背骨の骨のひとつひとつの関節を使って、ドルフィンキック
ドルフィンキックのを教えるときって、なかなかにうまくいかないことが多いような気がします。
これって、感覚的なものでやれちゃう人や、ばた足自体がうまい人は、結構指導しやすいのですが
そもそも、ばた足が苦手の人は、教える方も、教わる方も難しいことが多いです。
そもそもドルフィンキックって、どうやっていますか?
例えば、どこの筋肉が疲れますか?
背中?お腹?モモ?首?
クロールのかきとか、ばた足なら、ここが疲れるとか、ここの筋肉を使ってとか、話せるんですけど、
みんな結構違うんですよね、ドルフィンキックの感じ方が。
ちなみに私は、「息が苦しい」ですね(笑)
こうなると、ドルフィンキックを一日の練習で、長い距離を何本もできませんしね。当たり前ですかね
今までの声かけで、私が1番うまくいったのは、下記の順で説明したときでした。
①ドルフィンキックは、体全体で動きます。キックという名前に騙されないで。
②足は勝手に動くので、手や首、胸をプールの底や水面にむけて、上下に良く動かしてください。
③特にポイントは、背骨の骨の関節を一つ一つ順番に動かすよ事です。今まで生きてきたなかで、あまり使わなかったので大変です。
④まさに、イルカや、魚だったときの記憶を呼び覚ますイメージですね。
ちなみに、ビート板を持つよりも、持たないで練習してもらう方がしっくり来ていました。多分板を持つと、本当に足だけで進むつもりでいるからでしょう。
バタフライを、全くやっていなかった人に、私は、
①板無しのドルフィンキックの練習
②片手バタフライの練習
③両手バタフライの練習
の三種類しかしません。
これだけ繰り返すだけです。
何より、ドルフィンキックは、バタフライだけではなく他の種目でも使いますし、とても重要な技術ですよね。
膝だけのイメージにならないよう初期は特に注意が必要なのではないかと、思います。
板キックはむしろ、4種目泳げるようになってからしかしてもらいません。
もしよければ、背骨の一つ一つを動かしてみてください。
きっとうまくいきます。
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