【転職】入社初日へ向けてやるべき事前準備
お疲れ様です。もなきです。転職エージェントをしたり、スタートアップ企業の採用のお手伝いをしたり、採用動画のプロデュースをしたり、YouTube(名もなき転職チャンネル)をしたりしています。
YouTubeで話している内容を文字でもお伝えしている「名もなき転職マガジン」。今回は「転職初日に気をつけることと事前準備」について書きたいと思います。
転職の初日って、今後へ向けてのワクワクと、不安や緊張が混ざりますよね。最近では「面接はオンラインで完結した」ので「転職初日に初めてオフィスに行く」なんてパターンも増えてきたのではないでしょうか?さすがに、初日はPCのセットアップや、入社書類の提出などで出社するという会社はまだまだ多そうですね。
そこで今回のnoteでは
・転職初日に向けて準備することややった方がいいことを知りたい
・転職初日って何をするのかを知りたい
そんな方へ向けて解説したいと思いますので、最後までお付き合いください。
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【1】転職初日へ向けて準備すること
転職先から内定をもらって、現職の退職交渉や引き継ぎをして、有休消化を2週間〜1ヶ月くらい空けて転職初日を迎える。こんなパターンの人が多いかと思います。
最終出社日から転職初日までちょっと時間もあくので、ここでは転職初日へ向けて準備することをお伝えします。
①入社必要書類の準備
まずは、入社にあたって必要な書類関連の準備です。これは、最近だとSmartHRのようなツールを使ってオンラインでできるところも増えてきています。とはいえ、まだまだ紙で準備しなくてはいけない書類や、自ら手配しなければいけないことも多いので、入社する企業からの案内を熟読するようにしましょう。
特に、
・入社前の健康診断を受けなくてはいけない
・会社指定の銀行口座を作らなければいけない
などがある場合は、少し時間を要することもあるので早めに対応するようにしましょう。
②事前課題の実施や周辺知識の予習
次に、忘れてはいけないのが新しい会社で働くことへ向けての予習です。会社によっては、課題書籍や課題資料のようなものを渡して、それを一通り勉強しておいてください、みたいなところもあります。
仮に、そのような事前課題がなかったとしたらどうしましょうか?そのような場合でも、改めて自分が働く会社の業界や仕事内容について色々調べて、必要に応じて関連する周辺知識をネットで調べたり、関連する本を数冊購入して読み込むなどしておきましょう。
ちなみに余談ですが、先日ついにKindleを書いました。やはり紙の本だと本棚に増えちゃうんですよね。読み終わった本は売ったりして極力減らしてはいるんですが、どうしてもかさばってしまいがちでした。
僕は特定のテーマについて調べることが多いので、その時にKindleアンリミテッドで関連する本を4〜5冊一気に読んで全体像を理解しておくっていうのはお勧めです。
Kindleの新しい端末のKindleオアシスも店舗で触って検討したんですが、ぶっちゃけそこまで大きな違いを感じなかったので、コンパクトなKindleペーパーホワイトで十分かなと思いました。
僕のYouTubeやnoteを見てくれている人は、20代〜30代のビジネスパーソンが多く、知識を短時間で体系的に理解する必要性はとても高いと思うので、Kindleでたくさん本読みましょう。僕が買ったのは8GBのWIFIモデル、広告付きの色はブルーですね。Amazonのタイムセールで安くなっていたのですが、容量や広告ありなしによって値段もいくつかのパターンあるみたいです。以下にリンク貼っておくので、自分の好みに応じてカスタマイズしてみてください。
③自己紹介の準備
3つ目が、自己紹介の準備です。いやいや、自己紹介なんて面接でも散々やってきたんだから余裕でしょ、って思った方。転職初日の自己紹介を舐めちゃだめですよ。
僕は前職のエムスリーキャリアにいた時に、週に1回の事業部全体での朝会があって、そこの司会をしばらくやっていたのですが、新しい入社者がいる時には、その方達に自己紹介をしてもらっていました。
新しい職場の人たちは「入社した人ってどんな人だろう?」ってとても気になっています。そして、この自己紹介での話をきっかけに、あなたに対して話しかけてくれる人も多いです。どれくらいの自己紹介の時間を設けられるかは、会社によっても、場面によっても異なると思いますが、できれば
30秒パターン
1分パターン
3分パターン
の3つを用意しておくことをお勧めします。
30秒パターンの自己紹介は、全体が集まる場で使えます。名前と配属先の部署名。前職は何をやっていたかや、入社へ向けての意気込み。時間があれば趣味を含めたプライベートなこともちょろっと差し込んだら、30秒くらいですね。
1分パターンや3分パターンは、もう少し共有する人数が小規模になった時で自己紹介を求められた時のために用意しておきます。先程の30秒パターンの内容に加えて、例えば、前職で具体的にやっていた仕事内容や、今回入社を決めた理由。趣味について詳しく話してもいいですし、入社したらやってみたいことの想いを熱く語るのでもいいと思います。
これらの3パターンをできれば文字起こししておいて、実際に音読してみて時間を測ってみましょう。そして、何度か練習して、加筆修正しておくということはやっておいて損はないです。何度も言いますが、新しい職場の人たちは、あなたがどんな人なのかを、あなたが思っている以上に関心持っているんです。ぜひ、練習しておいてください。
④転職初日の時間や場所、持ち物の確認
さてさて、色々と準備していたら、気づけば初出社日の前日になりました。ここでは、改めて持ち物が全て用意できているか確認して、明日の場所や時間もチェックしておきましょう。服装なども、前日のうちに決めておいた方がよいですね。服装はどのようなスタイルがよいのかなどは、前もって聞いておくようにしましょう。
あとは、早く寝ること!
12時前には布団に入って、7時間は寝るようにしましょう。
初日の朝、気をつけるポイントとしては、出社時間です。慣れない通勤ルートの場合は、電車遅延などで想定よりも時間がかかってしまうことも多いです。まずは、出発は余裕を持って出て、会社近くのカフェで一杯コーヒーを飲むくらいの余裕を持っていいと思います。
あとは、早く行きすぎるのもNGです。まだ入館証を配布されていないことの方が多いと思うので、早く着きすぎても中に入れないことがあります。指定されている時間の5分〜10分前くらいを目処で行くようにしましょう。
【2】転職初日って何するの?
ここまでは、転職初日の前までにどんな準備をするか、についてお話ししました。ここからは、転職初日ってそもそも何をするの?という話です。
これは、正直会社によってまちまちです。初日は1日かけてがっつり研修っていう会社もあれば、午前中に簡単なオリエンテーションだけおこなって、午後からはいきなりOJTが始まるっていう会社もあります。
転職初日にやることとして多いのは
・入社書類の提出と確認
・PCや入館証を含めた備品の配布
・PCのセットアップ
・人事制度などの説明
・社長や役員からの挨拶
・業務や業界知識に関連した研修
などです。
まあ、ベンチャーなどではここまで丁寧にやらないこともあるので、これらがなかったからといって特段不安になる必要はないです。
大事なのは、もし仮に先ほどあげたような場がなかったとしても、不明な点は自分から情報を取りにいくってことです。会社だって完璧じゃありません。何もかも完璧に揃っていると思う方が間違いです。待つのではなく、自分からアクションを起こすようにしましょう。
あとは、転職初日に皆さんが気になるポイントとしては
「お昼ご飯をどうするか問題」
でしょうか。
これは、今のご時世、あまり大人数で外食行きづらかったり、そもそもリモートで働いている人が多かったりするかとは思うのですが、可能な範囲で社員の誰かを誘ってみましょう。もちろん、同じ日の入社同期の人と行って親睦を深めるというのでもいいかと思います。一人で過ごす、というのは、まだ心理的安全性が低い新しい職場での初日の過ごし方としてはおすすめしません。勇気を出して、誰かしらを誘ってみるようにしましょう。
他に、転職初日に皆さんが気になるのは
「何時に帰ったらいいか問題」
ですよね。
入社初日に残業するってことは少ないです。周りがまだ働いていたりすると気になるかもしれませんが、その日の研修やオリエンテーションなどが終わったら、挨拶してさくっと帰りましょう。初日からいきなり頑張りすぎる必要はありません。
ちなみに、僕は前職に入社した時は、人事として入社したんですけど、まさかの入社初日の夜の会社説明会兼選考会で「じゃ、森さんも面接官やっちゃおっか」って、ジャニーさんばりに言われて、面接に駆り出されたという思い出があります。今にして思うと、なかなかハードでしたね。
【3】入社初日から飛ばしすぎない
はい、ということで、本日は「転職初日に気をつけることと事前準備」についてお伝えしました。さくっとまとめると、
転職初日へ向けて準備することは
①入社関連書類の準備
②事前課題の実施や周辺知識の予習
③自己紹介3パターンの準備
④転職初日の時間や場所、持ち物の確認
の4つでした。
この段階で、不安なことや分からないことがあれば、遠慮せずに人事や配属先の方に確認するようにしましょう。
そして、転職初日に何をするかは会社によって様々ですが、
「待ち」の姿勢ではなく「自分から情報を取りにいく」というスタンスを大事にしましょう。会社は完璧に整備されているとは限りません。前職と比べて、整っていない部分に気づくことも多いと思います。ですが、それを不満や不安に思うのではなく、むしろ今後改善していける「伸びしろ」だという風に捉えて、必要なことは自分から率先して動いていくようにしましょう。
入社初日は、緊張するものだと思いますが、最初から飛ばしてしまうとあとで息切れをおこしちゃいます。会社によっては、出勤人数の制限があったりして、なかば放置されているように思ってしまう場面もあるかもしれません。ですが、深く考えすぎる必要はないです。あなたは、間違いなく新しい職場での仲間なんです。まずは、仕事を早く覚えて、知り合いを増やして、新しい職場に慣れることを目標にしましょう。
頑張ってください!
今後も、このnote(名もなき転職マガジン)では、転職やキャリアにまつわる話を発信していきたいと思います。ぜひnoteやマガジンをフォローください。尚、今回の内容は以下の動画でも見ることができますので、よろしければぜひ高評価とチャンネル登録お願いしますm(_ _)m
▼今回のnoteの内容について話した動画
それでは、みなさん、良い1日を。
もなき