2月。〈フォンダンショコラ〉
どうも❗大智っす
今日ってバレンタインなんだってね
ふぅくれるんかな~❔
部活が急遽 休みになったんだ
顧問にも女が出来たからって噂w
このまま帰るのもあれだから
ふぅの家のコンビニ 顔出したら
ふぅのお母さんレジに居て
楓子 居るから上がっていって⤴︎︎言われた
じゃぁお邪魔します~❗
リビングのぞくと ふぅが居た。
なんか準備して…る??
キッチンか…
「へぇーなんか作んの??」声をかけたら
ビックリして振り向くふぅ。
『え?え?なんで居るの👀❔』
部活が休みになった事と
お母さんから ちゃんと 許可貰ったことを話した
「晩飯?手伝ってやろうか?」
『いや、あの…夕ご飯の準備じゃなくてバレンタインのチョコを…作ろうと思ってて。大智クンに。だから…あの~…』
ビンゴ❗❗❗❗
「え?俺に!マジか✨じゃぁ~見てるね」
『えっ?』「え?」『見てる…の❔』
「うん 見てる👀♡ダメ?」
断らないと思って
もう座ってる俺もズルイやつだよな𐤔
『う、うん いいよ』
やっぱりな!ごめんなふぅ そうそう無い機会だから見て楽しもう♡
くるっとキッチンの方を向き
エプロンを着て ヘアゴム髪の毛を束ねる ふぅ
―やべぇ。なんか…いい。この仕草
分かってくれる人居るっしょ??😆
チョコを電子レンジで溶かして
材料を混ぜてる姿も可愛い。。。
あ、エプロンの肩紐がズレてる👀
「ふぅ。ちょっとストップ❗」
って声をかけて
手がふさがってるふぅに近寄る
『…え?』
ふぅの後ろに立ち肩紐直す。
『あ、ありがとう♥ちょっとやりにくかっ…』
「あと…❗❗ こうした方がやりやすいでしょ❔」
っと
ふぅの袖を捲った。
『ありがとう❣️』
お礼をって言うのに振り返ったふぅの顔が
近めにきて
お互いドキッとした❗ふぅなんて
泡立て器持っている右手の手首で顔を隠すから
それで顔にチョコついちゃってるじゃん👀
「…ふぅ ちょっと手どけて。」
拭いてあげようとしてるのに
『…///無理。顔真っ赤…恥ずかしい』って。
しんどいくらい愛おしい✨
「いや、じゃなくて今ので顔にチョコ付いた」
『あっ…///えっ?どこ?』
「じっとして…」
ふぅの顔に付いたチョコを指で取る
『ありがとう ウェットティッシュ そこに…』
「ん?…いい」拭いた指をなめる。
おっ うまっ❗
ふぅ見たら フリーズしてるwどした??
「ふぅ??」
『あ!大丈夫なんでもない!
あ~ぁ!!それより大智クン
他の女の子から絶対チョコ貰ったでしょ~❔』
作るのを再開したふぅからの
突然の質問に首を傾げながら
椅子に戻る。
「はぁ?なんで貰うわけねぇじゃん❗」
『だって。大智クン 学校中でカッコイイって人気なの知ってるもん😗』
だって…💨
「あのな。俺の彼女は ふぅしか居ないんだわ!
ふぅの以外のヤツから貰うつもりもねぇーし。
ってか ふぅだって 野郎たちが可愛いって
人気なってんの分かってんの?」
『え~?言われて無い無い!知らないよ。👀』
(マジかw普通に小さくてふわふわしてて可愛いから結構周りから言われてんのに❗)
「まっ。ふぅもふぅのチョコも
譲るつもりないけどね!誰にもなっ!」
『ふふ😊もうすぐ出来るからね❣️』
ふぅの作ったフォンダンショコラも
小さくて可愛かった🧁そして美味しかった❗
いいバレンタインになった。
*•.𝙷𝚊𝚙𝚙𝚢 𝚅𝚊𝚕𝚎𝚗𝚝𝚒𝚗𝚎🍫 ̖́-
〈2月。フォンダンショコラ終〉
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