【コンサル】ワンマン経営の成功と失敗

新しい万年筆が欲しい村上です。

＠鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー兼資産バランスプロジェクト

さて、中堅企業は勿論上場企業でも実は多いワンマン経営。
そして、意外とワンマン経営を目指してるけど、社員が言う事を聞かないと思っている方も多い様子。

そんなわけで、元証券マンとして「中堅企業」はもとより「上場企業」の栄枯盛衰を経営者の近くで見てきた村上の所感で書いてみます。

上手く行くワンマン経営と失敗するワンマン経営はどう違うのか？
お楽しみくださいませ。

経営者はすごい

これは、元証券マン時代から感じていること。
モチベーション・営業力・胆力がやはり経営者は優れている。

起業したころから、一番の営業マンも経営者というところも多いでしょう。
更に、代表取締役という肩書が人脈をもう一段引き上げます。

そして何より夢やなりたい姿に対するモチベーションも高く、人を巻き込んでいきます。社員や幹部の方も、そんな経営者に憧れ・尊敬し・働いていることと思います。

パワー派の方も見てきましたし、カリスマ的な方も見てきました。
今の会社の繁栄があるのも経営者のおかげです。

それのどこに問題があるのか？

会社の成長期に実はそれでも問題がありません。
そして、そのエネルギッシュやバイタリティがないと会社はそこまで成長しなかったでしょう。

問題は・・・
経営者のエネルギーのベクトルが社内に向いた時に起こります。

もう少し書きましょう。
前述のとおり、経営者は一番の営業マンでもあります。
人と人が繋がるのに長けていたり、気遣いが尋常でなかったり、
人一倍能力があります。

しかし、営業とは創造的な行為と共に、破壊行為です。
営業先は従来の取引先があるでしょう。
その場合はその関係性を破壊して、自社で修復する行為です。

営業先が初めて触れる商品であれば、必要性を感じて頂き、お金を出してでも未来に投資してもらうという創造的な行為です。

つまり、相手に新しい価値観を植え付けると言う事です。

これが社内に向いた時に問題が起こります。

従業員とは

勿論例外はありますが、経営者以上にモチベーションが高いと言う事は残念ながらありません。
そして、経営者が感じている事を事務処理や、システムの導入、営業を通じて具現化することが本来の業務です。

さらに、それに支えられて会社の発展や経営者の営業のしやすさがあったのも事実なはず。

つまり、徐々に良くしていくことが望ましいケースがほとんどとなります。
また、経営者のような出会いがないため、新しい発想も比較としては少ないです。

経営者が社内を向くと

経営者の方の本来の創造的と破壊的な活動が社内に向くこととなります。
書類について、システムの仕様、財務、うわさ話など大小様々な事を目にするでしょう。

すると・・・
・書類はもっとこうしたらいいな
・〇〇社のシステム使ったらどうだろう？
・△△君の評判は良くないな・・

など、考えてしまいません？

それは従業員にとって、
・社長今それはちょっと待ってください・・・
・その書類の形式は、どこそこの指示で・・・
・誰々さんばかり社長はかわいがるなぁ・・・

となることです。

結果、
経営者にとっては、従業員が働かない。
従業員にとっては、社長は無茶ばっかり言う。
となります。

では、どうするのか？

成長期であるならば、経営者は当然そのエネルギーを外に向けた方が有効的です。
信頼できるNO2がいるならば、その人に社内を任せて8～9割は外に使う。
※村上を利用して頂けますと、喜びます！

居ない場合、6～7割が外となるでしょう。

いや、私は社内をしっかりやりたいんだ！という場合
8～9割を社内に使わないと調整が取れないです。
※営業に影響が出た場合すぐ、外に出る気持ちでは居てください。
しかし、社内でもなるべく任せることができたら最高です。

書く予定がなかった最後に

書いてて思ったのですが、夫婦と一緒ですよね。

旦那元気で外がいい。
でも嫁さんへの感謝は忘れるな。
そしてら、旦那も感謝される。

まさにこんな感じ(笑)
家の事にグイグイ口だすと、ケンカの元ですね～

という事で、また(●´ω｀●)

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