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おいくつですか?

それなりによい大人の方の年齢を知りたい時にはどうするか?

日本では、干支を尋ねたら、「あぁ、年齢を知りたいのかな?」と、いかにも明らかなので、そうする方はあまりいないかも。もっと何かの経験年数などを聞いたりして、外堀から攻めていって、検討をつけるのではないだろうか。
もしくは、個人的にわりと最近多いパターンとしては、相手の方が「わたしは◯歳なんですけど……」と先に自ら明かすので、その流れで自分も「わたしは◯歳ですよ」と伝えることになるか、たまに「わたしは◯歳なんですけど、おいくつですか?」と、先に明かした上で、単刀直入に尋ねられる場合もあった。
もちろん、お互いに年齢は一切尋ねず付き合っていて、何かの機会に知ることもあれば、ずっと知らないままという場合もある。

イタリアでも、よい大人の方にはあからさまには年齢は尋ねないものだが、誕生日の際などには、いくつになってもみんなにお祝いしてもらう機会を設ける人も多いので、そういう機会に「それでいくつになるの?」と直接尋ねる人もいれば、当人の身近な人に尋ねるという人も多いようだ。
年配の方で、最初は「生まれ年は内緒よ」と言っていても、お互いに年齢を知らない人どうし誰かが一番年上かで張り合ったりして(誰が一番若いかではなくて)、言わないつもりだったのが、最終的にはみんな自ら伝えたりすることも。

干支から算出するのに対して、イタリア人のやや年配の方から、「(星座)の上昇宮は?知らないならば調べて上げるけれど、生まれ年が必要なの」と言われたことがある。上昇宮を調べるという名目で生まれ年を尋ねる……なかなか、凝った理由付け!ただし、未だに教えていただいていないのだが。(追って自分で調べて知っているけれど)


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