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#030 サックスの音にしびれた サンボーン
#デヴィッド・サンボーン は、意外にも、ブラスバンドの顧問(サックス奏者だった)からその名を聞いた。
フラジオ(普通の運指では出ない高い音)を先生が出していて「どうだ、サンボーンみたいだろ」と言っていた。サンボーン、知らなかったな。
そこで、適当にサンボーンのCDを買ったのがこれ。確かにフラジオもすごいだけれど、その、ギザギザしているけど抜けのよい音色にびっくりした。特に、このアルバムは、よくその音が捉えられているようで、聞いていて気持ちよかった。
いったい、この音色は、どうやって出すんだろうか。どう頑張っても自分の吹き方では出ない。おそらく、マウスピースから違うのかもしれない。リードも薄そうだ、知らんけど(最近流行ってる「知らんけど」)。
バックは、全くジャズではないんだけれど、でも、サックスを中心に聞いている分にはとてもよかった。んで、いつの間にか、フュージョンアレルギー(つまり、電子楽器アレルギーやリズムアレルギー)も解消されていった。
結局、慣れですよ、慣れ。