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第十七回:農業×教育がこれまでの農業の課題を解決する

今回も「Pick-Your-Own Farming: Free Yourself from Farmers Markets and Join the Agritourism Revolution! 」 Megan Neubauer (著)を取り上げます。

これまで小規模農業が稼げないという課題を見つめ直し、販売先毎の特徴を見直しました。

前回はファーマーズマーケットという販売方法のメリット・デメリットについて触れました。

今回はその他の販売方法である卸売り、CSAについて取り上げてアグリツーリズムを相対的にみる事で差異を見ていけるようにしたいと思います。

私自身はこのアグリツーリズムという販売方法に大きな魅力を感じています。

この方法はいろいろな課題を解決してくれています。
なぜ農業が稼げないのか?それは販売方法で解決してくれるのかもしれないと気づかせてくれる内容になっていると思いますので興味ある方はよろしくお願いします。

話は変わりますが私の好きな思想家哲学者にデイビット・グレーバーという人がいます。彼の有名な著書である「ブルシットジョブ~クソどうでもいい仕事の理論」の帯に書かれている内容が強烈です。

やりがいを感じずに働いているのはなぜか?
ムダで無意味な仕事が増えているのはなぜか?
社会の役に立つ仕事ほどどうして低賃金なのか?
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「仕事」と「価値」の関係を根底から問い直し経済学者ケインズが1930年に予言した「週15時間労働」への道筋をつける。

「ブルシットジョブ~クソどうでもいい仕事の理論」デイビット・グレーバー著

実際、農業という社会の役に立つ仕事は平均すると低賃金です。
私はこの現状を変えたいと思っていますし、もっと農業という職業を選んでも、十分な賃金を確保しつつ健康的で家族や友達と過ごせるゆとりある生活を行うためにはどうしたらいいかを常に考えています。

小規模な農業で「週15時間労働」も夢ではなくなるかもしれません。

何かこの記事を読んでヒントになればと思います。


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