『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.274』
自分がチャレンジや練習をして色々なことが出来るようになってくると、忘れがちになってしまうのが出来なかった頃の感覚です。
失敗したりもがいたり、不安になったり足掻いたりしていた時に感じていた感覚が鈍ってきます。
そうなると今この場でもがいていたり、足掻いていたり、困っていたりするヒトの心の不安や痛みにも鈍感になってしまいがちです。
そんな時にその感覚を取り戻せるような出来事が、目の前で起こってくれるとその頃の感覚が戻ってきます。
そして相手の立場に経ったようなアドバイスが出来るようになったりします。
今日は長男坊が次男坊の漢字の練習に付き合ってくれていました。
次男坊は長男坊と違って、読書が好きではありません。
だから字を読むのも書くにも苦手なんです。
そこで買ってきたのがドラゴンドリル。
https://hon.gakken.jp/book/1130492600
漢字の練習が進むにつれて、ドラゴンのシールを貼ることが出来、どんどんドラゴンの全貌が分かってくるのです。
それを貼りたいが為に長男坊に丸付けをしてもらいながら、シールを貼っています。
長男坊も始めはそれを採点しつつ、「なんでこんな簡単な字が書けないんだよ〜。」という声掛けだったのが次第に、「そういえばオレも一年生の頃は漢字苦手だったかも。」と言いながら、優しく教えてくれるようになってきました。
子どもたちも同じ空間で同じ作業をしていると、段々と状況を共有して過去の自分の痛みや苦しみを思い出し、次第に相手の痛みや苦しみにも気付いてあげられるようになるのですね。
この光景を見てボク自身も、もっと周囲の方の状況にも目を配らないといけないなと再確認できました。
その上で現状を共有し、相手のことを理解しながらチャレンジを進めていく必要があると思いました。
自分が痛みを感じないくらい鈍感な状態になってしまっていたとしても、それが周囲と一緒というわけではありません。
自分自身は鈍感であったとしても、他者の痛みには敏感でいたいものですね。
今日も最後までご覧になって下さり、どうも有り難うございました。
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