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『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.544』

ボクは小学生の頃は通知票に、
「落ち着きがないので、もっと周りの状況に合わせられるようにしましょう。」
みたいなことがよく書かれていました。

今でも覚えているのですが、小学6年生のとき担任の先生が出張で不在のとき、騒いだり喋ったりしたヒトは、日直が正の字でチェックをして翌日に先生に報告するという仕組みがありました。

そこでボクと田原くんは一緒になってガマンが出来ずに、しゃべったりふざけたりしちゃいました。

翌日…。

学校1の恐い先生(今では市の教員委員長)先生は、怒りを通り越して呆れた様子で半笑い。

「田原…。小野…。お前らは何だ…。」

「えっ…。」

ここでみんなが1桁とか10いくつだったので、30台くらい行っちゃっかな…と下を向いていたら、
「田原108、小野96」
みたいな感じで桁違いだったんです。

最悪です。
ヤバいですよね。

そこでしっかり怒られて、反省を求めるということで、丸2日間廊下に立たされるということになりました。

途中からお情けで、イスを出してもらえたのですがそこでもボクらは飽きてしまいます。

みんなが体育に行けば、ボクらも廊下で逆立ちをしたり空気イスをしたりしていました。

今思えばそれはそれで楽しかったんだろうな〜。

もちろんみんなにはゴメンナサイですけれどね。

書いてて懐かしかったのですが、流石に今では上長が出張したからって、96回の注意を受けることはなくなりました。

もちろん周囲でもそんな働き方をしている仲間はいません。

けれどボクはやはり、ずっと同じ働き方や活動をしていることが苦手なようです。

新しい動きをしたくなっちゃうようです。
安定すること、1つのことに取り組み続けることって世の中や会社を回すためには、めちゃくちゃ大切なことなんです。

そんなことは百も承知です。
けれどボクはその状況にワクワクしなくなってしまうのです。

そしてなんかおもしろいことないかな〜、
なんかワクワクすることないかな〜、
と考えて色々チャレンジをしてみたくなり、課題探しをしてしまいます。

今までは風景やデザインを見て、何かを考えるってことはなかったんです。

けれど最近は何でこういうデザインにしたんだろう、建築家はどういう意図があるんだろうなんて考えたりします。

その1つがこの電話ボックス。
もちろん使えないのですが、中に本が飾ってあるし、なんと言ってもドアが開いているんです。

う〜ん。
分からない。

けど開いている方が、見ていて気持ちが温かくなる。

不思議ですね。

ボクは色を選択するセンスも、デザイン画を書く技術も、スライドを作る能力も長けておりません。

ですがこんなことを考えるようになったんだな〜って、自分自身のことを再確認できました。

あなたは同じ場所に居続けるタイプですか。
それとも違う場所に移りたいタイプですか。

どっちも正解だし、どっちも不正解かもしれません。

結局は、自分が選択した方を正解にすることが大切です。

ボクは自分の中にこれからも違う一面を探すために、動き続けていこうと思います。

今日も最後までご覧になって下さり、どうも有り難うございました。

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