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一日3食ご飯を食べるのが、実はめんどくさいと思ってる大人のあなたへ

こんにちは、小猫遊とも です。
高校の家庭科の先生です。
家庭科の先生といえば学校では「お母さん的存在」になる方も
たくさんいらっしゃいます。

え、私?
自分のことはよく分からんけん(;^_^A

ところで、
食生活分野というものがあります。
『衣・食・住』は教科の柱ですね。

食育は、義務で。高校では…

義務というのは、「義務教育=小中学校」でやりましょう
という意味です。
高校では「食育」なんてかったるいこと
授業で言っていられません。

高校出たら、全員成年年齢なんですよ。
社会に放り出されてしまうのです。
社会の一員として期待されるのです。

高校卒業したら、未成年じゃないことの重さ

まず自分の生活は「自分で出来ること」が求められ
(一人暮らしするでしょ?)
次はおとなの一員として、「家族のご飯も作れる」ように求められ
(当然のように頼まれるようになるよ、親に)
社会の一員として、「仕事としてのスキル」も求められ
(バイトや調理師や食関係の会社に就職する人も当然多いでしょう)

なので、高校家庭科は「最後の砦」
実践のためのマインドセットをしていかないと
いけないのですよ、本当はね。

じゃあ、20代は?

勤めだしたらそれこそ忙しさに
「ご飯、作るの、めんどくさ!!!」
ってなるのは目に見えてる。

ご飯が三食出てくる家や会社にいて
恵まれてるかと言われれば、

朝は食べる時間すら惜しいのに、
昼も何だか走り回って、
夜も遅くにヘロヘロで帰宅してるのに、

『ちゃんと食べなさい』
『ちゃんと食べなきゃダメでしょ』
なんて言われ続けた日にゃ、有難いのは百も承知の上で
「う・る・さ・い」なぁと思ってしまう…あぁ

って、なりません?

「20代の頃の体重」がその後何十年もの基準

でもここで、不摂生に陥ってはもったいない。
人生、先は長いです。
しかも40代、50代、60代になってまでも
健康・体重管理の基準は「20代の頃、体重どれくらいでしたか?」なんて
ひとつの目安にされるので。
侮れないんですよね。

えー、じゃあどうすりゃいいのよ?

20代は身体づくりの仕上げ期と思って

まだまだ、体力もあるし無理もきく。
食べるにもエネルギーが必要で、
20代はお腹も空くし、食べられるのだから
食べられるのなら「身体づくりのためにも」しっかり食べよう!

でもね、30代に入ったら、そうはいかないのです。

30過ぎたら、一日3食にこだわらない

健康的な食生活って言われたら
まず「規則正しく」となるけれど、

3回もがっつり食事を摂ることが
すべての人にとっての「ベスト」かどうか
違うのではないか?というのが、経験から思う私の見解。

はい。家庭科の先生ですよ。
病院の栄養士じゃないから。

健康な人間の、一般的な日常の、この生活の中で
こんなに年齢、個体差がある、運動量も、仕事内容も異なるのに
食事回数だけ3回に縛られる意味は
どれだけありますか?

それぞれのライフスタイルに合わせて
例えば朝は軽く、水分と果物くらいで
昼は社食や会社近くでランチして、またはお弁当食べて
夜は家族で食卓を囲む

で十分ではないですか?

40過ぎたら代謝が明らかに変わる

さらに言っちゃうと
40代以降は明らかに自分の体の変化が
自分でも分かってきますよ。
運動習慣がなければてきめん。

そうなったら、
一日3食の食事は消化吸収するのにエネルギー使うから
食後に眠気に襲われませんか?

そのうち1.5食とか1食でも
実は平気になる。
16時間プチファスティングはその典型でしょ?

「食べねば」から自由に

食はいのち。
食べたものがわたしをつくる。

でも、
習慣だからといって
「必ず3回食事を摂る必要がある」から
自由になってみるのはいかが?

4回、5回に分けて摂る人もいれば(乳幼児とか)
1回でOKな人もいて
それぞれでいいのです。

一日1回栄養豊富で美味この上ない食事を摂り
運動をし
仕事をし
人と会話し
良いことをし
感謝し感謝され
よい眠りにつく

これが規則正しいルーティンでなくて
なんというのか。


ちょっと熱く語ってみたよ。
かく言う私は
1.5食くらいかな。
朝はレモン水とかで
昼に外食する(いわゆる一人前を食べる)と
夜はあまりお腹空かないので軽くでいい

ハードワークな予定の日は
朝バターコーヒーとかバターティーを入れれば
昼下がりまで体力持つしね。
で、夜に栄養摂ります!
3食分の予算がつぎ込めるので、美味しいに決まってます(笑)


みなさんはどうでしょう?

食べることは好きだけれど
ちょっとだけめんどくさいなと思う時や
食べられなくて怒られるのが嫌だなと
思っている人がいたら

とも先生の
おとな家庭科の授業に
ぜひどうぞ!
ウェルカムですよ!(^^)!

小猫遊(たかにゃし)とも でした。
またね!






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