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【だれかの沖縄旅行記1】|ひとり旅|本島|ぶらりん日記

だれかの、って、これは確かにぽっぽが書いたのだけれども、だれが行った旅行でもいいわけなので、そういう名前です。


これは、9月に行った、沖縄一人旅のぶらりん日記です。

旅程は、3泊4日で、3泊とも別の場所に泊まりました。
旅行記なので一応時系列に記していますが、印象に残った大切な出来事は、また別のお話として掲載しています。


1.飛行機での出会い

 一人沖縄に行くことに関しては、実は10回以上あるのだけれど、観光目的で計画を立ててから一人で行くのは、初めてのこと。いつもと違うドキドキを抱えながら、搭乗。

大人になって、落ちないか心配するようになった笑


 この旅で、一人旅ならではの出会いを何度かしたが、その大切な一つが、行きの飛行機だった。

 私よりあとから搭乗してきた通路側のおばさまは、一生懸命荷物を棚へ上げていた。
航空会社がピーチなので、添乗員の手荷物の手伝いは一切なし。座席も狭いので、苦労しながら、なんとか上げていた。
 その方を見るともなくみていると、メガネチェーンがとても個性的。しまうま付き。そこでつい、話かけたのが始まり。


 少しずつ話していると、沖縄に別宅(作品作りの場所)があるアクセサリー作家さん。
 私と、好きなことや、好きなお店、雰囲気、場所などたくさん共通する「好き」がわかって、驚いた。私はその当時から、ぼんやりと沖縄を行き来する仕事を持ちたいと思っていたこともあり、この方の行き方や考えに、とても心を動かされた。

 私も、これからどうしていくか本当にわからないけど、なんか、がんばろう・・・!
 今でも、何回も思い返す。

「やりたいことは やらなきゃダメ」


たまに聞く言葉だが、自分へまっすぐ向けられてみると、とても揺さぶられた。

「あなたには、いつかまた会える気がするわ」

そう言われて、飛行機を降りた。

2.1泊目の場所へ

 

さてさて、これからどこに行くのかというと、1泊目の祖母(叔父・叔母・いとこも同じ家)の家へ。高速バスで向かう。(私はこのとき免許はあったが、一人で高速にのる勇気はなかった)沖縄は車がないと、本当に身動きが取れない。


 祖母に会えることが本当に嬉しくて、沖縄の空気を吸えることも本当に嬉しくて、高速バスでもソワソワとしてしまう。
 もてなし上手な親戚のおかげで、直前に来島を知らせたにも関わらず、あたたかく歓迎してくれた。(もてなすことが、あたりまえ、であるかのような雰囲気があるので、逆に申し訳なくなって直前にしたのだが、あたたかく結局迎えていただいた。)

昔の記憶を探っても、
「せっかく来たのだから、〇〇へ連れて行こう」
「沖縄のこれを食べてもらおう」
など、今日はどこどこへ行くよ〜と、いつも私をたくさんの楽しい場所へ連れて行ってくれた。それは、どの人もみな同じだった。

ここにはない文化だよなあ。


もずく入りコロッケ
あとは魚のみそ汁食べた


祖母の普段寝ているベッドに寝かせてもらい(何度も私が布団で寝ると言ったのだが、祖母は布団を敷いて一瞬で眠った。いつも入眠が早い)、ふかふかの柔らかいベッドで、しばらく天井を見つめていた。

外の空気を嗅ぐために窓を少し開けていたが、肌寒いので仕方なく閉めた。
台風が近づいていて、風が強くなっていた。


3.2日目の朝|グアバジュースとドラゴンフルーツと梨を入れたヨーグルト


次の日起きて、朝ごはん。
祖母が準備してくれると言うのでありがたくいただく。(叔父家族とは別のキッチンがある)
冷蔵庫にしまってあったパン(沖縄だから痛みやすいよね、といちいち感動)を出してトースターへ入れた。

「これはどのくらい食べる?」(炒めものを作ってくれていた)

「このジュース飲んでみてね」(叔母宅で採れたグアバでジュースを作った)

「ヨーグルトも食べるかねえ」(梨をむき始めた。その手つきは今でも思い出せるくらい好き)

朝ごはんを用意してくれる横で、私もパンを焼いたりコップやお皿を出したりしていたら、とてつもなく尊い幸せな時間を過ごしている、と流れる時間を掴めそうな感覚になった。

もともとそういう瞬間が大好きで。


ぽけーー


*メニュウ

 ・食パン(沖縄でしかみたことのないやつ)

 ・いためもの(ピーマン・かぼちゃ・かまぼこ(沖縄のかまぼこってちょっと違うんです)・カシューナッツ)
…自分でやらない組み合わせとかって、びっくりするほど美味しいときがある。

 ・梨ヨーグルト(梨にヨーグルトかけたの初めて。ヨーグルトも、「牧場の朝」系だった気がする。ますます新鮮。ちなみに「牧場の朝」は父の祖父母宅でよく食べた)

 ・グアバジュース

 ・紅茶だったかコーヒーだったか


次の行き先があったが、なかなかにこの居心地の良さから離れがたい。

見晴らしの良い窓辺から、開いた窓から入る風がきもちいい。


さて、そろそろ出発しますかね。


写真がほとんどないのが残念すぎる。

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→のんびり、続きます。2日目は読谷へ向かいます。
 そう、台風が迫ってきていて。

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