唱えるべきか否か 「SIRT 1の還元」
水風呂と寒冷療法
もともと、「鬱になるんじゃないか」と思うような辛い状態だったとき、ふととあるブログ記事を読み直し、なぜか「やってみよう」と思って始めた水風呂。
さまざまな健康その他への効果については始めてから調べるようになりました。
「水風呂」や「冷水シャワー」などでネット検索すると、「成長ホルモン」「ミトコンドリア」「サーチュイン遺伝子」「褐色細胞」などのワードを含む記事がヒットします。
テストステロン 成長ホルモン グルタチオン
上記のダイアモンドオンラインの記事は「シリコンバレー式頭がよくなる全技術」の紹介記事のようです。2018年ですから少し前になりますね。
記事では「テストステロンと成長ホルモンの生成を増加させる」とあります。
テストステロンは男性ホルモンですが、以前wii fit(だったと思う)に関する記事で「男性ホルモンは女性ホルモン生成の元となるので、更年期以降の女性はスポーツ等で男性ホルモンを生成することで女性ホルモンも維持できる」みたいな記述を読んだことがあったので、私の体型が水風呂初日にして(自分比ですが)変化したのは、このような男性ホルモン由来の女性ホルモンと、そして成長ホルモンによっての変化の可能性もありますね。
また記事では「甲状腺およびミトコンドリアの機能を改善する」「抗酸化物質(とりわけ体にとって最良の抗酸化物質グルタチオン)を生成するようにシグナルを送る」とあります。
ミトコンドリアについてはまた後述しますが、
甲状腺の機能は亢進しても不全でも身体や体形に大きな変化を与えますから、ストレスその他で不全気味だった甲状腺機能が水風呂で改善されたなら、数日前のブログ記事で書いた「初日でコマネチラインがキレキレ」というのもおかしくないかもしれません(だがなぜ元にもどってしまったのか、ずっとキレキレでもいいじゃないか・・・)
グルタチオンに関しては、美肌や美白を目的とした「白玉点滴」などに用いられているものですよね。
私は2年ほど前にその前駆体?(違ったらごめんなさい)であるNACをiherbで購入して飲んで、ものすごく身体が楽になった実感が得られたので、グルタチオンが寒冷刺激によって体内で生成されるならすごいと思います。
ただ、NACの服用のときもそうですが、グルタチオンに関して「色白になりたい」と思ってグルタチオンパッチなども買って貼ってみたことがあるのですが、全然お肌は白くならなかったです。
「ビタミンD生成のため。免疫力をあげていかないとね!」といって通勤時や昼休みを利用して屋外を長時間歩いたりしていたので、それによるメラニン生成力に負けてグルタチオンの美白効果が私には感じられなかったのかもしれません。在宅時間の長い今ならそのうち色白になってくるかしら。
ミトコンドリアの活性化
次にミトコンドリアについての記載のある記事からの抜粋です。
上記引用、は整骨院の先生が書かれた「やせたいなんて一言もいっていないのにやせたねじれ筋伸ばし」からの抜粋、紹介記事のようです。
アマゾンで見たら結構評価もよいようで、短時間の体操でミトコンドリアを増やすことができるようです。ちょっと興味あり。
今回水風呂に関するブログなので、この先生があげてくださっている「ミトコンドリアを増やすと言われている苦行の数々」にフォーカスしますと、「冷水風呂に浸かったりアイスパックを身体に当てたりする寒冷刺激でも、細胞はエネルギーが必要だとしてミトコンドリアを増やす」
そして、「空腹状態を保つという方法で「長寿遺伝子」とも呼ばれるサーチュイン遺伝子が活性化し、ミトコンドリアが増えたという報告がある」とあります。
実は最初に引用したDIAMOND ONLINEの記事で取り上げられている著者、デイブ・アスプリー氏は「完全無欠コーヒー」の提唱者らしく、あのコーヒーにバターを入れたもので朝をしのぐというやつですね。
実はコーヒー好きの私は4,5年前これをやっていたことがあって、今はコーヒーをやめたため純ココアを飲んでいるのですが。
なぜコーヒーを止めたかはまたいつか書くとして、
この「ミトコンドリアを活性化させる」ということに関していろいろ疑問に思っているころがあるのです。
解糖系とミトコンドリア系
身体のミトコンドリアの量が減るにしたがって、身体の熱生産が適切におこなわれなくなり身体が固くなり体重が増え・・・といろいろな変化が起こるようで、じゃあ対策しましょうということで、HIITだとか寒冷刺激だとか16時間ダイエットだとか、そういうミトコンドリア量を増やす、ミトコンドリアを活性化させる方法が提唱されています。
何冊かミトコンドリアに関する本も読んだのですが、理解が悪いのか今一つよくわからないのです。
ちゃんと説明されていた本もあったかもしれませんが現時点では忘れているのでまた探さないといけないのですが・・・
無責任にもうろ覚えのまま疑問点を記載します。
子供のころは細胞中にミトコンドリアがたっぷりミチミチで活性していて、そりゃあもうお肌もプルプルで元気いっぱい、グルタチオンも体内に満ちていて。だけど身体のエネルギーを作るのは、ミトコンドリアに頼らない「解糖系」というシステムで、元気いっぱい動いていてもすぐにエネルギー切れを起こしてご飯だおやつだとこまめな補給が必要。で、食べても食べても太らない。
(私もそうだったのですが、子供でミトコンドリアミチミチなのに太っちゃう子供というのはどうなってるんですかね。同じ量食べても太る子太らない子がいますよね。)
いっぽう歳を取るにつれてミトコンドリアが衰えてきてグルタチオンなんかも減ってきてだんだん老けて謎肉もあちこちにつくようになって。
年齢を重ねてミトコンドリアが減ってくるのに、身体のエネルギーを作るシステムは「ミトコンドリア系」になって、瞬発力はないけれど持続する、「まあ、そんなに食べんでもいけるわ」みたいな体になってくる。
これってなぜなのか。
なぜたっぷりミトコンドリアがある若いうちにはミトコンドリアを利用せず、歳を取って減ってきてから利用しようとするのか。
おそらく子供は成長しなければならないからとか何か理由があるのでしょうが、誰かすべてを知った頭のいい人にすっきりするように説明してもらえたらうれしいなぁ。
でもまあ、私たち人間が世代世代によってそういう異なるシステムでエネルギーを生成しているという事実は事実なので、それはまあいい。
いいんです。決まってて変えられないんだもん。
(疑問を呈しておきながら逆切れw)
問題は、さまざまな方法でミトコンドリアや長寿遺伝子の活性化に成功した人は本当に若々しく健康でいるのかどうか、
そちらのほうが大切だと思うのですね。
ミトコンドリア活性に成功した人のその後
最初の引用のデイブ・アスプリー氏。アマゾンのリンクに飛ぶと著者のプロフィールの説明とともに顔写真が載っていました。
いくつぐらいの人だろう?60歳くらいかな?でも白人男性って老けて見えがちだからもうちょっと若いのかしら。
そう思って検索してみると1973年生まれで現在50歳だそうです。
う・・。
この本が出版されたのが6年前だから、40代半ば。画像検索すると氏の写真がたくさん出てきますが、それらの画像の最高齢でも50歳ということ。
あれ、そんなに若々しくなくないかな?
やっぱり白人男性だとそんなもんなのかしら。キアヌやトムが異次元に若いだけでこの方でも他と比べたら十分若いのかしら。
でもなぁ。ちょっとなぁ。
(すごい失礼、ごめんなさい。極東の木っ端ブログなので間違ってもご覧になっていないと思います)
確かに表情とか活力にあふれた感じとかは伝わります。生き生きして魅力的。
でも顔写真からわかる外見の印象はそれほど際立って若々しいわけではないかもしれません。
その他の16時間断食とか、一日1食とか2食とか、さまざまなミトコンドリアやサーチュイン遺伝子を活性化させた方たちは、実際に人より際立って健康で若々しかったりするのでしょうか。
最初はすごい!と思った。
でも続けていくうちに前と比べて思ったほど若さが保てなかった。おかしいな。何か足りないのかな。
そうしてさらにストイックに自分を追い詰めていった結果、気が付けば何もしていない人より老けていた。
あんなに節制していたのに。
この先長生きできるかどうかは、わからない・・・。
そんなことになっている人はいないのでしょうか。
「若く見えるでしょ。自分と同じことをしたらいいよ」そう言っていた人が、数年たっていつの間にかそんなに若々しくはなくなっていた。
いったい何が起きたのか。
そんなアルジャーノンみたいなことだと困るのです。
アルジャーノンだと困るのです
もともと若返りたいとか痩せたいとかで始めたわけではない水風呂。
ですが始めてみて、実際体つきは(自分比ですが)変わりましたし、いろんなサイトや書籍で紹介されているように健康長寿や若返りの効果があるならうれしいい。
何より、また今後話すと思いますが、自分のリセット・願望実現・防御の手段としてとても有効ではないかと思っていて、今後継続して探求していきたいと思っているのです。
水風呂はこれからおそらく年単位で続けていくと思うのです。
今のところすご痩せたり身体がキレキレになったわけでもなくて、水風呂が私の身体に与える影響はマイルドなのかなと思っていますが、今後続けていって、「なんか老けたかも」「なんかガレた感じがする」みたいになったら悲しいではないですか。
もう少し痩せてもいいかなとは思いますが、むしろ痩せてキツイ感じになるよりはふっくら丸い感じを維持したい。
できればある程度の肉付きを維持したまま加齢に伴う謎肉やたるみのない、ふんわりした身体でいたいのです。
願望実現や防御のための水風呂で、ミトコンドリアが活性化されて、本来なら長寿遺伝子が刺激されて若返るのを期待していた、
ところが、
なんかいまいちだ、こんなはずじゃなかった とかなるとしたら。
そんな事態を避けるにはどうしたらいいのでしょうか。
大嶋信頼氏 若返りの遺伝子「SIRT 1の還元」なんで「還元」なの?
働き始めてから定期的にお世話になっている、やっぱりやったら現実が変わると実感しているものに大嶋信頼氏の「呪文や遺伝子コードを唱える」というのがあります。
ブログに書いた件の職場より前の職場ですが、「淡々と今を生きる」とか「TRPC5の還元」などを唱えて、相当たいへんな職場でしたがなんとかサバイバルしたということがありました。
で、水風呂に入りながらいくつかの遺伝子コードを唱えていて、そのなかには「SIRT 1の還元」も入っています。
これはきっと数ある先生の遺伝子コードでも有名なのではないでしょうか。
SIRT1から7まであるサーチュイン遺伝子のうちのSIRT1は、血糖値を下げるインスリンの分泌を促し、糖や脂肪の代謝をよくしたり、神経細胞を守り記憶や行動を制御するなど、老化や寿命のコントロールに深く関与しているそうです。
実はこれまで、職場環境で起こるいろいろなことをかわすほうに一生懸命でSIRT1など肉体に関する遺伝子コードについては真面目に唱えていたことはなかったのです。
ですがここ少なくとも1,2か月はメモを持ち込んで水風呂の中でいくつか遺伝子コードを唱えています。SIRT1も含めて。
別に大きな変化はなく、それはそれで必要な時に必要な変化が起こればいいのでいいのですが、最近、はた、と気が付いたのです。
「還元」って遺伝子のスイッチをオフにすることだと私は思ってたのですが、SIRT1って若返りの遺伝子なんだから、オフにしちゃったらまずいんじゃないの?
いやでも氏もブログで「還元」って唱えちゃって効果があるって書いているし、いいのか、ええのんか、とちょっと今頃になってビビっているのです。
他の遺伝子コードに関しては一定の結果が出たら唱えるのをやめてもよいらしいのですが、ただこのSIRT1に関しては老化に対するコードなので唱え続ける必要があるらしく、この先どうするか悩ましい。
ちなみにこの大嶋信頼氏に関しては、幼少期のおいたちから苦労して海外で学ばれた経験などかなり著書で書いてくださっているのですが、実年齢に関しては非公表らしく、私は年齢の記載されている記事を見たことがありません。もうかなりの数の著書を出版されていると思うのですがいまだにwikiがありませんしね。
だから大嶋氏が実年齢に比べて若いのか年相応なのかそのあたり全然不明なのです。
ですが、氏のブログで、なんだったかマラソンだか駅伝の選手のコメントに対し「ああ、そんな嫉妬の的になるようなことを言って・・」と心配されていたことがありました。コメントした選手が嫉妬のエネルギーによってパフォーマンスが発揮できなくなることを心配していたのですね。
「嫉妬をエネルギーに変える」などそういった呪文を知っていたとしても、いらない他人からの嫉妬ややっかみの攻撃を少しでも減らすためにあえて公表されていないのかもしれませんね。
若さへのこだわりとそれを失うことについては次回以降に
いろいろ書きましたが、私の水風呂もオイルマッサージ等とならんで数年単位での人体実験となる予定。SIRT1については「なんで還元やねん」と思いながらも続けるのかしら。
主にミトコンドリア活性と若さについて書きましたが、
なぜ若さにこだわる人が若さをつかみ損ねてしまうのか、このせいなんじゃないかな?と思うことをまた別の機会に書きたいと思います。
今で9560文字ですって。長杉。
さあ、英語の勉強じゃ!