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臨床心理士・公認心理師(国家資格)によるオンラインカウンセリング
世田谷区や江東区で対面カウンセリングをしている心理臨床オフィスinemuriです。この夏から、オンラインカウンセリングを始めました。
これまでは、島しょ部在住の方、介護・育児中で身動きの取れない方を中心に提供しておりましたが、夏からはポリシーに同意していただいたみなさまにサービスを提供いたします。
申込みの流れ
inemuriのメインサイトより、抜粋です。
お申し込みの際はこちらをご参照ください。
1.お申込み
フォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。
2.日程調整
折り返しご連絡いたします(3日以内)
3.同意書をEメール、または、郵送でお送りください。
4.お支払い
日程が決定しましたら、”Spuare” を通じてサービスに必要な利用料金をお支払いください。銀行振込でのお支払いも可能です。
カウンセラーと一回毎のカウンセリングセッションの日時を決めた後、サービスに必要な利用料金の支払いを行うことで予約が完了します。
5.Zoom参加情報をEメールにて送付
6.当日、お時間になりましたらZoomにご入室ください。
*お申し込みの際は、ポリシーをご一読ください。
料金など
1回50分 10,000円
スライド制を採用しています。ご事情のある方はご相談ください。
実証実験 2021年12月末まで
1回30分 5,000円(スライド制)
時間や余裕のない方がカウンセリングにアクセスできるように「1回30分」の枠を期間限定で設けます。
・最初に通信上の問題がないかのチェック
・次回以降の予約について等
事務的なお話の時間も含みます(5分~10分程度)。
お申し込みの経緯(ご事情)を伺うことで時間が経過する可能性があること、短時間のため「具体的な困りごとに対しての心理的な視点からの助言」や「状況や気持ちの整理」等に支援内容が限られることをご理解の上、お申込みください。
オンラインカウンセリングが可能な時間帯
基本的には9時~21時に開室しています。
初回のカウンセリングは、水・土・日に受け付けることが多いですが、他の曜日をご希望の場合はご相談ください。また、海外在住などで時差のある方に対しても、できる限り柔軟に対応していきたいと思っております。
どんな理由でカウンセリングを受ける人が多いのか
inemuriは、子どもに強い心理臨床オフィス、としていますので、子育てのこと、子ども自身の悩みで来られる方が半数です。子どもといっても乳幼児~大学生まで年代は多様になっています。
子育ての悩みについては、育児について・発達の心配についてだけではなく、子育てにまつわる夫婦関係(パートナーシップ)について、ご自身のキャリアについてなどの内容もあります。
もう半数は、働く20代~30代の方がよくいらっしゃっています。
もちろん、その他にもさまざまな方が来られます。
ご相談の内容は、一例ですが……
・日々のストレスについて
・性格や生きにくさについて
・喪失体験について
・人間関係について(職場、パートナーシップ等)
・人生や生き方について
・孤独である
・自己理解を深めたい(悩みはないが自分のことを知りたい)
・こころの健康を保持したい(メンタルケアのため)
・ストレスコーピングについて学びたい
・どこに相談をしたらよいかわからない
・これって、ハラスメントなのかな?
・しがらみが多く、身近に(こころについての)相談相手がいない
・立場上、相談できる相手がいない(経営者やフリーランスの方)
などなど……
こころにまつわる問題を一緒に眺める伴走者が欲しいとき。カウンセリングも選択肢のひとつとしてご検討いただけますと幸いです。
対面よりも少しだけ「忙しくても」「余裕がなくても」「移動時間もかからずに」行えるのがオンラインカウンセリングの魅力と思っています。
追伸
メインサイトやポリシーに書いてありますが、時には、オンラインカウンセリングのお申し込みをお断りすることがあります。
・急を要する方や投薬を必要とする場合
・ご相談内容や状況から判断して、当オフィス以外のカウンセラーや医療機関などをご紹介した方がよい場合
・オンラインカウンセリングでは対応しきれない可能性がある場合(対面カウンセリングが適当である場合等)
・精神科や心療内科に通院中で主治医の許可がない場合
その他はポリシーをご参照ください。
また、
オンラインカウンセリング、には手軽である、というメリットがあります。そして、inemuriのカウンセラーは「手軽に相談ができる社会に」なって欲しいとも願っています。
しかし、これはあくまでも、”手軽に相談することが適切な相談が”手軽に相談できる社会に、ということです。
こうしてオフィスを運営していると、コンサルタントの方から様々な提案を受けることがあります。「対面はハードルが高いから、もっとオンラインを!」などはそのひとつです。
確かに対面はハードルが高いかもしれません。けれど、その葛藤を乗り越えた上でカウンセリングを受けるということは、じつはとても大切なことだったりします。
カウンセリングは、葛藤を受け入れるためのこころのコンテナ(スペース)を広げていったり、しなやかな強度あるものにしていったりすることでもあります。「カウンセリングに行こうかな、でも、ちょっと抵抗あるな、でも行こうかな」と悩むこと自体がカウンセリングの下準備であったりもするわけです。ときには、その下準備があったからこそ、有意義なカウンセリングになることもあります。
ですから、どうしてもカウンセラーは市場原理に基づいてサクサクとは「ハードルが低いオンラインにしよう!」と踏み切れないわけですね。そこに、カウンセラー側の葛藤があります。(もちろん、ひとりひとりのカウンセラーの考え方は違います)
とはいえ、このコロナの影響もあり、時代は変化しています。対面カウンセリングだけでは、本来、カウンセリングを必要としているみなさんに行き届かない世の中になりました。
私たちカウンセラーも、葛藤を抱えながらも、オンラインカウンセリングに踏み切り、より適切な心理支援サービスを提供できるように変容する時代がきたのだと思ってます。
心理臨床オフィスinemuriの思い
相談内容が深刻になりすぎる前に、手軽な「オンラインカウンセリング」を。もしも、深刻になってしまったら、よりじっくりと腰を据えられる「対面カウンセリング」も選択肢のひとつに。
「オンラインカウンセリング」と「対面カウンセリング」は、できることの限界も違いますし、効果も違うと思います。けれど、どちらもこころの健康のための「心理支援サービス」です。
必要とする方に、必要な心理支援サービスが届きますように。
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