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自担が結婚したから、私はファンを卒業しようと思う。1/2

「自担が結婚したから、私はファンを卒業しようと思う。」

昨日の17時頃流れたおめでたい報道を見た瞬間、私がその場にいた母に言い放った言葉だ。

私は小学3年生の頃から嵐の櫻井翔さんを応援し続け、いつの間にか成人し、大学3年生、就活をしなくてはいけない年齢となっていた。

この度、櫻井さんがご結婚なさり、これはもう潮時だなと感じ、ファンを卒業しようと考えている。嵐ファンとして一度終止符を打って、12年間、居座った嵐という温かな巣から旅立ち、次のステップへ進もうと決意することができたのだ。

しかし、この長く特別だった12年間をなんの形にも残さずに放置するのは、なんかもったいない気がした。そこでこのnoteを初めて使って、自分の思いの丈を書き連ね、皆さんに見てもらうことで自分の気持ちを成仏させたいと思っている。


—思い返すと、この約12年間、私の人生は嵐に染まっていた。

嵐との出会いは2009年、元々ミーハーな姉が当時、嵐にハマっていたのがきっかけである。どうも姉とは顔の好みが合うようでお互いに櫻井くんを推すこととなった。(ちなみに姉はとっくのとうに担降りし、今は元King & Princeの岩橋くんのオタクである)

初めて櫻井くんを見た時
「こんなに顔が綺麗な人もいるんだな〜すごいな〜あはは」くらいにしか感じていなかった。
しかし初めて観たライブDVD(ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO)の櫻井くんが本当に輝いて見えた。あれは後光が差してたと思う。
この2008年の国立競技場でのライブDVDで私は櫻井くんの沼に完全にハマったと思っている。

とはいえ当時の私は自分が嵐ファンになったことを簡単に認めようとはしなかった。私はその頃から嵐が好きなことを自覚してはいたものの、自分自身が新しい世界に踏み出すことを怖がり、なかなかそれを認めることができなかった。

では「私は嵐の櫻井翔のファンだ」と認めたのはいつか。
それはそれから約2年後、2012年1月、小学5年生の冬休みに行われた名古屋での嵐のコンサートである。
当時、まだ自分が嵐のファンであることを認めていないことから、あまり乗り気ではなかった。
しかしアーティストのコンサートが生まれて初めてだった私は会場に着くとワクワクが止まらなかった。

いざ始まると、そこは思わず
「桃源郷か?」
と聞きたくなるほど夢のようなキラキラとした空間だった。
嵐の5人だけでなく、舞台の装飾から映像、演出、コンサートを成立させる構成要素全てが輝いていた。
11歳だった私はペンライトや顔写真がデカデカとプリントしてあるジャンボうちわも振らず、黄色い歓声も上げず、約2時間半の間ただ茫然と立ち尽くしていた。そんな私を見て面白かったのか櫻井くんがこちらをじーっと不思議そうに見つめていたのを覚えている。
私はその時「こんなキラキラした世界を私も作ってみたい」そう思うと同時に、あっという間に嵐の虜となり、「私は嵐の、櫻井翔のファンである」ということを認めざるを得なくなった。
「キラキラした世界を作る」幼稚に聞こえるかもしれないが、今私が就活している中で一つの裏の軸となっている。


ここから、嵐のファンとして嵐の活動する姿を全力で楽しむようになる。
シングル、アルバム、ライブDVDは全部初回盤、そしてお小遣いが許す限り、通常版も買っていた。
嵐が、櫻井くんが、新曲で、自分が参戦できなかったライブで、パフォーマンスを通じてどんなことを表現するのかワクワクした。
雑誌や嵐のオフィシャルブックも買い、沢山読んで、彼らが普段どんなことを考えているのか知れてちょっと嬉しかった。彼らが身近にも感じられた。
ライブのグッズも数多く買っていた。特に嵐のメンバー同士撮り合った写真であるオリジナルフォトセット、それから今回のライブはどんな思いが込められているのか知ることの出来るパンフレットはマストだった。
中学時代にはグッズのショッピングバッグをサブバッグ代わりに学校に持っていっていたことを思い出す。
また中学時代、携帯を持てなかった私はiPod touchを手に入れ、嵐の楽曲とともに日々を過ごした。
喜ばしい時も、怒った時も、悲しい時も、楽しい時も、いつだって嵐は寄り添ってくれた。

頭がある程度できてきて、大人と同じような判断ができるようになってくると、嵐の曲の詞やサクラップのリリックをひたすらに解読するようになった。表舞台に立つ彼らの隠れた気持ちを探し、見つけられたような、そんな気がして嬉しかった。楽しかった。
嵐の音楽は、櫻井翔のラップは、温かい。
その理由は嵐5人が自分たちを応援してくれるファンに、そして自分たちを支えてくれるスタッフにいつでも心を込めて向き合い、真摯に目の前の仕事に取り組む...

人間としてトップだからだと思う。


そんな人たちを応援することができ、ファンとしてそれは誇りだった。


後編に続きます↓

その辺にいる嵐オタの思い出をつらつらと並べているだけの稚拙な文章なのにも関わらず、ここまでお付き合いいただきありがとうございます😌

後半のnoteではまだまだ思い出をつらつらと書いていこうとは思ってます。またそれに加え、嵐さんや櫻井翔さんへの感謝も述べていこうかなと考えております。

オタクの想いにもう少しだけお付き合いいただけたら、私超超絶嬉しいです。



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