苦手な人はすごい人

突然ですが、
僕には苦手な人がいます。

具体的には
「出来れば話したくないし、関わりたくない」人です。

なぜ話したくないかというと、
その人は少しでも考え方が違うと、
相手を論破しようと、すぐに感情的になって、
怒り出してしまう人だからです。

すぐに怒り出す人とは、あまり関わりたくないので、苦手です。

そのため、僕はいつも怒らせないように
その人の意見を出来るだけ尊重するようにしています。

まず最初に
「相手の意見をしっかり聞く」ことをします。

例え、「おぬし！いまなんと申したか！」とハラワタが煮えくり返りそうになっていたとしても、

すぐに言い返してはいけません。

経験上、すぐに言い返してしまうと、
ケンカが始まってしまうからです。

そのため、
「なるほどなあ、たしかになあ」と、
とことん聞いて、相手の意見を受け入れ、承認します。

自分もそうですが、
やはり人に意見を受け入れられると嬉しくなり、少し心に余裕ができるため、
どれだけ短気な人でも他人の意見を聞いてくれるようになるんじゃないかと思ってます。
（あくまで僕の仮説です）

そのため、とことん他人の意見を聞いた後に、
「たしかになあ。あ、ちなみに考えたんだけど、こんな考え方もあるんじゃない？」
とぬるっと自分の意見を伝えます。

だけど、まだまだ修行中のため、
忙しい時だと、僕も心の余裕が無くなって、
ついついこの戦法を忘れてしまい、
しばしば反感を買ってしまいます。

なので、その度に反省します。

でも普段なら絶対に関わりたくない人と無理やり関わらないといけない状況になることで、
どのようにすれば上手くコミュニケーションが出来るか考え、試行錯誤するため、

気づけば
めちゃくちゃ人との関わり方を考えるようになっていました。

苦手な人と関わったことで、
戦法を考えることができたり、
noteの記事を1つ書けたりする。

苦手な人って、すごい人だと思います。

しかも、
そういう苦手な人は自分と真反対なので、
自分だったら
考えつかない考え方を持っていて、
その度に自分の狭い世界を広げてくれます。

だって、気が合う人とばかり話していたら、
気が合う人と作り上げた一つの解釈しか正解だと思わずに生きていくことになるかもしれないし。

その方がもったいないと、最近は思います。

だけどやっぱり苦手は苦手なんですけどね。

おわり