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お父さんはユーチューバー

 私の趣味の一つに読書があります。本は、人が長い年月をかけて得た知識を学ぶことができますし、まだ経験したことのないことを疑似体験させてくれます。
 つまり、自分の人生を生きている以上のものを、比較的短時間で、しかもあまりお金をかけなくても与えてくれるのです。私は、本を読むことで、人生はさらに豊かになのではと思っています。
 このnoteでは、私が読んでみてよかったなと感じた本を紹介していきたいなと思います。

 今日紹介するのは、浜口倫太郎さんの「お父さんはユーチューバー」です。

1.この本を手に取ったきっかけ

 最近本を読んでなくて、読みたいなぁって思っていたときに、大好きな海のジャケットに惹かれて手に取りました。
 次に気になるのは物語の舞台です。この物語の舞台は宮古島。私の大好きな沖縄です。もうこの時点でソクコウニューです!なんとも安直な理由です。

2.この物語のあらすじ

 宮古島のゲストハウス「ゆいまーる」のひとり娘、小学5年生の海香は絵を描くことが大好きで、将来は東京の美術大学に入りたいと思っていた。楽しく毎日を送っていたが、父親の勇吾が突如「俺はユーチューバーになる!」と宣言した。
 宮古島の自然とゲストハウスに集う人々を通じて描く、涙なしでは読めない家族小説。

3.この物語の主題は

 私が感じたこの物語の主題は「一生懸命に向き合った時間は報われる」です。いろんな思いを抱えながら一生懸命に毎日を過ごす。過ごした結果、成功するかしないかは分からないないけれど、その時間は無駄なものではなく宝物になるということです。
 だから、今生活している毎日もきっと振り返ったときにかけがえのない時間になると思うと大切にしなくてはと感じさせてくれる作品でした。
 この作品を読まれた方はどんな主題を感じられたのかが気になります。一つの本を通して感じたことを語り合うのも楽しいですよね。国語の授業と同じですね。

4.おわりに

 すごく心温まる作品でした。そして、物語を読む中で、宮古島の海やゲストハウスの世界が思い浮かび、宮古島を感じました。沖縄は大好きですが、宮古島は行ったことがありません。でも、宮古島の海やゲストハウスを疑似体験できました。夏に読みたくなる本にノミネート!

 最後まで読んでいただきありがとうございました。
いろんな本を紹介する中で、同じ本を読んだ感想の違いを楽しんだり、誰かの本を読むきっかけの一つになったりすることができればと思っています。

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