Google Newsの切れ端に 馴染みの画像がチラっと目に入ったのは 数日前。
10話構成のTVドラマ化か、、、、、、。
映画化の方は御破算になって久しいようだが これは完成に至るのか?
"氷破り" や "中国製ウィルス" 、"マトリックス" のような『電脳世界』 の抽象的な描写をどう映像で表現する?
そして どこまで原作に忠実な脚本にするのか?
面白きことのない世のやや先に こうして様々な期待感が湧くのは
ちょっと気分がいい。
リンゴ印の公式サイトには 現時点ではお馴染みの概要しか書かれてないけど それは已む無し。
その点 The Independent の記事は 薄いなりに主観が入ってるので
こちらを代わりに引用:
<DeepL翻訳 + 手修正>
サイバーパンク・ムーブメントに革命を起こし、その火付け役となったこのSF小説が、そう遠くない将来、あなたの近くのスクリーンに登場するかもしれない。
AppleTV+は本日、ウィリアム・ギブスンの高く評価された1984年の小説『ニューロマンサー 』の権利を獲得し、全く新しいSFドラマを制作中であると 発表した。
『テッド・ラスボス』や『モーニングショー』などの大ヒット作で知られるこの受賞歴のあるストリーミング・サービスは、テレビシリーズを『トム・クランシーのジャック・ライアン』や『ダーク・ウィンズ』の グレアム・ローランドと『Devotion』、『アウトサイダー』、『Sleight』のJDディラードが共同で制作し、ローランドがショーランナーを、ディラードがパイロット版の監督を務めることも発表した。
10部からなるシリーズの撮影開始時期やストリーミングサイトへの登場時期は未定だが、シリーズが本と同じようなものであれば、大成功は間違いないだろう。
『ニューロマンサー 』はギブスンのデビュー作で、その業績と世界観が評価され、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、フィリップ・K・ディック賞を受賞した。SF小説やディストピア小説の一ジャンルを定義した作品として知られ、多くの人が最初の偉大なサイバーパンク小説と呼んでいる。
<DeepL翻訳>
では、『ニューロマンサー』とは何なのか?
この物語は、問題を抱えたアンチヒーロー、ケイスを描いている。ケイスはサイバースペースの元ハッカーで、依存症の治療と引き換えに、やや不本意ながらハッキングゲームに復帰することになる。そうして彼は、革をまとった暗殺者「レイザーガール」モリィと出会う。彼女は、知られざる秘密を抱えた企業王朝の打倒に執念を燃やしていた。
私たちはこの象徴的な文学作品に感謝することがたくさんある。ひとつは、ギブスンがこの小説を通してサイバースペースという言葉を世に広めたことだ。これは、企業至上主義というテーマと相まって、この物語がいかに今日的であるかを示している。また、みんな大好きなSF映画の古典『マトリックス 』も、この本のコンセプトに基づいて作られている。
半分は未来的なスリラーであり、半分は警告であるこの本は、20世紀で最も適切かつ説得力のある小説のひとつであり続けている。AppleTV+の番組がその遺産に恥じないことを祈っている。
" Read the book before the series starts." とまで書いたこの記者さんが 「遺産に恥じないように」 と願うように
原作の愛読者なら 映像化の出来に心を悩ますことだろう。
自分としては俳優のキャスティングにはそう関心がない。
映像とプロットを できる限り小説から乖離させないで欲しい、それだけだ。
仮に失敗しても 『Dune/砂の惑星』 のように 時代を経ながら何度も映画化され ファンが納得するまでリベンジを繰り返してもらいたい。
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去年初めて訳本(名訳)を読み その空気感に圧倒され 熱冷めやらぬまま年初にペーパーバックを購入したりと この作品との距離が 今更なタイミングながらテンポよく縮まることに 何か不思議な御縁を感じる。
さては ”主”が引き合わせてるのかな。
心なしか レゲェの響きが聴こえるような。。。。
ところで:
生憎 こちとら リンゴ印の会社さんには お仕事以外で 御縁も興味もありゃしません(お仕事については、口外できず 言いたくもないけど、ちょっと、、、ねぇ。)
うーん。ってことは どうやって このドラマ観りゃいいのさ、、、、?
いい感じの脱法ガジェットが転がってないか 叶和園を一服しながら 仁清通りのジャンク屋でも覗いてみるか。。。
<おまけ>
読書: #3a の方で引用させて頂いた Nathan Andersonさん。
こちらにもイラストを紹介されてますね。
登場人物や大道具小道具が 個別紹介で見易く収まってます。
実写ドラマがコケたら この絵で是非アニメ化を (しつこいか。)
< 追補 240501 >
こちらの記事に続きます: