Säi

思ったことを書いておく。

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最近の記事

君が語ったのは

今日はいつもより風が優しかった、空気の冷たい日。 今日は奨さんのお誕生日。 なんでも言っていい日。 奨さんは語る、好きなものを追いかける姿を。 彼の大好きな歌は、いつしか彼の武器になり、 いつしか彼の人生の軸になり、今は私の人生をきらきら照らす宝物になった。 彼の好きは、どこまでも強い。 強くするためならなんだって吸収して、取り込んで、自分のものにする。 彼の好きは、いつまでも新鮮。 自分の色を増やして歌う声は万華鏡みたいにいろんな世界を見せてくれる。 奨さんは語る、挑戦

    • WHO AM I

      暗い廊下、マネキンがあった。 かっこよくヘアスタイルを決めて黒塗りされて、 ところどころついたビーズは剥がれかけた人魚の鱗みたいで、どこかアイドルみたいだった。 私はあまり香取慎吾さんと言う人を知らない。 慎吾ちゃんと呼んでいて、番組を見ていたことがあって、好きな曲が何曲かあるぐらい。 本当になんの情報も入れることなく、彼の作品展を見に行った。 絵を描くことすら、大人になってから知った。 慎吾ちゃんの絵は、ぱっと見すごく躍動的で爆発的だったけどずっと違和感があった。 闇の

      • OUTな奴らのみる世界

        ジェットコースターみたいな映画 待ちに待った公開日。 やっとやっと見られたOUT。 ほんとめちゃくちゃ楽しくて最高だった。 ジェットコースターに乗ったみたいな気持ちになる。そんな作品。 まず音がいい。要が三塁から帰る時に単車を走らす。その音が離れてくのを聞きながら「あ、いい音だ」って思った。好きな感じ。 邪魔しないけど、目立たせたいところはあえて他よりデカくて耳に残る。あっちゃんの撃った銃弾は目より耳にこびりついた。 あとカメラワークが好きだった。 特に目黒とたぐっ

        • 海硝子のアイドル

          奨さん。 貴方は熱したガラスのような人。 柔らかく、眩しく輝いていて、熱く溶け落ちて、流れるほどの美しさが見える気がする。 熱いけど、その実、貴方から受け取るのは形作られた美しさ。 その形は見るたびに姿が違って、色が違って、キラキラしている。 それが奨さんのいう「余白」なのかもしれない。 余白を残して挑むから、どんな仕事でも柔軟に対応して作品を作ることができるんだろうかと思う。 奨さんの美しさが柔らかく、眩いのはきっとこの余白があるからなのだろうと思う。 いつだって過去を超

          あの時の「あと5日」の話。

          ライブまであと5日だと奨さんが言ったから、思ったの。 多分じゃなくて、絶対、自分では気づけてないぐらい私はものすごく貴方が好きだと。 ライブまであと5日。 奨さんがそう言っただけなんだけど。 筋肉すきだからってことでおすすめされたメンバーに入ってたこと。 ぱっちりした目が好きだから、ワンピクと同じぐらい何も知らない時からプロフィール開いてたこと。 歌上手いなぁって思ったこと。 前髪下ろす時の効果音がたらーんっていう聞いたこともないやつだったこと。 BOのとき

          あの時の「あと5日」の話。

          2人のヒーローの話。

          「この世界を自分のものにしたくて絵を描いてる」っていう青磁の夢は私の夢と一緒だった。 私は茜の気持ちがわかるようでわからなかった。 理解はできるけど、共感ができなかったが正しいかも。 正直、私は「言えばいいやん」って思う側だったから、そんなに苦しいなら言えばいいじゃんと思ってしまった。 青磁の言う通り、悲劇のヒロインになるなら、打ち勝つヒーローになった方が楽しい。 私はそう思ってるから、最初ずっと茜にイライラした。 我慢して自分を傷つけて頑張るほどの、小さな世界なんか捨てた

          2人のヒーローの話。

          奨さんの歌声が好きなそれだけの話。

          私と音 突然だけど、私は與那城奨さんの歌声が好き。 彼のくれるアイドル像とか、人柄とか、 かっこいいダンスとか、綺麗だなと思うお顔とか、 表情とか、言葉とか、どれも全部大好きだけど、 私は彼の歌が一番に大好き。 私はアイドルにハマるのも初めてだし、ダンスとか歌に知識があるわけではないから、「ここがこうだから好き」とか「こうできるのが好き」とかは言葉にできない。 ただ、いつでもそばに落ちていて、いつでも好きな時に拾っていいよと言ってくれるような、側にいてくれる奨さんの歌声が

          奨さんの歌声が好きなそれだけの話。

          流れ星の歌声の話。

          流れ星流れへんかなって思ってる間は流れ星は見えない。 空を見続けた人だけが流れ星を見られる。 そう言った汐恩の言葉を継いで だから、今日は僕らが流れ星になる。 そう奨さんが言って始まったライブ。 ペンライトの空の中で、本当にJO1は流れてく星みたいだった。 そんなJO1を見つめながら、どんな偶然なんだろうと思った。 私の左手に握られたうちわは流れ星がイメージで、そのデザインにしたのは前の日。雨で家から出られなかったから、ピンセットをちまちま使って並べた小さい小さいストー

          流れ星の歌声の話。

          奨さんが泣いたこと。

          10/23の有明のライブ。 奨さんは泣いた。いっぱい泣いた。 言葉が落とせないぐらいに泣いた。 私はずーっとどう受け止めていいか分からないまま、今日になった。 正直今もわからないけど。 奨さんは思ってることを言わない。 いっぱいいっぱい考えて、自分のためだったりメンバーのためだったり、JAMのためにアイドルの與那城奨が言いたいことを受け取りやすい形にして届けてくれる。 もらえるものが事実でそれ以上もなければそれ以下もなくて、それが全てって考えるようにしてる。 だから奨さん

          奨さんが泣いたこと。

          奨さんの軌跡を見た日

          本当に本当に思ったことをそのまま書き殴る。 軌跡が始まった瞬間からずっと泣いてた。 奨さんがあのジャケット着て踊ってて、踊りにくいやろって思って笑ってたらなんか涙出てきて、そこからずっと泣いてた。 夢を掴もうともがいてきて、この場に立ってる奨さんのはじまりをみるのは少しだけくすぐったいし、少しだけ苦しかった。 まず何よりも一番に不安だったのはワンピクのこと。 奨さんがシックスパックスになったときから、ファイナルのYOUNGまでのステージ。 その何個ものステージにワンピクは

          奨さんの軌跡を見た日

          「未完成」っていう作品をドキュメンタリーとして享受するのにもっと見方を変えた方が楽な気がするという話

          未完成の感想をいろんなところで読んでたまに見る「泣けたか泣けなかったか→だからJO1が好きかどうか」って感想にフォーカスを当てたい。  まず、ドキュメンタリーって聞いて「見たことなかったJO1がそのままいっぱい事実として映ってるんだろう」って思ってた人が多いと思うんだけど、それはたぶん少しだけ違う。  ドキュメンタリーの定義はこの世にありすぎて勉強する人によって変わるんだけど、一つの考え方として大前提ドキュメンタリーって事実を映してるわけじゃない。事実だけ映してんのは、それ

          「未完成」っていう作品をドキュメンタリーとして享受するのにもっと見方を変えた方が楽な気がするという話

          願わくは

          空気が澄んでくると夜の帷が下りるのが待ち遠しくなる。 普段より綺麗に感じる月も、吸い込むと肺まで届く金木犀の香りも好き。 奨さんが生まれた季節だからかもしれない。 1年前と同じ、今日は普段言わないことを言葉にする日。 奨さん。 私は落ち込んだ時とか、どうしようもなくなった時に、貴方に救われることがある。 JO1を見ることもできないぐらいに凹んだ時があった。こんな時期が来るんだって自分でもびっくりした。 そんな時に「飛べるから」が発表されたの覚えてる。 貴方の声に惚れ込ん

          願わくは

          パフォーマンスに惚れ込んでるだけの話。

          This is JO1の奨さんの無限大見て、もう「僕はダンスが苦手なんですけど」って「僕はダンスが出来ないんですけど」って一生言わないんだろうと思った。 奨さんが「教え方下手なんですけど」って言ったあの日から、私はこの言葉に囚われてたと思う。 奨さんがリーダーとして、アイドルとして、もがき始めた時間。 奨さんはなにか供給がでると「苦手」「まだできなくて」って口にしてた。 自分が思ってるクオリティに出来なかったのが悔しかったのかもしれない。その真意は聞いてないからわからない

          パフォーマンスに惚れ込んでるだけの話。

          夏の日に喩えよう

          夏の日が好き。あったかいし、風がいつもよりいい香りがする気がする。 時間が過ぎるのがゆっくりでなんでもできる気がする。気怠く感じる暑さも、嫌じゃない。 夏が好き。 だから今日は君を夏の日に喩えよう。 今日はJO1のリーダー、奨さんの誕生日。 いつもは言わないことを書き殴っても許される気がする。 まず君の歌が好きだ。揺蕩う海。 君の声を聞くといつもゆらゆら波に揺られているように感じる。力強く心地いい海の底に引き込むような声。 波が太陽に照らされると色がてらてら変わるように

          夏の日に喩えよう