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本当は損してしまう、誰もが必要だと勘違いしている人間の性質とは?【不幸の心理学】

こんにちは!心理学講義の時間です。

あなたは何が手に入れば幸せだと思いますか?

お金?地位や名誉?結婚?仕事への情熱?

人それぞれ幸せの定義は異なりますし、

一つの基準で決めることは不可能です。

しかし、世間では幸せになるために必要なものだと言われているものが

実はあなたを不幸にしてしまっているとしたら怖いと思いませんか?

心理学では様々な統計から、

あなたを知らず知らずの内に不幸にしてしまっている現実を

発表しています。

そこで今回は!

本当は損してしまう、誰もが必要だと勘違いしている人間の性質とは?【不幸の心理学】

について解説します。

それではやっていきましょう。

①お金。

あなたは沢山お金を稼ぎたいと思っていますか?

お金が増えれば、好きなものを買えるし、

好きなように生きていけるかもしれないと思っているでしょう。

しかし、心理学の研究では異なった事実が発見されています。

心理学者・行動経済学者であるダニエル・カーネマンによると、

年収800万円を超える収入を得る人は幸福度との相関が見られませんでした。

逆に増えれば増えるほど不幸になるという学者までいます。

その理由は二つあります。

一つ目は、人間は一時的に幸福を感じたとしても、

それに慣れてしまい、そうでなかったときの感情に戻るそうです。

二つ目は、お金が増えることで、

もっと稼がなきゃ、このお金を守らなきゃというネガティブな感情が

働いてしまうとも言われています。

もちろん貧乏よりはお金があった方がいいです。

貧困の家庭の子供はIQが平均より14も下がるという研究結果があります。

それほど貧困は人間の判断能力を鈍らせてしまうのです。

程よく働き、程よく稼ぐことが最善の行動かもしれません。

②協調性。

あなたは協調性が高いですか?

日本人は協調性を重んじる人種です。

幼少期からの教育で、協調性の重要さを植え付けられています。

それでは本当に協調性は必要なのでしょうか?

答えは否です。

まず、協調性は貧乏との相関関係が見られます。

コロンビアビジネススクールの研究によれば、

人のことを優先する良い人は、クレジットカードの滞納率が高く、

年収も低い傾向があることが分かっています。

その理由の一つに、頼みを断れないというものがあります。

食事や飲みの誘いのような、夜な夜な遊ぶ行為に

他人に流されてしまうのです。

しかもそれが楽しいから、ついつい浪費をしてしまうのです。

もう一つの理由が、見栄を張ってしまうこと。

ちょっとでも良いところを見せようとしたり、

お金を持っていないと思われたくないなどの理由で、

うっかりお金を使い過ぎてしまうのです。

(僕も最近他人に流されてお金を無駄にしてしまったので、

もう一人で生きていきたいと思いました。笑)

また協調性だけでなく、外向性が高い人は、

他人の気持ちを読み取る力が低く、

騙されやすかったり、他人を傷つけてしまうことが多いようです。

突き抜けて協調性が高いともはや尊敬ものかもしれませんが、

中途半端に協調性があるとあなたの首を絞めます。

実際、サイコパスの方が成功しやすいとも言われているので、

スティーブ・ジョブズのような生き方を参考にしてみると良いかもしれません。

https://psycnet.apa.org/record/2018-51040-001?doi=1

③ポジティブシンキング。

え?幸福になるのにポジティブになってはいけないの?

そんな声が聞こえてきそうですね。

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