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野生動物に学ぶ⭐︎子育ての本質③

こんばんは♫
現役ママ保育士 kacono です☺️

いよいよ9月も終わりましたね。
いつまでも残暑厳しい日々でしたが
夜は窓を開けると、涼しい風が…😌
コオロギの鳴き声も聞こえて来たり
秋がやっときた感じですね。

先日、息子が通う高校で開催された
文化祭に行ってきました。
高3で受験生の息子は、反抗期も過ぎて
家族や友達に気遣いが出来る優しい人に
成長してきました。
親の知らないところでも
きっと周りの人たちに恵まれ
様々な経験を通して、育てていただいて
いるのだなぁと思います。

さて、野生動物に学ぶ⭐︎子育ての本質…
前回から随分と日が経ってしまいました💦

乳幼児期で身に付けたい基本的なことを
3つ挙げてみますと、自立に向けての
初めの第1歩目といえるかと思いますが

①自分で食事が出来る

②自分で排泄が出来る

③自分で着替えが出来る


は欠かせないと考えてると書きました。

記事はこちらになります。


その中で、最後の

③自分で着替えが出来る 

についてお話ししたいと思います。

一般的に自分で着替えが出来てくるのは
2歳頃からと言われています。
実際に保育現場にいても、個人差や
家庭での生活経験の差はもちろん大きいので
あくまでも『一般的』に2歳くらいから
出来るようになってますね。

2歳児クラスを担任した時は、
秋くらいの時期になると
脱いだものを表に返したり
畳んで片付けたりも出来ていました。
これは毎日、保育現場の生活の流れが同じで
やることもだいたい同じなので
繰り返しやってみたり、経験を積み重ねたりが
出来るからかなと思います。

脱ぐだけなら1歳児でも出来る子はいます。
もちろん、ほとんどの子は
大人の援助が必要ですが😃

一人で着るのは前後裏表など
正しい向きを意識しないといけないので
難易度は高いですね。
ちなみに今、4歳児クラスの担任ですが
4歳児でもTシャツを前後逆に
着てしまう子が少なからずいます💦😁

着替えの練習をしながら
手順は丁寧に繰り返し何度も
伝えることが大切です。

子どもは自分でやりたい!と
大人の手伝いを拒むこともあります。

「子どもが自分でするのを
 さりげなく手伝う」

というのが、上手な援助の仕方かな。

服を頭から被り、
袖から手を出す時や頭を出す時

「いないいなーい……ばぁ‼️」

と掛け声かけたりすると
子どもは「ばぁ‼️」に合わせて
手や頭を出そうと頑張ったり
顔が出た時に、大人側も「ばぁ‼️」
って言うと、顔を見合わせて笑顔になったり
楽しむ要素もあると、さらに
意欲が湧くかもしれません😁

服の前後を見分けるのも
子どもにとっては難しかったりします。
私がよく声かけに使う表現の中に

「笑ってる口の形に
 なる方が前だよ」

というのがあります。

えっ?どういうこと?!
と思われるかもしれないですが…💦
Tシャツやトレーナーの襟の形が
笑ってる口に見えませんか?

笑ってる口?かも?! 


前を上に向けて、そのまま頭から被ると
前後逆になってしまうので、必ず

前に向けたら、裏返してから
頭に被って着てね

と伝えます。
こういう手順を教えることが大切です。
手順を間違えると、正しい着方が
出来ませんよね。

手順を覚えてきたら
ちょっとイレギュラーなことを
入れたりするようにしています。
いつもと違う場面でも
対応できるようにするためです☺️

そのイレギュラー対応ついては
また次回にでも書こうかなと
思います。笑

自立した人になる為の土台作りはは
乳幼児期から始まっています。
親は共働きで忙しい時代となり
十分に時間をかけて教えられなくなった分、
我々保育士がその成長を支える一端を
担っているわけです。

成長の道筋は保育士なら学校でも
必ず学んでいるので
今、どの段階にいるのかを分析して
この先はこのあたりを目指して
援助しよう、と考えながら
日々子ども達一人一人と接しています。

一方で、発達に凸凹がある子や
発達障害の子どもも増えていますので
あーでもない、こーでもないと
悩んで試行錯誤の毎日です… 😉


それでは今日はこの辺で。

読んでくださって感謝します💕
またぜひきてくださいね!


kacono

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