イヤダイヤダそんな時は
私「トイレ行こか?」
母「行った。」
心の声:ううん、行ってない
夜寝る歯磨き前に
「歯外してくれる?」(入れ歯をしています)
「ない」
心の声:あるけど
「お風呂はいろか」
「入った」
心:お風呂お湯もはいってない、もう一週間、入ってない
嫌だということはなるべくさせないようにしている
無理矢理は絶対にしない
これは認知症の本などにも沢山書かれていて、本当にそうだと思う
けれど、トイレや、歯磨きや、お風呂や、薬飲んだり
体に関わることはやってもらいたい
基本的にありがたいことに私が言ったことは
よく聞いてやってくれる。
父親の言うことは一言も聞かないけど
けれどやっぱり嫌はある。
日によっても、体調によっても違う
そんな時は私の腕の見せどころ
対応のちょっとの違いでイヤイヤ大パーティーにもなるし
すんなりやってくれたりもする
介護を辛いものにしない
母親にとっても
私にとっても
それは私のモットーだ
何が辛いか?
私も、ママさんも怒っていることだ。
じゃあ怒らないようにすればいい
だから私がやっていることは
正しいか正しくないかはわからないけれど
ただ二人が疲れないように
だからいやだと言ったら
「トイレ行こか?」
「行った」
「Ok,OK行ったよね」
30秒くらいおいて
私がトイレに入って出てくるふりをして
「ママさーんごめんごめんトイレ空いたよー
どうぞー」
「はーい!」とトイレに入ってくれる
この作戦は90%で成功する
歯外してくれる?
歯に関しては2回に1回ははずしてくれるけど
半分は
「ない」
そんな時は
一回リセット、テレビを見て
「寝る準備していきましょー!」
「はいよ!」っとご機嫌なのを確認して
そっと歯ブラシを渡し、
さり気なくいつものルーティンでしょ感覚で
「歯ーちょうだい」
ここで焦るな!私。
焦ると焦りが伝わりいやになる
さり気なく 成功!
特にお風呂がだいきっらい
ちょっとでも無理やりすると大爆発
以前は時間をずらして何度もいうと10回に1回
入る!と入ってくれたけど
だんだんそれも難しくなり
それは私も疲れてく
最近は裏技を見つけた
朝リハビリパンツを変えるとき
脱いだタイミングで
ちょっと気持ちわるかったな
ごめんなぁ、ごめんやで、ありがとうね
ちょっと洗おうかというと
お風呂に来てくれる
(ママさんは私のごめんやでぇに弱い)
そしてシャワーだけど
ボディーソープでちゃんと洗わせてくれる
それも毎日
人間気分がある
嫌なこともある
私だってお風呂今入りたくないときも
今トイレないときも、行きたくないこともある
そりゃそうだ
こんな話をすると
凄いねと言われることがありますが
私にとったらこっちのほうが楽なのです
もっと進んだらこういうこともできなくなるかもしれない
それでもできるうちは
イヤイヤ合戦になるよりも
どんな方法だって
ちょっとの工夫でお互いがつかれないように
楽しもう