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日本の公鋳貨幣

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日本が発行した「貨幣」の解説や、流通していた「貨幣」の歴史などをまとめた記事です。1から順に時系列順に解説しています。
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2020年6月の記事一覧

日本の公鋳貨幣3「万年通宝」「開基勝宝」「太平元宝」

日本の公鋳貨幣3「万年通宝」「開基勝宝」「太平元宝」

前回はこちら

前回解説した和同開珎は、日本史の教科書で必ず習ううえ、その滑稽な名称の響き(わどうかいちん説が近年は有力)のためどれだけ勉強が嫌いだったという方でも結構覚えているのではないでしょうか?

ですが、それ以降朝廷が発行した古代の貨幣については、ほとんどの人が知らないかと思います。現在の日本だって、偽造防止や素材の節約等様々な観点から数十年で貨幣のデザインを切り替えるのですから、奈良時代

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日本の公鋳貨幣2『和同開珎』

日本の公鋳貨幣2『和同開珎』

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大河ドラマ『麒麟がくる』が暫くお休み期間となってしまったので、今後はこちらを更新していこうかなと思います。初回の「富本銭」が思ったよりも好評でしたし。ということで、第2回は日本で一番有名なお金についてです。

富本銭の鋳造が始まってから約20年後の和銅元(708)年。朝廷は本格的な貨幣の流通を目指し1枚の銭を発行いたします。これが、かの有名な「和同開珎」です。

富本銭は殆ど

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