覚えているのがたった1分でも笑っていたい
今日嬉しい言葉を聞けた
母:わっはは あんたが笑うからまた私笑うやろ!
私笑えてるのね、お母さんにとっては面白い存在でいれているのね\(^o^)/
認知症の母は
今を生きている。
昨日のことは覚えてないし明日のことはわからない
今見てるテレビだってCMに入れば忘れちゃう
ご飯食べたの忘れてまたたべちゃう
だから母の覚えている今だけは
笑って過ごしたい
何より彼女の笑顔はめちゃくちゃ可愛いから
純粋に見たいのです
認知症だって誰だって
楽しい空間を嫌いない人なんていないはず
そんなこんなで私は如何に母親を
笑かすかをモットーに暮らすようになった
普段の私では人前で絶対にしないことも
母親が笑ってくれるならなんだって
ノッているのを見逃さないように
のりの良い音楽がなると手拍子は忘れないし
大声で替え歌だって歌っちゃう
変顔だって変なダンスだって
変な掛け声だって
とりあえず母の笑顔が見たいのだ
母と私が踊りまくっている目の前で
無表情の父親がテレビを見ているという
シュールな絵面だろうとも
覚えているたった1分でも
楽しく生きれたらいいなあ
あのときこうしてればという
後悔はしたくないなぁ
私はいつも次やればいいやと生きているタイプだった
ちょっとめんどくさいなあ、またいつでもできる
そんな私に今を生きると教えてくれている母
ありがたい
だからひたすら話しかける
話しかけすぎてママさん、元気ですかー?
と聞くと
「はいはい、もうええわ」と流されることもある(笑)