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やめとま、夏野菜。
野菜好きを公言している僕にとって、夏といえば野菜の季節です。とくに夏野菜は、野菜らしいみずみずしさ、青々しさを備え、しっかりとした風味があります。
トマトやきゅうりを水で冷やして食べる、あの幸せ・・多くの方がご存知のことと思います。
グリーンカーテンの名のもとに、ゴーヤの栽培も広がっています。はじめてゴーヤを食べた時には、こんなに苦いものがあるのかと驚きましたが、今では多くの店にも売られているし、ゴーヤチャンプルーと言われても、あれだ、とすぐにわかるようになりました。
僕の実家には、車一台分くらいの庭があります。家を建てた当時、カーポートだと言われたところを、土のままにして庭にしたのでした。
そこに家庭菜園を作り、毎年試行錯誤をしながら、両親が季節ごとに野菜を作っています。
中でも夏は、得意とする季節。
トマトやきゅうり、茄子、かぼちゃ、オクラ、そして、ゴーヤ。
カーテンどころか“ウォール”のような佇まいになって、庭から2階のベランダに伸びる垂直の緑の壁が現れます。
僕が住んでいるときにも育ててはいましたが、孫たちが生まれると、その野菜たちの質が上がったような・・。土を作り、畝を築き、育て方を研究して、苗も近所の農家さんから買い付けて。
夏の週末、子どもと一緒に実家に帰ると、じいじとばあばの“畑”で、収穫するのが定番になっています。子にとっても、よく知っている人が作って、自分でとった野菜は、格別なはずです。
帰りには、野菜たちを袋に入れて持たせてくれます。夏場のお土産は、いつもずっしりと重く、平日のお助け素材に。
普段はその食材では食が進まないのに、たまにグングン食べてくれる時があって、きっと美味しいのだろうと思って写真を撮って、両親に送ったりしています。
この野菜作り、実は、僕の両親だけでなく、妻の両親もやっています。お互いに農家出身でもなく、農地があるわけでもなく、自宅の庭や畑を借りて、野菜づくりをしているのです。
孫のため、それはいつのまにか、自分たちの体調を良くしてくれているのだと言っていたことがあります。
野菜の旬を知り、美味しい野菜が食べられるようになる。季節の厳しさもある一方で、自然の恵みに感謝することができる。
じいじばあばの野菜を食べて、孫は野菜が好きになる(個人的にはこれがいちばん大事です笑)。
両親と子の間にいる親として、僕はこの野菜作りが、やめられない・とまらない話だなぁと思っています。
これからも美味しい野菜を、楽しみにしています。じいじばあば、よろしく!
(もちろん、僕たち家族は食べる係・・笑)
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