不安症レポートvol.1/~リユースショップでの話。~
皆さん。こんにちは。
今日は社交不安障害の不安症状が出た日だったので、
日記として可能な限り事細かに書いていきたい。
その前に、なぜこれを記すのかを先に説明しておきたい。
社交不安障害の治療法の1つに「認知行動療法」というものがあるのだが、
その中に
”症状が出たときの状況を日記に記し客観的に見れるようにする”
というのがある。(かなり雑な説明なので詳しくはググって欲しい)
僕自身、直接医師からの指導を受けてやっているわけではないが、
社交不安障害の治療法についての本にも書いてあるぐらいのことであり、
この日記をnoteに書くことで自らの治療に取り入れようと考えている。
また、同じ病気に悩まされている人へ共有もできるので、
誰かの役に立てばうれしい。
~本編~
アルバイトをやめたことにより、私生活で金銭面にかなり困っていたので、
外出ついでに家にあった使っていない楽器やPC関連のものを
リユースショップに売りに行ってきた。
買取カウンターに向かい、店員さんにものを手渡し番号札をもらう。
ここまではそんなにつらくなく、思ったよりはすんなり乗り切れた。
待ち時間は約30分。
店内を散策していると、少し息苦しくなってきたので、
外に出て、お茶を飲みながら待つことにした。
しばらくすると息苦しさが悪化しはじめ、吐き気や動悸もし始めた。
待ち時間の30分に近づくごとにどんどん症状は悪化していき、
いよいよ時間になって店内に戻ると猛烈な吐き気に襲われた。
カウンターの手前までは何回か行ったものの、
症状がきつすぎて何度か店の外と中を往復した。
それでも症状が改善することはなかったので、
一度店を離れ、近所の住宅街を散歩することにした。
店からの距離を取ればある程度症状が緩和されたので、
楽になってから店に戻ることにした。
1時間ぐらいたった頃、なんとなくいける気がしたので、
店に入り奥へ足を進めていく。
入る前に覚悟を決めてきたものの、やはり症状は襲ってきた。
とはいえ、お金を受けとらず帰るわけにもいかず、
死に物狂いでカウンターの店員さんに声をかけたのだが、
その直後、とてつもない吐き気に襲われた。
この時ばかりはほんとにつらすぎて、
「体調悪い…」んですと伝えざるを得なかった。
幸い、早めに作業を進めると言ってくれたので、
本人確認用の書類だけ渡して自分は少しレジから離れ、
作業が終わるのを遠目に待っていた。
この間僕はずっと症状と闘っており、陰でしゃがみながら
できるだけ楽な姿勢をとることしかできなかった。
作業が終わり、確認のサインを求められた時には、
ほんの少しだけ症状が治まっていたと思う。
お金を受け取り、店員さんにちゃんとお礼を伝え、
そそくさと店の出入り口をくぐった。
ここからは一気に症状が改善され、
家に帰るころにはほぼなかったように感じる。
なんであんなにしんどくなるのか…
あとから考えてみるとそんなにしんどいものでもないはず
なんだけどな。
またいけると思ったときに行ってみようと思う。
最近家族から「バイトをしなさい」という圧力がやばいのだが、
はっきりって絶対無理。
気合いだとか考えすぎだとか、そういうもんじゃない。
せめて家族ぐらいは理解してくれないと、
家庭内での居場所すら息苦しいの、あまりにきつすぎる。
将来どうするのとか言われても、
そんなの自分が一番不安に決まってるでしょ。
いちいち言わないでほしい。
一歩一歩しか進めないし、進んでも一進一退なものだから。
終わり。