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令和時代、子供にどんな映像コンテンツを観せるべきなのか…

下のツイートを見かけて着想を得たので今日はこども向けコンテンツについて書こうと思います。

私がこども時代の頃は今よりこども向けコンテンツ(テレビ番組)がたくさんあったと思います。「ヒカルの碁」「テニスの王子様」「「ベイブレード」「金色のガッシュ」「ワンピース」などなど。「学校へ行こう」とかも子供向け番組だったでしょうか??

ここ数年は確かに小学校3〜4年が観れるような明るいアニメが本当にないように感じます。数年前、「鬼滅の刃」が大流行した時に、子供も炭治郎や禰󠄀豆子のまねをしているときいて驚きました。鬼滅の刃をちゃんと観たことがないのですが、復讐譚を子供に見せていいのか、殺傷を含むシーンは子供に相応しくないのでは??と個人的には思っています。

たまたまYouTubeでハッチポッチステーションのグッチ裕三の歌のコーナーがいくつか上がっていて思わず見入ってしまいました。子供だった当時はハッチポッチステーションはあんまり可愛くないパペット人形と「よくわからないおじさん」が踊っている変な番組だと思っていました。子供の頃はそこまで好きではなかったのですが、大人になってから見ると「beat it」や「ボヘミアンラプソディ」などの洋楽の名曲パロディの宝庫であることに気づき、感動しました。

グッチ裕三が考えているおふざけソングなのかわかりませんが、大人が見ても笑える、クオリティが高いコンテンツだったなと思います。今の時代、ここまで子供のためにふざけてくれる大人がいないのです。視聴者が子供であっても手を抜かない、本気のエンタメを提供してくれていたグッチ裕三ってすごい人だったんだなと思います。

いつからか、地上波のテレビから子供むけ番組がどんどん消えてしまって、大人向け(オタク)のアニメが子供用の代用品になるようになりました。子供に相応しい内容か精査されることもなく、グッズや映画など、アニメ作品に派生して売れるものが増えるならそれでOKといった風潮を感じます。鬼滅の刃といったアニメや漫画は大人が楽しむ分には問題はないと思いますが、子供にああいう作品を見せていいのか、誰も考えないまま、画面にやってきてしまっているのが少子化の日本を映し出しているように感じます。

幸い、幼児期は子ども番組が充実しているので今はさほど悩んでいませんが、「乱暴に相手をやっつけるシーンがないか」「乱暴な言葉遣いがないか」「ストーリー展開」に注意してコンテンツを選ぶようにしています。
女の子むけコンテンツでもプリキュアのショーに大人のおじさんたちがたくさん集まってきて、女の子の親たちが困惑する…といった話を職場で見聞きしました。女の子むけのコンテンツでメジャーなアニメであっても、成人男性が集まってきてしまうようなコンテンツであれば私は子供に見せない選択をすると思います。

少子化で子どもの数が少なくなって、おもちゃなどの関連グッズが売れなくなる時代。コンテンツやグッズ売れさえすれば、子どもの心はどうでもいいと考える大人が少しでも減ることを祈りつつ、私は子どもの心を守れるのか、膨大なコンテンツ量をどう制限したらいいのか日々悩んでいます。

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