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「気が済むまで寝る」ことのメリット

以前、私は7時間程度の睡眠にとどめ、快眠よりも早朝の作業時間を重視していました。
「作業時間を確保すること」を第一に考え、睡眠時間は7時間あればokと考えていました。
しかし実際には、確保した時間を効率的に使い切れず、集中力が続かない場面が多々ありました。
日々「もっと集中して作業ができれば…」と感じながらも、時間を増やせば成果が出るという考えに囚われていたのです。

そんな中、思い切って睡眠時間を9時間に増やしてみることにしました。
つまりは、「気が済むまで寝る」という取り組みを試みました。

これには活動できる時間が減る、という不安もありました。
さらに、「気が済むまで寝」ている大人はこの世の中にいるのか?と懐疑的にもなりました。

しかし、数日続けてみると、集中力や作業効率に意外な変化が見られ始めました。

以前は朝早くから活動して作業時間を長く確保していたものの、途中で気が散って作業を中断することがよくありました。
現在は限られた時間でも集中が持続し、結局多くのことに着手できるようになりました。

頭の回転がクリアになり、ひとつのタスクを完了するスピードも上がったため、作業の質が自然と向上したのです。

活動時間が減ったことに最初は不安があったものの、結果として「質」の向上が「量」を上回る効果を生み出しています。

時間をただ確保するのではなく、集中力が高い状態を保つには「気が済むまで寝る」がカギだったとは。

睡眠時間を増やした結果、作業量は増えた、というのが今回の結論です。

休息を確保して集中力を高く保つことで、限られた時間の中でも高い成果が出せる。
これは今後の働き方を見直す上で大きな示唆になったと感じています。

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