受験シーズン到来

受験シーズン到来、ということで今朝、中学受験に向かう子たちの姿をお見かけしました。
隣にはお父さんかお母さんがいて、大丈夫よ！とか声をかけてたりして。
ああ私もこうだったんだろうなあと思いました。

私も中学受験をした子です。
なんで受験を決めたかと言うと、単純に兄が中学受験をしていたから。
今思えばなんて安易な…と思う理由。
そんな理由で私は塾に行かせてもらい、受験勉強をいたしました。
今思えばなんて無謀な…と思う。
ほんとうに。
受験勉強をする意味も全然理解していない状態で、受験勉強を続けて、本命校を決め、その日を迎えたような気がします。
あの時の自分にとって受験は人生の一大イベントだったはずなのに、今となってはほとんど記憶にございません。
ここを本命校にすると決めた理由も記憶にございません。
午後に面接を受けたかなあ…とかそんなことすらも記憶にございません。
(母と父、ごめんな。)
時が経つというのは怖いですね。
でも、今朝、受験に向かう我が子を不安そうに見つめるお母さん・お父さんの姿を見て、ああきっと私が受験に向かう姿を私の母と父もこうやって見守ってくれていたんだろうなあと、思いを馳せました。
(朝からちょっとセンチメンタルな気分になりました。)

私の母と父が中学受験をさせてくれて、見守ってくれて、本命校にまさかの繰り上げ合格で入れて、そこで色んな友達とであって、卒業して大学にも入って、社会人になって、今がある。
中学受験が私の社会人に向けての人生のスタートラインだったのかもしれない…なーんてことを思いながら今私はこの文章を書いています。
まぁ要は何が言いたいかといいますと。
中学受験するみんな、がんばれ！！！ってことです。

中学受験をする小6の子達！あとちょっと！
あとちょっとだから！ふぁいとだ！！！
風邪には気をつけるんだぞ！！

中学受験をするお子様をもつお母さん、お父さん等も！あと少しです。
あと少し、ご自身の娘さん・息子さんと一緒に走り抜いてください。
あなたの子供たちはきっと大丈夫です。
あなたの子供たちにとって必ず、必ず最善の道が開かれます。
どんな結果になったとしても、まずは、お子様の今までの努力を労って、それからおいしいものを一緒に食べてくださいね。
応援しております。

余談

この文章を書いていたら本命校に激励にきてくれた塾の先生のことを思い出しました。
先生にがんばれ！って言われて握手してもらったことを思い出しました。
握手をしてもらった私を見ていた父親は
あ、緊張した
と思ったらしく、ここはだめだなと思ったと受験が終わった後に言われたことを思い出しました。
その学校は見事に落ちました。
父親ってすごいな子供のことちゃんと見てるんだなと
当時の私が思ったことも一緒に思い出しました。

(でも結果的にその中学に繰り上がり合格したんだけどね！運が良かった！)