【 最強 】EPOMAKER CIDOO V75 PRO が強すぎた件
今回は、Amazonセールの戦利品「EPOMAKER CIDOO V75 PRO」を紹介していきます。
先に結論をお伝えしますと……「 “ほぼ”100点満点で最強のキーボード 」です。
なぜそう思ったのか?
先日「最高」とお伝えしたAULA F75 と比較しながら紹介していきますので、キーボードを探している人の参考になればなによりです。
EPOMAKER
EPOMAKERは中国のブランドです。
公式ホームページを見るとわかりますが「機能満載のキーボードを手頃な価格で世界中に発送する」会社のようです。
公式ホームページからも購入できますが、ドル表示/配送日数がかかるため、EPOMAKERのキーボードを買うならAmazonで買うのがおすすめ。
とはいえ、ホームページにしかない製品や、ホームページとAmazonの製品が違う(Amazonにあるものが古い型式?)キーボードもあるため注意が必要です。
コチラは KIIBOOM ファントムというキーボードですが……
60%配列
ガスケットマウント搭載
LCDスクリーン付き
価格は229.99ドル(日本円換算:34,867円)
Amazonでおなじ商品を検索してみると……
KiiBoom Phantom 68 がヒットしました。
65%配列
ガスケットマウント搭載
価格は22,450円
LCDディスプレイがないモデルですが、価格はLCDつきのものより10,000円弱安くなっております。
公式ホームページにあっても、Amazonにはない商品があるので、EPOMAKER製品を買う際は注意してください。
EPOMAKER CIDOO V75 PRO
今回のキーボード「EPOMAKER CIDOO V75 PRO」をカンタンに説明すると……
75%配列(テンキーレス)
ガスケットマウント搭載
Bluetooth/2.4GHz/USB-C トリプルモード
アルミニウムボディ
VIAプログラマブル対応
昇華型 PBT キーキャップ
公式価格:139.99ドル(日本円換算:21,223円)
重量:約 2 ㎏……
メカニカルキーボードに求める機能や性能を「全部ブッコみました!」といったキーボードです。
75%配列(テンキーレス)
キーボードのサイズは大きく分けると2つで「テンキーあり」か「テンキーなし」です。
しかし、テンキーなしの「テンキーレス」サイズでもメーカーやスイッチの配列によってサイズはまちまち。
一般的に「テンキーレス」と呼ばれるサイズ(配列)は黒いほうのキーボードです。
EPOMAKER CIDOO V75 PROは、テンキーレスキーボードよりも少しだけ横幅が狭いキーボード。
横幅が狭いキーボードのメリットは2つあると感じています。
メリット① 身体の正面にキーボードを設置できる
テンキーがあるフルサイズキーボードを机の真ん中に置くと、どうしてもタイピングポジション(腕全体)が左に寄ります。
横幅がせまくなればなるほど身体の中心でタイピングできるようになるため、長時間タイピングしていても疲れにくくなります。
メリット② マウスが動かしやすい
デスク上の専有面積が小さくなるため、マウスを操作できる範囲が広くなります。
パソコンでゲームをやるとき、マウスがキーボードにガチャガチャ当たるのは本当にストレス……。
マウスを動かしまくってもキーボードにぶつかりにくくなるのが、コンパクトサイズキーボードのメリットです。
また、キーボードからマウス、そしてマウスからキーボードへの移動距離も短くなるため疲れにくくもなります(あくまでもわたしの体感)。
Bluetooth/2.4GHz/USB-C トリプルモード
わたしがキーボードに求める性能のひとつに「マルチデバイス(複数の端末)接続」があります。
メインパソコン
(動画・画像編集・文章執筆・ゲーム)サブパソコン
(文章執筆がメイン用途)タブレット
(ちょっとした文章執筆・SNS)
これらのデバイスとカンタンに接続できて、すぐに切り替えられるキーボードが最高です。
以前紹介した AULA F75 もトリプルモードでの接続は可能でしたが、技適マークがついていないのでBluetoothは非接続。
CIDOO V75 PROにはきちんと技適マークがついていたので、3つのデバイスとの接続もおちゃのこさいさいです。
2.4GHz接続用のドングルは、キーボード表面の右下に格納されています。
銀色のカバーをスライドさせると「シュッ」と出てくるギミックは、結構おしゃれだしカッコいいです。
(ただ……一度パソコンに刺したらそれ以降は開けないので…シュッと出てくるギミックの利用頻度は低い)
昇華型 PBT キーキャップ
EPOMAKER CIDOO V75 PROのキーキャップは、昇華型 PBTキーキャップです。
「昇華型」とは印刷方法のひとつで、印字がにじみにくく印字が消えないというメリットがあります。
KEYCHRONやHHKB・東プレなどの高級キーボードのキーキャップは、ほとんどが昇華印刷。
キレイに印字され、印字が消えないというメリットの反面、コストが高くなるというデメリットがあります。
昇華印刷のキーキャップがついたキーボードは、すこし割高です。
似たような価格帯の Logicool K855のキーキャップとの比較です。
右 → Logicool K855
左 → EPOMAKER CIDOO V75 PRO
見てください。この厚みの違いを!
EPOMAKER CIDOO V75 PROのキーキャップは全体的に分厚くできているのに対して、Logicoolのキーキャップは岡本ゴムもビックリするくらい薄っぺらいです。
この厚みは「キーキャップのグラつき」に直結します。
分厚いキーキャップはグラつきにくく、薄っぺらいキーキャップはグラつきやすい。
タイピングしていてキーがガタガタ上下左右にグラつくとストレスが溜まりますし、なんといっても気持ちよくなれません……。
前回のAULA F75 もグラつきが少ないキーボードだと感じましたが、CIDOO V75 PROはそれ以上です。
まったくグラつきませんし、乱暴にタイピングしてもなんとかなります。
余談ですが……Logicool の超高級キーボード、G913 TKLは 30,000円もするのにキーがグラつく……(Logicool もっと頑張れヨ!)
VIAプログラマブル対応
CIDOO V75 PROは、VIAプログラマブルに対応したキーボード。
「VIA」とは…
・ユーザ自身でキーマッピングを変更できる
・好きな位置に好きなキーを割り当てられる
・よく使うショートカットやマクロも割り当てられる
・キーボード用のカスタマイズソフトウェア
ボッタくりキーボードのHHKBを愛用しているYouTuberのレビュー動画を見てみると「好きなキーマッピングがカンタンに作れるHHKB最高!」って言ってますが、44,000円も払わなくても実現できます。
レイヤーは4つまで登録できます。
よく使うショートカットやマクロを登録しておけば、設定したキーを押すだけでショートカットやマクロを呼び出せるようになります。
初期設定は面倒くさいかもしれませんが、マクロやショートカットを多用する人にはとても便利な機能だと思います。
重量:約 2 ㎏……
Amazonの商品ページに記載されている「商品情報」の商品の重量を見てください……。
「 2.47㎏ 」。。。
そう!
EPOMAKER CIDOO V75 PROは最初にもお伝えしましたが、全面アルミニウムボディのため、超重量級キーボードとなっております。
キーボードの重さというよりは、もはや「ダンベル」です。
まかりまちがっても、足の上に落とすことがないように十分注意してください……(間違いなく骨折します)。
EPOMAKER CIDOO V75 PRO ほぼ満点だけど…
EPOMAKER CIDOO V75 PROは、ほぼ完璧です。
大事な部分なので、もう一度言いますが「ほぼ」完璧です。
完璧ではありませんでした。
ここからはあくまでもわたしの感想ですが、気になった部分を3つお伝えしておきます。
色
切り替えスイッチ
価格
気になったポイント① 色
ひとつ目の気になったポイントは「色」です。
つくえの上のデバイスやガジェットは「白」か「黒」がいいわたしにとって、この色はちょっと……微妙。
ファミコンチックでレトロ感があって悪くはないのですが、白や黒で統一したい人には向かない色です。
65%配列のV65には「ムーンホワイト」というカラー設定があるのに、V75は「レトログレー」のみ。
買うまえからわかっていたことではありますが「白が良かったなぁ……」というのが本音です。
気になったポイント② 切り替えスイッチ
2つ目の気になったポイントは「接続デバイス切り替えスイッチ」。
左がドングル、中央が有線、右がBluetoothと覚えてしまえばそれまでなのですが、できればわかるように書いておいてほしかったなぁ……というのが本音です。
AULA F75 は書いてあるってことは、最近のキーボードは書いてあるほうが主流なのかもしれませんね(日本語が変な部分は否めない…)。
どっちがどっちやったっけ?と確認するにも、重量2㎏なので重くてカンタンに持ち上げられません。
気になったポイント③ 価格
3つ目の気になったポイントは、なんといっても「価格」でしょう。
このキーボードは安くないです。
ただ、この機能と品質を考えると「高くはない」ですし、ボッタくりキーボードのHHKBと比べても負けてないでしょう。
わたしが持っているなかの高級部類キーボードは……
Logicool G913 TKL:約30,000円
東プレ REALFORCE GX1:43,000円
それよりも10,000円以上も安いということを考えると、決して高くはありません。
……が、安くもありません。
今回はAmazonのセールで15,000円まで値下げされていたから買ったものの、通常価格(23,000円)は少し躊躇ってしまう価格帯です。
機能と品質・使われている素材を考えると妥当な価格ではありますが「中華キーボードは安い」「10,000円のAULAがあのレベル感」ということを考えると、倍の価格は少し高く感じてしまいます。
23,000円という価格帯だと、良さそうな製品がごろついているので、その中で一台のキーボードを選ぶのも難しいところ……。
一方で、AULA F75 は10,000円近く安く買えるので、安くて使い勝手の良いキーボードを探している人はAULA F75 を選んだほうが良いかもしれませんね。
⇩ マ・ジ・で・おすすめです ⇩
まとめ
ということで、今回のまとめです。
Amazonのセールで15,000円まで値下がりしていた
EPOMAKER CIDOO V75 PRO
ほぼ満点に近いキーボードなのですが
色と価格が気になるポイント
色と価格が許容範囲で
持ち運びしない人にはおススメできる
超重量級メカニカルキーボード
圧倒的なコトコト感は
タイピングしていて超絶気持ちエエです
この打鍵感はAULA F75 にはない
アルミニウムボディだからこその打鍵感
そんな感じです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
■ EPOMAKER CIDOO V75
■ EPOMAKER CIDOO V65
■ EPOMAKER x Aula F75
■ YUNZII B75
(AULA F75 の類似品だけど、真っ白があるのは良い!)