【DIY】憧れの出窓ソファーができた
インテリア好きならどこかで見たことがある「アレ」を日本の普通の賃貸住宅に作ってみた話です。
私はバカ広い賃貸に住む一般女性です。
たまたま引っ越したその部屋にバカ広い出窓がついていました。
奥行は60cmくらい。幅は180cmほど。
大きな水槽なんかも置ける、しっかりとした出窓です。
最初はそこのスペースに座ってみるところから始めました。雨の日に、こじんまりとしたスペースにラムネを持ち込んで体育座りで雨音を楽しむのはオツなものです。
そこでおや、と気づく訳です。ここって「アレ」にできる……?
https://images.app.goo.gl/4FaPRtPf8Jr8Kzjd6
「出窓にベッドがあって、日差しを浴びて寝っ転がるやつに憧れる~~~~~~~」と常々思っていたのですが、その夢がかないそうです。
検索により、私が想定している「アレ」が「アルコーヴ」と呼ばれる建築の要素であることがわかりました。画像検索ありがたい。洞穴のようなところにベッドやソファを設置してあるもののことです。
貴族のお屋敷なんかには壁の一部をえぐれさせてアルコーヴを作ってあったりもするのですが、ここは日本、賃貸、私は庶民。
このデカい出窓をアルコーヴに改造することにしました。改造といっても、用途を出窓からソファに変えるだけです。
ただ、名前が分かることで、「アルコーヴをつくるぞ」というわくわく感が増しますね。
マットレスを置くだけで
唐突にその日はやってきました。
「エアウィーヴの中身、要る?」
とある筋より、まだ綺麗な高級折りたたみ敷きマット「エアウィーヴ」(の中身)を貰うのです。
出窓に3枚のエアウィーヴを重ねて寝心地最高の空間に。マットはざっくりしたラグで包んでソファのような感じにします。このラグは、社ビーホワイトやクラシカルな雑貨・家具が揃うインテリアのお店「マリオネット」さんにて、訳アリ特価で譲ってもらいました。
出窓のカーテンは、出窓自身より丈の長いものを設置しました。というのも、窓の外の景色ははごちゃごちゃとした住宅街の景色と電線。あまり見えてほしくないのす。丈の長いカーテンを曲げて、裾を出窓部分に折り込むことで外を隠します。
テントのようなプライベート空間が出来上がったわけです。天蓋みたいで非常に可愛いですね。(ヘッダー画像参照)
「マリオネット」にて見つけた刺繍の貴族的クッションを置いて、完成です。
そんな訳で、特に私が何を作ったというわけでもないですが、配置だけで出窓がベッドになりました。
マットレスは高級寝具エアウィーヴなので寝心地最高です。
カーテンを踏んでレールを破壊してしまわないようにだけ気を付けながら、ここでぼんやりと朝焼けを眺めるなどしています。
10代の時にホームステイした古い家で、カーテンを引いたらそのまま(腐食していた)レールが落下し、ホストマザーに厳しい目で見られた(と思っている)トラウマがあるのでそこは気を付けます。
このアルコーヴが出来上がった時期は、仕事が早朝から始まっていたのですが、更に余裕をもって起きて、自前のアルコーヴでゆっくりして整えていました。
皆が寝静まっている中、ティーライトをグラスに灯して水を飲んでchillです。
終わりです。
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