煩悶

夜の散歩

たわいない話で笑い合った

風の冷たさも

足の重さも

忘れるくらい楽しかった

さよならなんてしたくなかった

分かってた

同じ気持ちじゃないって事

気づいてた

くれた言葉は特別じゃないって事

会えば嬉しくて

ただ話せるだけで幸せだった

別れる時は淋しくて

バスを一本見過ごした

独りになると苦しくなるのは

一緒にいた時の反動じゃない

特別になれない惨めさのせい

ありがとう

ばいばい

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