![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111403741/rectangle_large_type_2_af0e476769fa34966bb7c016c9a1b3ee.png?width=1200)
Photo by
shinobuk
おむすびころりん #創作大賞感想
昔話の定番といえば、正直者の爺さんが何かしでかしてしまうけれど、運良く助かって、財を得るという流れ。
その中でも、子どもたちあるいは僕たちの脳裏に残るのは、「おむすびころりん」かも知れない。おむすびを追いかけて、穴に入ると、そこにはねずみの御殿があって・・。
古来、おむすびは白米を携帯するために生まれた技術。今でこそ、専門店でさまざまな味や形があるが、原始的なお弁当であり、大袈裟に言えば命そのものかも知れない。
あなたは、ご存知だろうか。
おむすびハンターという職業を。
1,000日超に及ぶ、おむすび投稿。毎日毎日、各地のおむすびを紹介してくれる。その熱意、おにぎりの形に肖って、ハスつか△(もう通じない?笑)である。
おむすびが転がった先は、洞窟だった。いや、むしろその洞窟こそ、おむすびころりんの物語を彷彿とさせる場所かも知れない。
ベトナムの奥地にある、息を呑む景色、信じられない規模、そこは天国洞窟と呼ばれていた。ぜひ写真をみてほしい。簡単に訪れることができないからこそ、貴重な記録の写真である。
洞窟までの道のりも、かなり刺激的で怖めのアトラクションのよう。怪我だけじゃ済まないような場所でも、やはり好奇心は人を動かすのだ。
海パンビキニ探検隊、衝撃的な名前だったが、確かにパンツ一丁ならぬ水着一丁で洞窟に入っている・・まさに自分自身だけしか頼れない極限の観光である。
観光とは、光を観ると書くが、洞窟の先の地底湖なんて光のない場所に、ヘッドライトだけで乗り込んでいくのは、ドキドキする。
苦労の先に、おむすびと出会う幸せ。見知らぬ外国で心からホッとする瞬間かも知れない。
簡単に再現できないからこそ、この旅の、いや探検の記録は読んでみてほしい。おむすびハンターが、無事に生還してくれてよかった。
いいなと思ったら応援しよう!
![もつにこみ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135890669/profile_7bcc5b239ec6bfc9be8d12abd5ef6aa3.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)