【コンサル事例】会社が飛躍する話2

今日はストレッチ多めにして、外出予定の村上です。

＠鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
＆資産バランスプロジェクト

さて、前回の続きです。

結論から、「新しい戦略や施策を行って、問題が起きないことはない」ということです。
手前みそながら、S社のコンサル時に行ったことを書いていこうと思います。
ご参考になれば幸いです。

早速いってみましょー！

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戦略策定後の話

比較的得意としていた戦略を社長は選んでいました。

ここを選んでからは、まず「周知」することが重要となります。

・営業の方法を統合すること
・上図のような方法に変えること
・自社作成資料を作る人を置くこと
・毎週月曜日に村上との1on1があること
の3点です。

自社資料作成者は、社長も村上も一致しておりマメな営業をしていたAさんに決定しました。（それも同時に発表）

Aさんとは、社長と私で面談。
少々戸惑っているようでしたが、”今までの自分の営業が認められたこと”や”資料作成のフォローをすること”でご理解いただきました。
当然目標も変わります。

問題は、発表であきらかに聞いていない・不機嫌だったオラオラ系営業の3名です。

ぶっちゃける

全員と社長＆村上で面談を行いました。
自社の現状と今後の方針、またどう思うか？について。
これは、オラオラ系の3名も同じ。
ですが、それなりに反発はありました。

けれどね、社長は”気弱な人に勢いで売りつける方法”を今後やりたくないのですよ。
それは、何度も説明をする必要がある。

その後は毎週村上と営業員で日報をもとに1on1を繰り返しました。
※若干同行営業もしましたね。

ここで重要なのは、社長が気弱にならないことでした。
社長が100％株主です。
社長が負債の個人保証も行っています。
社員の方にとってはワガママに感じるかもしれませんが、その事業をやっていること自体社長のワガママなんです。
押し通さないとダメ。

仮にここで揺れてしまうと、声高に宣言してもちょっと何かあると引き返す社長としていつまで経っても会社はまとまりません。

村上としては1on1を繰り返し、社長に営業の進捗や社員の方の考えを伝える日々となりました。

意見のすり替えに屈しない

幸いS社の社長は意見のすり替えには屈しませんでした。
その「すり替え」とは、
「今まで働いてきた私たちと、コンサルタント」
どっちを取るのですか？？
というもの。

これ、よくでる反発です。

しかしよく考えてみると、社長の意見であってコンサルタントの意見ではありません。
でも質問されると人間ですから、どちらかを選ぼうと考えてしまうのですよね～。
すぐに答えず、しっかり自問自答するのも大切です。

また、「今まの私たちの頑張りはどうなるのですか？」
というすり替え。

これは会社の今までにもよりますが、基本的には
「今までのお給料で返してきたよね？」
ということになります。
※何とか社員の給与を下げて・・・とやってきた社長は上昇している時は良いですが、後で苦労されますよ💦

求人なんて沢山来なくて良い

S社でも「組織編制」の話題が出たように、人はハード面の安心を取ろうとします。けれど、必要なのはソフト面（人柄・性格）ではないでしょうか。
すると、
「S社はこんな会社ですよ！」
「S社はこんな性格の人を求めてますよ！」
と経営がコミットメントすることが重要です。

よく、中堅企業だと「即戦力」と言われますがそうではありません。
即戦力はスキルを指しますが、スキルの多くは1年もあれば身に付きます。
けれど、人柄や性格は1年では治らないことも多く時間を必要とします。

社員教育に力を注いでも、目的も目標も性格も違うメンバーを全員集めて研修する方が膨大なコストなのです。

すると採用が大切になってきますね。
これは早め早めに手を打つしかないのですが、応募者は多ければ良いわけではないです。
適切な人をバスに乗せたいですから。

最初は1～2年に一人しか採用できないかもしれません。
けれど、自社にとって不適切な人を大量に採用するよりも良いです。
適切な人を一人でも育てていくのが会社の成長を生みます。
不適切な人を大量に雇ってもそれは膨張です。

社外秘書6ヶ月を通して

通常は、集中時期以降は定期健診のように社外秘書を継続するのですがS社の場合は遠方ということもあり、区切りをつけさせていただきました。
※契約当初からのお約束です。

また、「マーケティング+営業」と「従業員と経営者の橋渡し」という得意な分野でお仕事をさせて頂き、いつも新幹線の中で楽しみなクライアントとなりました。

何より！ハード面よりもソフト面の拡充を大切にしていることが、少し実証できたのではないかな？と自画自賛しております。
月一度の社長の夜の反省会も楽しかったですね。
最初はお互いボロボロになりながら、社員の方と話をしたものです。

今は充実した経営をされていることでしょう。
掲載の了承もありがとうございました！

そろそろ自社ももう一歩と思ったら是非ご相談くださいませ。

ということでまた(●´ω｀●)

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