ひさしぶりのシブヤは、ジャパンになっていた
「ポケモンセンターに行ってみたい!」
夏休みに行きたい場所を聞かれた子どもは、そう答えました。
ポケモンセンターという名前は聞いたことがあったのですが、実際に行ったことがなかったので、どんな場所かも想像がつかず、ネットで検索してみると、どうやらグッズショップのよう。
かつて、浜松町にあったことだけはちゃんと覚えていて(劇団四季の公演に訪れるたびに、看板は見かけていたから)、そこにはもう店舗はなかったのですが、いまは都内のあちこちにあって人気の高さを知りました。
我が家から近いのは、渋谷にあるセンター。子どもたちと電車移動ができるようになって、渋谷でも「行こう行こう」と言ってくれるので、移動はとても楽になりました。
ポケセン(ポケモンセンターの略)は、渋谷パルコの6階でした。学生時代、渋谷には何度か行ったことがありましたが、パルコは未到の地。大人になって、さらに親になって子を連れて行くなんて、思いもしませんでした。
渋谷駅が地下深くに潜ってしまってから、あまり渋谷を使ったことがなかったので、東横線を降りて地上に出るまでが、とても長く感じました。
方向はあっているはずなのですが、地下通路なので景色も見えないし、実際地上に出てもはっきりとパルコの所在地がわかっているわけではなかったので、とても不安でした。
ただ、地上に出ると、忠犬ハチ公の像があったり、テレビでよく写る渋谷のスクランブル交差点を渡っては喜んだりと、おのぼりさん丸出しで、渋谷を楽しんでいました。不安だったパルコも、最短ルートで無事到着。
6階に上がってみて、ポケセンだけではなかったことに驚き、さらにその内容に感心させられてしまいました。
フロア全体が、日本のコンテンツ系グッズショップで埋め尽くされてる!ポケモンだけでなく、ニンテンドー、ジャンプ(少年誌)、カプコン・・目についたものだけでも、マンガ、ゲームのコンテンツ系。
お客さんのほとんどが、外国からの旅行者という印象でした。このパルコ6階は、そういう旅行者のために、お店が集められている印象でした。
確かに、スクランブル交差点にも外国からの旅行者らしき人たちがたくさんいて、自撮り棒で撮影しながら歩いていました。
有名なスクランブル交差点というと、NYのタイムズスクエアが思い浮かぶかもしれませんが、渋谷の方が断然大きくて、大人数が渡っていくので、景色としてはとても楽しいかも知れません。
ポケセンに着いた子どもたちは、目を輝かせてぬいぐるみを物色していました。僕が思っていたよりは安い価格だったこともあって、自分のお小遣いで買った上の子に合わせて、真ん中の子にもぬいぐるみを買ってあげました。
二人とも悩んだ末に、同じキャラクターのポーズ違いを買うという展開に(笑)まぁ、可愛いのがいいよね。レジの店員さんが「それぞれ分けて、連れて帰りますか?」と聞いてくれたのが、個人的には感激しました。
オリジナルのTシャツを作れるとか、等身大のぬいぐるみたちとか、お菓子や文房具など、欲しいものはたくさんあったようで、ぬいぐるみだけに絞るのも可哀想かなぁなんて思いつつも、周囲の旅行者の熱気に当てられて、ささっとお店を出てしまいました。
帰り道、広いスタバに立ち寄って、なんとか席を見つけて子どもたちと座り、お茶をしてから帰宅しました。往路は電車も空いていて座ってこられたのですが、復路は帰宅時間ということもあり、混雑していました。
座れない車内で機嫌が悪くなる子どもたち…それを見て、ささっと席を空けてくれた方々…とてもありがたかったし、申し訳ない気持ちでした。
社会を知る、ためには多少疲れてもいいのでは、なんて思いつつも、子どもたちが機嫌よく帰宅できたことにホッとしました。
#おでかけ #渋谷 #パルコ #ポケセン #ポケモンセンター