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気になるぅ
旅に出ると、なぜか気になるものや場所はあるでしょうか。例えば、神社仏閣に興味があれば、土地土地のそれらに詣でるでしょう。博物館や美術館が好きな人もいれば、銭湯が好きな人もいて。目的地以外に、ついつい気になってしまうもの、ありますか。
僕は、すでに何度か書いているので、お察しの方もいるはずです。いくつか気になるものはあるのですが、まずはこれ。
第1位 市役所
仕事柄というのもありますが、市役所を観るのが好きです。外観だけでもとても楽しいのですが、できれば中に入って、仕事をしている人たちの気配を感じるのが、何より嬉しくなります(ちょっと変ですよね)。
市役所は行政の中枢として、その街の中心部と考えられるような場所にあることがほとんどです。大きな駅から近いとか、繁華街のど真ん中とか、ひときわ豪華な外観とか、その街の性格のようなものが見えてくるのです。
ショッピングモールの建物が市役所になっていたり、市民館(文化センターなどとも呼ばれる)と市役所が一緒になっていたり、新しくて綺麗だったり、行ったことのない街の地図を手にするとつい市役所のマーク◎を探してしまいます。
そんな視点で見てみると、僕の今の職場は、役所っぽくありません。出先機関で職員数も少なく、ちょっと大きな家の中で仕事をしているような、そん
な雰囲気です。
第2位 銭湯
ついつい気になって、旅先でうまく時間が見つけられたら堪能したいと思うのが、銭湯。お風呂が好きなんです。銭湯は、本当にかなり濃い社交場ですよね。裸なので装うものもないし、裸なので無防備、滑りやすい床と見ず知らずの先客たちに緊張しながら過ごします。
声をかけるとか、逆にかけられるといったことはないのですが、お客同士の会話がぼんやり聞こえてくるのがいいんですよね。訛りや、ご近所関係、テレビ番組や健康問題…あったかい湯に浸かりながら、ちょっとだけ旅先が地元になったような錯覚が心地よいのです。
山梨県にある太宰治も入った銭湯とか、香川県の直島にある銭湯は、観光地にもなっていますね。
第3位 高いところ
タワー、高台、展望台、高いところから景色が見たくなるもので。街の全体が見たくなるのは、人間が空を飛べないからでしょうか。先に紹介した市役所と同じく、どんな風にどんな建物があるのか見たい、という感じです。
大抵、高台なんていきなり行って簡単に登れる場所でもないから、すごく時間をかけて歩いたりして、旅行のプランが大きく変更してしまうこともあるのですが、上から見る景色はいつでも感動します。
海外旅行の時は、高い場所に登ることで「来たな」と実感する節すらありました。ニューヨークの夜景とか、カンボジアの夕日とか、めちゃくちゃ綺麗でした。
そのほかにも、スーパーマーケットや本屋、美術館、…目的地どこ!?みたいに、街の中にある観光地ではない建物やらに興味があって、ひとり旅は忙しくなりがちです。目的地ではないからこそ、ちょっと緊張しながらその街の空気を楽しむのが、いいんですよねぇ。
旅先のさまざまな色が気になるサムネイル、infocusさんありがとうございます!
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