北海道旅行①~フゴッペ洞窟~
今年の夏休みは3日間ずつ、3回に分けて取る事になった。本当は長期休みにしたいのだが、生放送もあるし、取材も入るのでそうは行かない。それでも、ここ3年間はお正月もお盆休みも返上で制作に明け暮れたので、休ませて頂けるだけで有難い。これも編集スタッフのお蔭。彼女達がいなかったら、今頃は編集に追われているに違いない。とても感謝している。
さて、島根旅行から2週間後、北海道に帰郷。母の墓前に手を合わせ、岩内へ出発。途中、行き付けの蕎麦屋「蕎傅」に立ち寄る。
外観写真は4年前のもの。名匠の建築物だそう。
とろろ蕎麦を頂く。更科が良いね♪
ランチ後、大谷地I.C.から高速(道央道)に乗り札樽道へ入る。小樽を越え、余市(よいち)まで延びている事を知らずビックリ!小樽⇔余市間は後志(しりべし)自動車道となる。小樽JCT(朝里の手前)で小樽市街方面と余市方面に分岐するのでご注意を。
えっ!?後志道は倶知安(くっちゃん)まで延びるの!?そうか!北海道新幹線は倶知安を通る。それに合わせた延伸か。これまたビックリ。余市⇔倶知安間は現在工事中だが、標識には既に倶知安の文字が。2027年度、全面開通予定。詳しくはこちらをご覧下さい。
余市で降りたら海岸へ向かう。5号線を右折し直進すると、右手に国指定史跡「フゴッペ洞窟」が見える。無料駐車場有。
実はこの洞窟の存在を全く知らなかった。どうしても行って見たいと言う歴史好きな家族のリクエストで仕方なく(苦笑)。
余市町のHPによると、フゴッペ洞窟は2000年~1500年前の続縄文期(弥生時代を北海道では続縄文文化と言うらしい)に属する遺跡で、洞窟内には800を超す刻画(岩に刻まれた絵)が存在すると言われている。北海道の時代区分はこちら。
私が見た刻画は、舟や魚や4本足の動物、天使のような羽が生えた人・・・ここは宗教的儀礼の場だったのではないかとのこと。フゴッペ洞窟は国内最大級の刻画のある遺跡で、昭和28年(1953)年、国指定史跡となった。建物は洞窟に沿って建てられ、ガラス張りの部屋から内部を眺める事になる。部屋は1室のみで狭い。内部は撮影禁止なので町のHPをご覧下さい。
フゴッペ洞窟まで来たら「西崎山環状列石」と言う遺跡を見ると良いらしい。環状列石とはストーンサークルのことで、パワースポットとも言われているが、要は約3,500年前(縄文時代後期)のお墓である。私は気乗りしなかったのだが、家族がどうしても見たいと言うので、これまた仕方なく・・・(苦笑)
フゴッペ洞窟の受付に、遺跡への行き方を示す空撮地図があり、それを頼りに車を走らせたものの、まぁ良く解らない!これは、ちゃんと受付の方に道順を確認した方が良い。参考までに地図を載せておこう。
途中、フルーツ街道と言う道があり、それが高速道路のように頭上を左右に走っている。橋桁があるので直ぐに解る。そこを潜ってしまったら道を間違えたと思って頂きたい。橋桁の手前の細い道を右折すると点滅信号に当たる。それがフルーツ街道。その道を左折して橋上を直進すると・・・看板が見える。
左折すると、直ぐ右に矢印があり、右折。
一瞬、戸惑うような鬱蒼とした小道を迷わず進むと駐車場に出る。しかし、注意して頂きたい。私達が訪れたのは2019年8月初旬だが、スズメバチが多い!!車が襲われて、しばらく外に出られなかった。落ち着いた頃、勇気ある父が降りて行き、写真を撮ってくれたので載せておく。ちなみに私は車から降りなかった。
この階段を登り・・・
遊歩道を歩くと・・・
ストーンサークルがある。柵があり、中に入れないようになっている。
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さてこの日、宿泊したホテルは「いわない高原ホテル」。
高台にある見晴らしの良いホテルだ。
このホテルは館内どこを撮影してもOK。従業員も料理もジャンジャン撮ってSNSに載せて欲しいとのこと。では、遠慮なく・・・
ラウンジ。
24時間、いつでも珈琲やスイーツが楽しめる。
珈琲はブレンド、アメリカン、カフェラテ、エスプレッソなど。私は濃い珈琲が好きなのでエスプレッソをダブルで。嬉しい♪
何と言っても温泉!100%源泉掛け流し。泉質はナトリウム・塩化物炭酸水素塩温泉。無色透明、49.9℃、PH7.2。露天風呂もある。
夕食。
アワビの踊り食い(汗)その他、デザートにフルーツも♪
お腹がパンパンになるほどの量だった。
そして翌朝のごはん。
ビュッフェはサラダ、ドリンク、ご飯など。和食のみ。
いわない高原ホテル公式サイト
http://www.iwanai-h.com
北海道旅行の参考になれば嬉しい。
次は「北海道旅行〜積丹〜」へ続く。。。