『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.198』
雑用とは細々とした用事のことをいうようです。
ですから、誰にでも出来るようなことのように扱われています。
けれどその一つひとつの用が、無事に進むから世の中が回っていくのです。
だからボクらが雑用と捉えているようなことも、真剣に取り組んでみたら大きな結果をもたらすと思っています。
それが感じられた一コマです。
このキレイに机が並べられている部屋は、来月ボクが30人くらいを対象に講話をさせていただくお部屋です。
ただの空き会議室に見えるかもしれませんが、つい3分前まで30人前後の老人会の皆さまでごった返していました。
けれど定時になったら、みんなが一斉に自分の持ち場でのお仕事をして、こんなにキレイに仕上げるのです。
次回の会場の予約をするヒト、
余った資料を集めるヒト、
歩行の不安定な方をトイレに誘導するヒト、
ボクらと打ち合わせに入るヒト、
机とイスを片付けるヒト。
一つひとつの用は、細かいことなので雑用になるのかもしれません。
しかし一人ひとりがその用を真剣に遂行するので、雑用にはなりません。
れっきとした仕事として成り立つのです。
この仕事ぶりや組織の在り方を見て、ただただ単純に尊敬しました。
一人ひとりがしっかりと、自分のすべき用を全うしていたからです。
ボク自身も周囲のみんなと一緒に、一つひとつの用を丁寧に仕上げていけるような組織を作りたいと思います。
そのためにはまずはボク自身が用を雑に扱わず、仕事として取り組んでいきたいと思いました。
皆さんもなるべく用を雑用にしないようにしていきましょうね〜。
今日も最後までご覧になって下さり、どうも有り難うございました。
皆さんとのご縁に感謝いたします。
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