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50代、副業持ちが早期退職制度を選択した結果… プロローグ  feat. ヤタ氏(yatashichannel)

社会的に名の知れた年間売上550~600億強の教育グループ企業で、希望出向を機にキャリアプランなど一切なくなり、部署間のシナジーない異動、最終的に9部門歴任。
もともと会社大好き人間が、危険を感じ妻主体の輸入物販副業を開始、いったん順調に行くも、コロナで破綻状態。同時期、本業で突発したタスクの数々、逆パワハラから鬱になり会社休養。
退社を検討するも人事部から異動確約され慰留、その後最終異動先が本部商品企画部門でさらに謀殺され、疑問を抱くと同時に、事業の将来性の暗さも手伝って鬱再発。
安全義務違反退職を軸に人事部長と協議を重ね、弁護士から一筆入れていただいた後、公開してない転身応援制度の裏メニューを提起され退職しました。

実は割とわだかまりなく早期退職したワタクシが、この時期を振り返り、出来事・心情と早期退職プロセスを提供していく退社エントリの数々になります。

 あなたがどんな方かを想定しながら、なるべく役に立つことに主眼を置いて書いてます。想定としては、アラフォーから50代前半のおっさんで、同様な状況で進退迷っている方か、ライフワークバランスに課題を持ち始めた方。また、年代にかかわらず副業・起業を検討する方だと思ってます。職業の意味が劇的に変化している昨今、もしかしたら、就活・新入社控えた大学生とその保護者の方かもしれませんね。そうしたあなたに間違いなく参考になると思います。
 残念ながら、体験談主流の性質上、未体験の50代後半以上の方のニーズには沿わない記事となると考えられます。ご理解ください。

当然ですが、ご決断は自己責任で。

 

1.執筆動機

 丁寧語はここまでにして、まずはこの記事を書こう!と思った動機、きっかけから書いて行こう。
 ズバリ、過去見た以下のnoteを再読したからことからだった。

 ツイッターから知り合ったヤタ氏。最新投稿↓↓

   ※いいこと言ってます(仕様で最新ツイートが表示されているはず)

 
 今年(22年)4月。退職後。
 私が久々に自己投資した、某セミナー受講を控えていたある日。成長=変化意欲が高まってる中で、上記noteを再読したてみました。

内容を端的に言うと、この中で氏は複数回の退職経験と、そのとき残していたログを見事に編集し、経験から言えるいわば「転職プロ」としての意見を読み応えのある世界観と記事を書かれています。

※あまり他に例を見ない、極めて独自性の高い内容に感じるもの。私の記事を読む前にぜひ、一読をお勧めしたいです。

 久々、このnoteを見て、あ!と気づきました。私の経験談も、ヤタ氏記載の若年退職経験同様に、需要があるのではないか?という気づきです。

 在社時の人事制度は「あなたの今後のキャリアを考えて」とか言われまくってましたが、希望出向で会社の異動計画を崩し、結果異動部署9部署。

 うち希望出向後は一切のシナジーない部署を使いまわされました。
 こんな異動でキャリアもないもんだと思い、リスク感じて副業で身を守ることにも成功しかけました。

 そのような退社準備していましたが、コロナになって鬱、休養、復帰前に退職の意思も示しましたが、人事部長の丁寧な面談により復帰、継続勤務前提の慰留。
 よりレアな経験をさせていただいた。

 実は50過ぎての退職ですが、想定読者は40~50代。アラ50という背負うものが多い世代。実際の早期退職勧告について、あなたもリアルに見聞きしていたり、提示されているかもしれない。そんな中で一事例を探していたとしたら。結構、役に立つのではないか??これ。という感じで。

 これ、実際に、自分も早期退職制度を使用するまでのプロセスを書いたマトモな情報は見たことない。更に退職前後、同期や友人からは退職プロセスを結構聞かれ、どうしようか悩んでいるが情報がないんだなどの話をいくつも聞かされた。落ち着いて考えてみれば、実際の退職経験談はかなりレアな話で決定的に供給不足のジャンル。敗北感感じてる方がほとんどだしね。皆、自発的な発信に気持ちが向くわけないのだ。そう考えると、迷えるあなたの指針になるだろうな。
 以上が動機ね。

2.ヤタ氏のこと

 ここで多少話が逸れるけど、補足としてヤタ氏との出会いや人物像に少し触れる。なにもの?と思われたままだと、話入ってこないと思うので。気にならない方はこの項スルーでOK。
 ヤタ氏とは、東池袋にある株式会社with youさんの副社長さんで、Twitterで知り合った。確か、ワタシが2020年4月、第二種施設禁煙化の波を利用して、P業界に禁煙チェックというイベントで参入しようと画策しようとしていた時期にツイートを見た記憶があり、2021年、池袋の本部異動時に同じ池袋のラーメン屋のツイを見て交流し始めた記憶がある。正直、はっきりとは覚えてない。ごめんねヤタ氏。
 ただ若くして副社長、という彼の経営者的思考とわかりやすい発信、親しみの湧く高額すぎない飲食店利用ツイートは、同様の価値観持つワタシにはかなりツボで、最初っからとても尊敬できる印象を持ったたことは鮮明に覚えている。
 公務員・安定志向・ほとんどの女子には理解できないだろうけど(←こんなとこ見てない)、変化を好み、アグレッシブに活動することが身についていて、計算したにせよ自然とキャリアアップしちゃう彼みたいな男に共通する特徴として、「変態」が誉め言葉だということがある。彼も例外なくそっち系の人物である。
※「変態」をテーマにした話は大変盛り上がり楽しいのだけれど、後日別noteに場を譲り、今はここを深堀りすることは避けておこうと思う。
 以降、彼のツイート経由や、気づくと彼の知人の方だったという方とTwitterで知り合ったりしてきたけど(この偶然が3人以上いてコワイw)、皆さん魅力的で、既存の社会価値提供にとどまらない発想をお持ちの方ばかり(変態揃い・失礼)。ということで今度飲みに行く予定だけど、ワタシの数少ない友人の一人だと勝手に思ってる。

3.コロナと鬱

 話をもとに戻す。ワシが退社主要因である鬱になるまでの状況を書いておく。
 既に同様の状況になっているあなたには、あなただけじゃない!という応援メッセージとしたい。また、今回は無事乗り切っていても今後も突発する災疫に、あなたが対峙する人間関係や「あるべき論」にどう向き合うのか、あなたがそれら状況下で余計な鬱状態にならないための参考として活用してくれたら嬉しい。
 書いたあと見返してみたが、少し雑な箇所も残る。もっと編集を凝らす必要があるのだが、この際そこは許して欲しい。なんせ見返すのも当時と同調してしまい辛くなるので体調が悪化するのである。いったんはこのまま残させてもらう。

 さて、ワタシがあれ?何だかおかしい?と感じ始めたのは、2020年5月からであった。そのころを振り返ると、何だかすべてがうまくいかない、常にタスクに謀殺されて出口が見えない状態であった。タスクの一部を若手に振ろうとしても全体が過重ある中、かつほぼ契約社員で過重を残業にさせづらい現場であったためや、社員間では過重分散化に反対するオババ(同世代部下)の妨害も発生した。常に追い詰められた気持ちに陥り、頭から仕事が離れない。リフレッシュできる時間が取れなくなって、短時間では気分の切り替えができず、楽しいことなどない、という心情だった。
 
 細かく振り返ってみると、コロナの影響がやはりものすごくでかい。
 遡って2019年末、コロナへの緊急対応がジャパン全体に発生。このころのワタシの本業は、大学受験生の対応力アップ校の現場で、ジャンルとしては美術大学進学支援。アトリエ運営業務であった。生徒募集から、授業準備片付け手配やイベント準備運営、情報誌やパンフレットディレクション等。ほぼアナログ業務であった。 
 2020年1月から3月は、既存のインフラや提供体制まででコロナ禍を乗り切ったものの、顧客連絡など結構大変な時期であった。春の集客イベントはすべて中止になった。社員でも体調不良の場合には直ちに出勤停止措置が取られたり、そこから回復しても、出勤時に開いている別室で発病から2W勤務、なんてリスク回避措置がとられていた。実際自分も2月に発熱、出勤停止後、出勤時は石膏に囲まれた簡易テーブルにPC一つ持参した隔離状態で、10日近く一人オフィスになったことを覚えている。何だったんだろうあの判断は。エアコン入れても寒かったし、気分がメゲたよ。
 4月からの授業も停止になって、4月分月割授業料の返信処理のために連絡をしたり謀殺された中、全社方針で恐ろしい話が下りてきた。授業料を貰わないが、「生徒の学びを止めない」考え方により、自宅でできる授業提供を全社的に行うということだった。4月から6月の年1回ある業界紙ディレクションの業務が控えていた時期で、年最大の繁忙期である。役員に相談したが、現場で何とかするようにと全く解決の糸口がなくなった。
 他の現場では、本部が構築している支援策であったが、唯一アナログの多い現場ということで、すべてが本部はかかわらず、現場での手作りのリモート指導スキームを構築することになった。
 日々の膨大なタスクを振り分け自身でも着手しながらも、残業だけではこなせず、家に持ち帰って行う仕事が増えていた。特にディレクション関係はほぼ家でやっていた記憶がある。アナログ校正紙に赤入れして印刷会社に渡す旧来型の校正であった。経費が真っ赤っ赤な現場で休日に仕事するので、当然サービス勤務で休日出勤計上できず。休めた日はほぼなかった。おまけに年間予定していた6月にある割合大きなイベントについて、コロナで流れる可能性はあるが、準備だけはしっかりするとなり、もともと担当だったことから対応せざるを得ない状況になった。
 その前の冬、2019年11月ぐらいに、20年夏頃には副業を活性化させ、リタイヤしたいと本気で思っていたのに、後述するようにコロナ禍でうまくいかない状況が重なって計画破綻し、リスケに取り組む気になれず、気持ちがふさいだ。タスクを若手に振ったら、それを聞いていたオババの嫌がらせにあい、担当でないのでやらないでいいよーと若手に対し助言があって若手から突き返される異常事態が生じたのもこのころだった。そして冒頭に書いた心情に陥っていく。
 そんな時期、猛烈な怒りを感じたのは、グループ代表・役員のBCP未構築と、その責任について反省の言葉がないこと.
 この件は長くなるので別の記事にしました。

 かくして、ワタシの現場でも自宅待機生への作画指導が開始された。
具体的にはノウハウになるため記載しないけど、なんせすべて突発で突貫。講師との連絡もずっとメールでやってきたが、そこに生徒対応が重なり、メールサーバがパンク。
サーバ領域確保のため、ファイルや受信メールのメンテナンスをいちいち手作業で行うタスクが発生した。

 一つだけいいこともあり、とある無償チャットサービスの当時本部営業課長とたまたま2年越しに無償下で付き合いがあったことから泣きついたら、気を利かせてすぐに悪くないプランを提案してくれたことだ。
 すぐに役員を騙してに相談して金を出させ、うまいこと導入し起動に乗せたりした。これは助かった。

 あと、生徒対応はSNSの法人サービスを、2人態勢でアカウント・登録・実稼働までを1週間で構築、軌道に乗せたりもした。

 ワタシがいた現場以外は、これらすべてを本部がまとめて対応していたが、アナログ提供しかできない作画指導という特殊性もあり、ワタシの現場はほぼすべてが自前手配であった。
このことと繁忙化する最大要因の編集業務で休日がなくなり、編集入稿のプレッシャーから徐々に精神が参っていった。
 上はオババを制御できないから、解決策を提示してくれる訳もなく、そもそも説明や相談する時間と精神的余地がないからアラームがうまく挙げられない、世代的にも虚勢を張るのが染み付いていたから見た目では鬱傾向には全く見えないことなどが邪魔し、周囲からは全く気付かれなかった。

 オババに逆ハラスメントを受けたことも大きい。
 前述したことのほか、一斉連絡で2度ほど、コロナ禍に柔軟に対応する依頼を講師とスタッフ全体に流したところ、侮辱と軽蔑をわざわざ文言化して一斉返信されるようなこともあり、これはきちんと証拠として保存させていただいたが、無茶苦茶病んだ。

 まぁこの人間がいなければ、ワタシはそのまま会社に残ったかもだから、無理やり自分の気持ちの中で感謝もしているけど。

 そんなこんながあり、6月にはどっぷり鬱状態から抜け出せなくなっていた。
 結局準備したイベントも見送られ、プロセスも結果も評価軸ではプラマイゼロに。
 自身の貴重なリソースを提供し、給与をいただいている中で、イベントならば前年比100%をどのぐらい超えたかで自己評価も高まるってものなので、折れかけていた気持ちがさらに折れ、見た目は変わらずな中で内面は相当内向的になっていた。

 控えていた夏期講習の準備と実施、秋の繁忙期に向けて、休日があってもリフレッシュが一切できない状態に陥り、9月に診療内科に出向いたところ初診で適応障害診断を、2回目でそこからの鬱病発症を宣告され1か月休養することになっていくのであった。
 いったん、ここまでで留めておく。


4.副業失敗と退職延期

 3の中で書いた、副業失敗と、2020年夏退職予定を無期限延期せざるを得ない状況になった話を書いておく。
 コロナ禍になり、2020年1月。当時やっていた別の副業、輸入物販も中国からの輸入が一部滞ってしまい、借金返済が売上からできない状況が旧発生してしまった。在庫あるうちは良かったが、在庫切れした月遅れで2月以降、キャッシュフローが極端に悪化しワシは困り果てていた。
 そんな中、一つアイデアがあった。
 無償コンサルしていた禁煙業態に関連し、2018年頃からの禁煙界の動きとして、4月には、第二種施設を狙い撃ちした通称「改正健康増進法」が施行されることがわかっていたが、第二種施設内でも喫煙率の圧倒的に高い遊技業界では、禁煙室設置で稼働低下による数%の売り上げ低下懸念がされていた。そのうえ別の規制もあり、集客イベントをどう広報するか悩んでいる状況であるとわかっていた。そんな状況下で、「景品チェック」などの無理やりイベントでイベント日を作るイベント会社も見られた。
 取材で現場代表者と話す機会などもあり、景品イベントがあるなら禁煙チェックなるイベントはどうか、客層も良いしと話したところ、媒体がしっかりしていれば面白い、という感想を貰った。 
 禁煙紙発行していたことからリストもありそれなりに大失敗はしないと踏んでいたが、その直前に世はコロナ禍。出歩き自粛とあって、店舗イベントなどは当然需要自体がなくなった。
 補足しておくと、そもそも遊技施設が言われないバッシングにあって、クローズに追い込まれたから、イベントどころではない。ましてや数%の売り上げ低下どころじゃなくなってしまった。
 そんな中、下の子の大学進学期で、金が必要になり借金。輸入にかなりの選考投資をこれまた借金でしていたことから、それなりの月次返済額になってしまい、おいそれと退社ができる状況ではなくなった。
 
 このように、自ら借金し定期的な収入が絶対に必要、となってしまったことが、所属する会社の進退判断を鈍らせてしまうことはよくあることと思う。ワタシの状況をもとに、もしするにしても借金は慎重に行い、またできることなら、キャッシュフローか換金性の高い資産保有、不労収益(自販機、ロッカー、トランクルーム、駐車場、不動産などの)資産形成を早めに行うことを勧めたい。

 以上、まずはアップしようと思う。
 鬱後休養から退職に至るまでは、本noteに続くものとして今後アップを控えている。
 
 そうそう。最後にワタシのツイートを紹介。

 今のテーマは横浜市小中学校のマスクフリーチョイス。PTA会長職とビジネス経験から、教育長・議員・PTA・メディアを全方位同時進行を意識しながら、数名で活動しております。
 ツイートは考えを人に押し付けない、個々の考えは尊重のスタンス。コロナ禍で偏重的な思考が多い中、親世代の大人の思考アップデートに寄り添いたいと思って発信しています。
 今後就活控えた学生、新社会人、組織力学や組織文化に疑問を持つ社会人、ベンチャー立ち上げた変態経営者の方とも気が合うと思います。
 よろしくです。


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