『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.307』
今日と明日は、神奈川県介護予防従事者研修の運営をしています。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u6s/cnt/f532467/300604.html
この研修の運営に携わって4年か5年になるのですが、ボクが地域を明るくする理学療法士になると決めるきっかけの一つになりました。
それぞれの分野で活躍をされている講師の方々のお話は、とても刺激を受ける内容です。
その先生方の口から発せられるコトバの一つひとつを自分なりに解釈し、それを現場で実際に使っていきます。
開始前の準備をしているときはもちろんガラガラなのですが、講義が始まると熱気を帯びます。
今回は170名のご参加をいただけました。
2日受講したあとにはテストがあります。
一定の質の担保をするということです。
ボクもこの研修を受講した頃は、地域活動がヨチヨチ歩きの時でした。
講師と運営責任者の先生方に、「地域から講話の依頼をいただいているのですが、まだボランティア活動のようになってしまっています。」という報告をしたことを、今でも覚えています。
「交通費もいただけていないということは、必要とされているのだろうか。」
「国家資格保持者なのだから、ボランティアでやり続けるのは難しいのではないか。」
等のアドバイスをいただいた頃でした。
経験ゼロ、人脈ゼロ、予算ゼロから始めた地域活動。
今では法人と年間予算を組んで、毎月臨床指導が出来るようにもなりました。
そして、地域を明るくする超行動派理学療法士と名乗るまでになれました。
その経験談をリハビリテーション専門職に、包み隠さずお話させていただく講師にもなれました。
それも先人たちの講座の中から出てくるコトバを、「TTP(=徹底的にパクる)」して実践してみたからだと思います。
その後ボクなりに「TKP(=ちょっと変えてパクる)」しまくっていき徐々に自分のものにして、今ではボクなりに味付けをして「OKP(=思いっきり変えてパクる)」出来るようになっています。
やっとボクの講話にも少しずつ深みが出てきた頃でしょうか。
これからも実践しまくっていき、もっともっと味わい深いものにし、どんどん後進の育成にも繋げていきたいと思います。
毎年この研修に携わると気が引き締まります。
ボクの地域活動の原点にある研修です。
明日もしっかりと、司会の立場を全うしたいと思います。
今日も最後までご覧になって下さり、どうも有り難うございました。
皆さんとのご縁に感謝いたします。