのか、それとも他に理由があるのかと、2ndライブが終わってから今回のツアーを見るまで、たまに思い出してどうにか払拭できないかと考えることもありましたが、そんなことがどうでもよくなるくらいに今回のカバー曲はめちゃくちゃ楽しかったです!

ストラゴヴィゴス

バンドパフォーマンスで会場のボルテージをさらに高めたところで、聴き覚えのあるイントロが流れ、ステージに髪型はそのままにいつものKV衣装を纏ったいつきさんが現れる。
休憩なんて必要ねえ!!!!!

音源から荒々しいこの曲にバンドサウンドを合わせられたらもうテンションブチ上げで会場ガチ湧きですよ!

PRIMARY STAR

今回のアレンジ枠!!!!!
ギター、ベース、ドラムそれぞれの音が映える神アレンジでめちゃくちゃ乗れました!
そして曲のアレンジに合わせて少し振りの雰囲気も変わってて最高でした!

一つ前の「ストラゴヴィゴス」は会場を盛り上げる曲とするなら、この「PRIMARY STAR」は観客を魅せる曲。
メリハリの効いた曲順も相まって高まりが最高潮な後半戦のスタートでした!

トレードオフ

ベース最高!丸山さん東京公演に来てくれてありがとうございました!!!

初聴きの時からベースがとても印象的だっただけに、バンドライブの発表がされて私が最初に思い浮かんだのはこの曲でした。
それだけに期待していましたが、その期待を超える力強いサウンドといつきさんの高音!ガチで痺れました!

夏の残り香

丸山さん本当に、本当にありがとう!!!!!

これは東京でベースが加わったことによって真に完成したと言ってもいい!
ベースの生音によって曲の輪郭が明らかにデカくなっていました!
自分でも正直何を言ってるかわからないのですが、確かにあの瞬間あの会場に「夏の残り香」がそこにありました。

プロパガンダ

優勝です

この夏の最高気温が観測されたのはおそらくこの曲!!!
後半戦終盤にも関わらず、会場の熱気という名の灯火はさらに燃え上がり、天地を轟かせるほどに声が上がる。
サビの歌詞に合わせて拳を高く掲げるあの瞬間は爽快でした!

ここだけの話なんですけど、サビ前の『There is no destination どこにも居場所なんてない』でクラップすると超楽しいです。マジで広まれ!
大阪夜公演の時には純平さんもここでクラップしてくれてて地味に嬉しかった笑。

大阪昼公演のときに「お前の誇りはどこにある」で指さされて狂ってたんですけど、ライトがちょうど逆光で視線が見えなかったんですよね…。
あれは本当に私に向けられた者だったのだろうか…?
もし大阪昼公演で3列目より前で同じタイミングで指されたぞって人は僕と決闘しましょう。

叛逆のキャスタウェイ

いなばさんの着ていた叛逆Tシャツが伏線でしたね。
東京公演のときには既にセトリを知っていたので昼公演の最初のMCで匂わせてた時にはニヤニヤしてるオタクでした笑。

実は事務所から出ているかっこいい系の曲で一番好きなのでバンドライブで聴けてかなりアツい。
落ちサビ前のギターがマジで好きすぎる。

ANAMNESIS

アレンジ枠その2!
入りのドラムからクッソかっこいいんだが!?
「PRIMARY STAR」もですが、今回のバンドアレンジで最強になったので、この2曲のTierがかなり高くなってます。

前から『Blow up』のところで声出せたらいいなと思ってたので、今回のライブから煽りがあって助かりましたね〜。

天気雨の旅

アンコール前、最後の曲!
後述します。感情がでかすぎるので。

My Entertainer

アンコール1曲目!クライマックスの準備はOK?

再登場してまず最初に思ったこと。
ライブTシャツをアレンジして肩出してるの可愛くね???いや………可愛くね?????
以上、現場からお送りしました。

やっぱりこの曲はダンスが良い!
特に『オーケストラ』のところの指揮者の振りが可愛くて好き。
私は基本的にライブ中はペンラは持たないのですが、そこで一緒に指揮者をやるためだけにこの曲だけはペンラを持ってます。
ライブ後にこの話をしたら同志がいたので硬い握手を交わしました!
そしてラストの回ったり跳ねたりする振りには可愛さが詰まっててホントに推せる!

跳ねるといえば東京公演では2番の『3・2・1』の煽りがあって良かったですね!
あれも可愛いかった。(コイツ可愛いしか言ってねえな)

SEEK for MYSELF

最後の曲はまさかの「SEEK for MYSELF」
1stワンマンの表題曲というイメージが強く、2度と生歌では聴けないことを覚悟してたので、大阪でタイトルコールされたときには度肝を抜かれました。
ここでそれはずるいよなぁ…。

約1年前の1stワンマンでは観客側にも緊張が伝わるほど一生懸命なパフォーマンスだったことを思い返していましたが、今回のツアーではとても伸び伸びと楽しそうにパフォーマンスをできるほどに成長をしていて、かなり込み上げるものがありました。

最高のパフォーマンスをありがとう!
そして、この曲をまた聴かせてくれてありがとう!
そんな気持ちで昼公演は無事終了しました。

夜公演開演前

さて、昼公演が終わり、最初にアナウンスされたのは今回の来場特典が現地にまだ届いてないという案内でした。
今回の来場特典は棗いつきのライブではお馴染みのドローンネコ、通称戦犯ネコの金太郎飴でした。

「TRAVEL2U」入場特典

今回のライブには登場しなかったものの、このネコが絡むとなぜかトラブルが発生してしまうんですよね…笑。

昼公演が終わったということは、第二次ガチャ大当たり争奪戦の始まりです!
終演後少し会場を早めに会場を出たつもりだったのですが、既に物販列は長蛇の列が形成されていました。
地方公演のときは夜公演の在庫が比較的少なめだったので、そもそも引けるか不安だったのですが、なんとか売り切れる前に引くことができました。
そしてその結果は…………。

出ました!!!しかもその日一緒に行動していたFFさんと横並びで!!!
まーーーーーーーーじで震え止まんない。
びっくりしすぎてたぶん心臓の音が体から漏れてた。
今まで羨ましいな〜と思いながら当たり報告を見てましたが、マジで存在するんですね…。

二人はハイタッチを交わし、互いに背中を預けながら終演後に備えて近くのSeriaに額縁を買いに行くのであった。

接近!?ドキドキサイン編に続く…。

夜公演開幕

ついにオーラス。東京夜公演開幕です。

Son macabre

後半戦3曲目。「虜になってもらう」と言って歌われたのはこの曲。
確実に堕としにきましたね…。

東京公演では円形の客席に囲まれたステージ上で指揮者がタクトを振るような姿が曲の世界観と合わさってものすごく映えて見えた。
大阪公演の時と東京公演の1週間前にこの曲を生で浴びてるのですが、会場ごとに違う刺激が得られてとても味のある曲でした。

Mirror

夏の残り香を挟んで次に歌うのは「Mirror」
崩れ落ちた。ここでやってくれるか…!
この曲はずっと歌ってほしかったけど、ライブでやるイメージがあまりなかったので回収できて本当に嬉しかった。

今回のセトリは「HAPPY ENFORCER」のアルバムから多めに選曲されてたので、今回のライブを通して改めて5thアルバムが名盤ということを実感できてよかった…。マジ感謝。

SEEK for MYSELF

え゛??????????????
マジで困惑して、意味の分からない声出た。

大阪夜公演では「プロパガンダ」「ANAMNESIS」からMCを挟んで「天気雨の旅」という昼公演同様のセトリだったのですが、東京夜公演アンコール前最後の曲は「SEEK for MYSELF」

ずるいなぁ…。私はこの夏、何度この感情を棗いつきに向けたのだろうか。
そんなことを思いながら、ラストに来るあの曲に覚悟を決めて高々とSEEK for MYSELFと書かれた1stライブのペンライトを掲げた。

最後のMC

昼と同じく、アンコール1曲目は「My Entertainer」で再登場し、その後はMCへ。

棗いつき「私、MCが苦手で、今までのMCではメモを貼って喋っていたんですよ……ズルいですよね…。でも最後のMCだけは、今思っていることをみんなに伝えたいので、メモを持たずに話します。下手くそかもしれませんが…聞いてください。」

この1ヶ月で幾度となくずるいという感情を持っていた私ですが、この時ばかりはそうは思わなかった。
それは歌唱中のパフォーマンスだけでなくMCまでも完璧なものを届けたいという気持ち表れだから。
それでも、ツアーを経て、いつきさんがありのままの気持ちを伝えようとしてくれる姿が本当に嬉しくて、この時点で私の涙腺ダムは決壊してしまった。

このあとは泣きすぎて鮮明に思い出ないので、ディレイ配信を改めて確認します。

天気雨の旅

今回のツアーのことや棗いつきのことはいつか忘れてしまうけど、それでもいい。
忘れてしまってもいいから、辛い時や苦しい時にふと思い出して頑張る糧にしてもらえればいい。
そんなふうに東京昼公演まではこの曲について語っていました。
大阪公演のMCで初めてこれを聞いたとき、少し寂しい気持ちになりながら「私は忘れたくないよ…」と思っていました。

しかし、東京夜公演で語られたのは。
「忘れられたくない。忘れないでほしい。」

一番嬉しい言葉を聞けました。
その言葉を私は待っていました。

だってこれまでの人生の約1/5は棗いつきの作品がいつも側にあったんですよ。
それを忘れてしまってもいいなんて言われたら寂しいじゃないですか。
棗いつきの物語は私にとって忘れるにはあまりにも大きすぎる大切な思い出になってしまったんです。

だから私は「忘れないでくれますか?」という彼女の問いには力強く肯定の言葉を返しました。

私は絶対に棗いつきのことを忘れないので、棗いつきも忘れられないほどの最高の物語をこれからも私に見せてください!

この物語が続く限り、私はずっと棗いつきを応援しています!

特報!?

Q.ライブが終わるとどうなる?
A.知らんのか。ライブが始まる。

「棗いつき Birthday LIVE 2025」開催!!!!!
次もライブがあるという幸せ。本当にありがとう。
今回のライブが最高に楽しかっただけに、最大級の期待を持って次回のライブに臨めるのが本当に嬉しいです!
しかも、会場はZepp Yokohama!
デカい箱埋めてお誕生日おめでとうを言いてえよなぁ!?
棗いつきというコンテンツ、楽しみが尽きなくて最高だよ。

終演後

終わった……。終わってしまった。
胸にぽっかり穴が空いたような感覚とはこのことを言うのでしょう。
あんなに顔がぐちゃぐちゃになるほど涙を流したのはいつ以来だろうか。
今回のツアーではそれくらい心を強く動かされただけに、終演後の虚脱感がすごく、しばらくボーッとしていました。

数分後、思い出しました。
私、当たり引いてました。

ん???今から何を喋ればいいんですか?
いや、開演前には色々考えてたんですよ。
でも夜公演であのMCを聞いたあとは心の底からの感謝しかなく、他に言葉が何も出てきませんでした。


そして、いざ対面。名を名乗ります。
サインの場所は今回贈った楽屋花の目の前。
やばい…。再びの緊張で全身が固まり、順番待ちの間にまとめていた言葉が全て爆散しました。
そして3秒の沈黙。
余りにも情けねえよぉぉぉ……。
私の大緊張を察してくれたのか、いつきさんがライブの感想を聞いてくれました。
余りにも優しすぎるよぉぉぉ………。
私はまとまらない言葉で必死に今回のライブの感想を話しました。(本当に話せてたのだろうか……?)
そして、最後にいつきさんの後ろにある私が贈った楽屋花について軽くお話しして、直接感謝のお言葉をいただけたところで退場。

まさか直接感謝のお言葉をいただけるとは思ってなかったので、忙しい時期と被っていたにも関わらず頑張って作った甲斐がありました。
改めて、ツアー完走おめでとうございます。
そして、本当にありがとうございました。

おわりに

「TRAVEL2U」をキッカケにに棗いつきを知った頃を思い出していましたが、私のオタクライフのターニングポイントはやはり棗いつきです。
生活が良い音楽に溢れているという充実感、同じような熱量で話をできる同志と共にいる充実感、1人のアーティストを真剣に応援しているという充実感。
これらのきっかけは棗いつきが始まりでした。
棗いつきを知ったときには、知る由もありませんでしたが、その時から既に始まっていました。
間違いなく「君が始まりだった」
そんな始まりから今まで、そしてこれからも続く物語に感謝を。
そして、サイン色紙と「TRAVEL2U」の思い出という2つの宝物に特大の感謝を。
本当に最高の夏でした。

宝物

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
以上、ものくろでした。

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