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8月の振り返り【漫画家志望の記録】

こんにちは。ABZと申します。
30代半ば、漫画化志望です。

まだまだ暑いですが、8月が終わり9月になりました。
早いですねー。そんなわけで8月の振り返りです。

本当は一週間に一回振り返り記事を書けたらと思っていたんですが、いきなり一週間に一度は続きませんね。ハードルが高すぎました。
まず毎月の振り返りをちゃんとやっていきます。


漫画制作について

コミティアの反省

8月18日にコミティアがありました。
それに向けて漫画制作をしていたわけですが。
個人的に反省点が多い結果となりました。


以下持っていった漫画です。

アクマのケンコウ計画という新刊を40部ほどコピー本を刷り。5部ほど購入してくださる方がいました。
差し入れも頂けまして、その節は本当にありがとうございました。
20部ほどは出張編集部のポストに投入してきました。
当然ですが音沙汰はありません。それはそう。

反省点として
前日までコピーを頑張ったせいで疲れ切って出張編集部に行けなかった。
・ジャンルをその他で申し込んだせいで、雑貨などのブースに振り分けられてしまい、漫画のエリアから離れてしまった。
・そのせいか素通りしていく方が多かった。
・手にとっても購入まではして頂けないパターンが多かった。

売り上げが0じゃなかっただけ万々歳じゃないかとも思うのですが、それでも実力不足、知名度不足は否めないと感じました。

まず出張編集部という折角の機会を逃したのは大きいです。
もう疲れ切ってしまっていたので…サークル参加の準備だけでいっぱいいっぱいでした。
ポストに入れるため、多めに刷って持っていったはいいけど、よっぽどじゃないと連絡はこないだろうと思っていたので、直接アドバイスをもらえなかったのは痛いです。
次回出張編集部に行くなら、サークル参加はせず出張編集部だけに集中したいです。

また、今回自分の漫画ジャンルが不明確だったため、その他ジャンルで申し込んだのですが…周りに漫画を描いてる人がほとんどいなかった!
(結果友人とたまたま隣になれたのは嬉しかったです)

コミティアの『その他』は雑貨や考察、雑学など様々なものを含めたものなので、漫画のエリアからは離れてしまいました。コミティアで漫画を出すなら、漫画のジャンルを無理にでも絞るべきだと反省しました。(雑貨目当てでエリアに来ていた人が多かったた印象)

というより、漫画を制作する段階から、自分の漫画は何漫画なのか
(少年?青年?ギャグ?SF?)それを明確にするべきだと思いました。
ラーメン屋になりたいならラーメンを作らなきゃいけませんね。
うどんのような、そうめんのような、ラーメンのような、なんだかよくわからないものを初めから作っても受け入れてもらえないですよね…

周りと比べての自分の実力不足も改めて感じました。
まず一番目につくポスター。
つまり漫画の表紙ですが、これだけたくさん漫画を描いている人が大勢いると、パッと見で魅力的な絵でないと視界にすら入らないと思いました。

魅力的な絵ってどんな絵だよって、
定義はフワっとしていてうまく言えないのですが…
一つだけ言えることは、もっとこだわって細部まで気を配るべきだと反省しました。
そうでないと、自分の絵を気に入ってくださる方なんて現れないと思うので…
今回の新刊の表紙は一日で仕上げた簡素なものでした。表紙は大事なので、次はもっと時間をかけて制作します。

理想的な漫画の優先順は、良い絵→良い内容だなと、改めて反省しました。
耳が痛い…胸が痛い…良い絵を描けるよう頑張ります。

と、ここまで書いて、反省ばっかりしているなと振り返ったのですが、
まさしくその通りで、反省ばかりしていたら、コミティアが終わった直後ガッツリ落ち込みの波がきました。何もできなくなりました。大大大スランプです。
詳しくは私生活の振り返りで。

4コマを描いています。



1h4dという企画で毎週4コマに挑戦しています。まだ4つしか無いですが。
「面白い」の基本に立ち帰りたくて、漫画の基本から頑張ろうと思い立ってやっています。(ルックバックの藤野さんの4コマすげー面白かったよね)
あとフォロワーさんを増やしたい下心もあります。卑しくてごめん。許して。

4コマって難しいです。本当に。
この1h4dという企画は、毎週土曜9時にお題が発表されて、10時に投稿するというなかなかハードなもので、1時間でネタ出しから作画までやる必要があります。
ネタ出しに詰まっていると作画が間に合いません。

トレードの回で、作画の丁寧さを意識したところ10時に間に合いませんでした。
(実際に丁寧にできたかどうかは置いておく)
中には1時間で3つくらい4コマを描いている方もいて、本当に凄まじい世界です。

芸人さんの大喜利の動画をよく見るのですが、プロって本当にすごいなと思います。なぜあの一瞬で面白い言葉が浮かぶのか…
あのくらいのスピードで面白いネタが思いつくようになりたいです。

あと、このネタは人と被りそうだなとか、こういうネタは描きたくないなとか、倫理的にどうなんだろうとか、色々考えて折角のネタにブレーキをかけてしまう癖があるので、恐れずに挑戦するのも大切かなと思っています。

この4コマチャレンジ、いつまで続けられるかわかりませんが
(新しい仕事が土日中心になるのでもしかしたら仕事の都合でできなくなるかも)
できる所まで頑張ってみようと思います。

見たもの


呪術廻戦を最新刊まで読みました。
そして呪術廻戦展にもいってきました。

あんまり漫画をガッツリ読む人間では無いのですが(漫画家志望なのにね)
今回タイムラインで呪術廻戦展の情報を知り、それが割とクリエイターさん向けだという情報を知りまして、じゃあ行ってみようかなと思い至りました。

呪術廻戦の感想

行くなら最新刊まで見てから行こうと思い、一週間くらいかけて最新刊の27巻まで読んだのですが…
いやーーーーーすごい漫画でした。

読むまでは、勝手なイメージであんまりジャンプっぽくない作品なのかなと思っていたのですが、とんでもない、ちゃんとジャンプ漫画でした。
展示でもそのあたりが書かれており、ジャンプらしさとは何なのか、たくさん研究されている作品でした。

バトル漫画そのもの読むのが結構久しぶりで、やっぱり苦境に立たされている状況で、それをどう打開していくのか、どう勝利を掴むのか手に汗握る展開は良いですね。
週間連載の底力というか、読者を絶対飽きさせない展開つくり、引っ張り方もすごいなと思いました。
(散ったキャラを弔う余裕も無いのか…とも思いましたが)

作者コメントでも書かれていましたが、実際に渋谷のハロウィンでテロが起きたら本当に悲惨でしょうね…渋谷事変で聖地になったわけですから、皮肉にもさらに人が増えるきっかけにもなっていそうですが…

あと個人的なお気に入りシーンとして、真希ちゃんが覚醒した後の一族皆殺しパーティ(言い方)のあたり爽快でした。ここまでするか!?でもいったれー!やったれー!(言い方)といった感じで。

古い悪習から新しい世代を解放したい、次の世代には同じ過ちを繰り返してほしくない。そんな思いが全体のテーマとしてあるのかなと思いました。

それと27巻のあの、カオスな展開。私の一番好きな漫画、ボボボーボ・ボーボボのリスペクトを感じてとても嬉しく、懐かしい気持ちになりました。
どシリアスバトル漫画としてはいいのか!?とも思いましたが、重く悲しい展開の直後でしたから、ちょうど良かったのかもしれないですね。

漫画を久しぶりに集中して読んだので、漫画を読む体力が少し復活しました。
あまり漫画を積極的に読まないのは、自分の実力の無さに落ち込むからと、激しい展開に精神的体力がついていけず疲れてしまうからなのですが
おかげで漫画をもっと積極的に読んでいけそうです。思い切りって大事ですね。

展示の感想


展示の方も素晴らしかったです。

デジタルで漫画を描くということに慣れ親しんでいない読者のために、デジタル漫画の仕組みから解説しており、細かい所まで解説されていました。
下書きに3Dモデルを使用されていましたが、あそこまで描けるならいらんのでは…とも思ったり…でも芥見先生がご自身が作画が速くなったとおっしゃるならそうなんでしょう。元々爆速だったでしょうから、一体どんだけ速くなったんだ…

週間連載のスケジュール表も展示されていました。まさに鬼のようなスケジュールでした。
ある話の作画をやりながら、別の話のネームもやり、また別の話の作画指示を出して…気が狂いそうですね。本当に尊敬します。
単行本のおまけコメントが後半になるにつれ無くなっていったのは、この忙しさもあるんだろうなと思いました。(ちょっと寂しいけどね)

あと何といってもアシスタントさんの背景が素晴らしくて…
アシスタントさんの仕事を一人一人大々的に紹介するコーナーがたくさんあって、とても愛が感じられました。
漫画のアシスタントさんはどうしても影の存在になりがちですが、もうそういう時代も終わりそうですね。

一つ残念だったのは、ボツになったらしい読み切りのネームが展示されていたのですが、一番人だかりが多くて読めなかったのが残念でした。
見きれなかったところを見るために、何回も行った方多くいたらしく、それも頷けます。

呪術廻戦、最終回どうなるんでしょうね。
楽しみです。

私生活について

コミティア後のひどい落ち込み

コミティアの準備をしつつ、嫌な感じはしていました。
コミティアに出展した作品は、ネットで1話2話までを公開して、3話を新たに描き加えて本にしたものだったのですが、その1話2話の段階からあまり評価が伸びず、頑張った割には手応えがありませんでした。
そのへんの反省は7月の振り替りでしています。


そのため、コミティアが終わったら何かが燃え尽きてしまうのでは、と危惧していたのですが、まさしくその通りになりました。

実力不足と、覚悟の甘さと、焦りと不安で完全にダメになってしまいまして。何のために頑張っているのか全くわからなくなりました。
本当にベットから動けなくなってしまい、飯も食わず無限に寝てました。

8月いっぱいで辞める仕事だったのに、8月半ば一週間ほど休んでしまいました。
漫画を頑張るために仕事を頑張っているので、漫画が頑張れないんじゃ働く意味なんてねーじゃんって自暴自棄になっていました。最悪ですね。
最後まで職場の皆さんに迷惑と心配をかけてしまい後悔が残りました。

今は少し元気になったのですが、本当に先月はもう二度と頑張れないじゃないかというところまで行きました。
定期的に落ち込みの波がくるタイプの人間なのですが、ここまでの激しい落ち込みと自棄は初めてでした。
反省するのはいいけど、反省しすぎて立ち直れなくなったら元も子もないので程々にしようと思います。

何が出来ていないか分析するより、何が出来ているか、考えたほうがいいかもしれませんね。(良く言われる言葉だけど難しいー)

なぜここまで落ち込んだのか今分析すると。
本気で誰かに届けたい作品だったから、それが届かなかったことがショックだったのだろうと思います。前作に比べ、誰かに届いている感触がまるでなかったので、そう思いました。
前作のトランクラインが色々なところで取り上げていただいた反動もあったのかもしれないです。

またこうならないために、次に描く作品は『自分が届けたい』だけでなく、どういうものが人に届くのか、どういうものを届けたら喜んでくれるのか、誰に届けたいのか。
というところま考えて描こうと思います。
もしくは、仮に誰にも届かなくても、自分が悔いなく信念を持って絶対描きたいものを描けたら良いのかもしれないです。

難しい〜〜ますます描けなくなりそう〜〜

Xに課金しました。


はい、とうとう課金しました。
イーロンに色々言いたいことあるのに、正直悔しいです。
でも背に腹は変えられません。

いえ、以前少しの間だけ課金していた時はあったのですが、短い期間だけだったので。
今回はガッツリです。
コミティアの反省もあり、漫画活動をしていくうえでもっと自分の宣伝をしなければならないなと思い。このような決断をしました。
先月節約するって目標に掲げたのに…!結構な出費!

課金してからの変化ですが、多少の変化はありました。
謎のルートからフォロー、いいねをしてくださったり、載せた4コマが課金前と比べてちょっとだけ多く見てもらえたり。そんな感じです。

でもまだちょっとの変化なので、ここからが頑張り時かと思います。
もう少し変化があったらnoteで報告したいと思います。
(こういうのが一番皆さん一番気になるところですよね)

目標としては毎月の課金額をXから取り返すくらい稼げたら良いな〜と思ってます。
かなり厳しいと思いますが…

8月の目標の振り返り

7月の振り返りで掲げた目標はこんな感じでした。

・まずは8月18日のコミティアを頑張る
  →何とか本も出せたし、頑張れはしたと思う

・今後の具体的な目標、方針を決める
  →自分を広める活動を頑張る
  →誰にどう届けたい作品なのか考えて作品を作る
  →もしくはブレない信念を持って作品を作る

・節約と健康のため自炊を頑張る
  →雑な自炊はしていたが、自暴自棄になったりもした。
   8月末に少し気が緩んで散財してしまった。

9月の目標

9月の目標です。

・イラストを週2、3枚は載せる
 →絵の練習、自分を広める活動
・短め(10pくらい)の作品を作る
 →漫画の力を上げる
・9月末にある漫画の賞に向けて作品作り

9月末締め切りの賞はこれです。


防災に関する1ページ漫画なのですが、結構考えれば考えるほど難しくて、悩んでいます。最近地震多いですからね。
1人何作でも応募できるので、3作品くらいは送りたいのですが…
まずハードルは低く1作品でも応募したいと思っています。

以上。8月の振り返りでした。
長々と失礼いたしました。
9月は新しい仕事も始まるので、無理せず頑張っていこうと思います。




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